先日の、青山季可さんの記事を探すので大事に取ってあるのをだーっと読み返した「オリーブ」。


文字通り私の10代の時のバイブルでした。





今でも10代の女の子のバイブルってなんかあるんだろうな。好きなモデルさんのインスタとかですかね。YouTubeとかTikTokとかなのかもしれないけど。


たまたま青山季可さんの記事はすぐ見つかったんですが、せっかく引っ張り出したオリーブを久しぶりに読み返してみよっと、とパラパラ福太郎🐈に邪魔されながら読んだら面白いの何の。


私なんか13歳からオリーブが休刊してしまう20代までずーっと読んでたものなので、もはや青春そのもの過ぎて、あ、このページのこのワンピースに憧れたんだよ!とか、このコスメ使ってた!とか、この記事読んでこの映画観た、この本読んだ、この街に憧れた...とか。


当時の日記読むよりずっと鮮明に当時のことが思い出されてなんかもう。


それにしても今読んでもセンス良くて芯が通ってるというか、気骨があるというか、渋いというか。オリーブのセンスって本当に世間に媚びず独特、秀逸でしたね。


多分「セブンティーン」とか「non-no」とか読んでた人から見たら不思議ちゃん、みたいに思われてたのかもしれないけど、全然今でも、大人が読んでも面白いよオリーブって。雑貨から洋服からコラムから映画、インテリア、哲学まで、当時も今も、そしてこれからも通じる優れたもの、いわゆるザ・クラシックたり得るものをたくさん教えてもらいました(もちろん中にはぶっ飛び過ぎててこれはどうなの?っていうものもありましたけどニコニコ)。


あの薄さも好きだったし、匂いも好きだった。とにかく1ページ1ページに魔法がかかっているかのように素敵で、脳内に刷り込まれるまで読んだものでした。


あの後何度も復刊したんですが、残念ながらあの魔法は戻ってきませんでした。


いやしかし、私同世代なんですが一時オリーブのミューズだった観月ありささん、本当に神秘的で美しかったな。吉川ひなのさんとかも。出てきた時妖精さんみたいでした。憧れたなぁ。オリーブで見る彼女たちが好きでした。今も大活躍の女優さん市川実日子ちゃんもオリーブでデビューでした。




観月ありささん、村上春樹さん特集で小説「ダンス・ダンス・ダンス」の登場人物、美少女ユキのイメージモデルとして登場。神秘的すぎ、スタイル良すぎ、クールすぎ!!ニコニコキューン








表紙もシンプルで本当にセンスよくてカッコいいお願い


私が死んだ時にはポアントとレオタードと一緒に棺に入れてもらおうと思います泣き笑い