世界のプリマ、森下洋子さんのあまりにも有名な名言、「バレエは1日休めば自分に分かり、2日休めばパートナーに分かり、3日休めば観客に分かる」。
小さい頃、「バレリーナの情熱」という森下洋子さんの本を憧れて何度も読みました。
凄い言葉ですよね。
そしておそらく、森下洋子さんは今日に至るまで本当に1日もバレエを休んだ事ないんだろうなぁ
この本を読んでもよく分かるけど、昔はバレエって本当に今以上にやるのが大変で、先生も厳しく、親元を若い頃から離れて自立して、やりくりしつつ生活して、衣装も作ってと、努力して世界で大活躍して、本当に素晴らしい方だなぁと思います。
森下洋子さん。カステラの広告可愛いらしいですね
今のダンサー達は、怪我とかして一回休んだりとかは普通にありますよね。それに今のダンサー達は森下洋子さんほどはストイックではないのかな。もちろん今のダンサーだってストイックだと思うんですけど、森下洋子さんの時代のストイックさってなんかもう度合いが違う気がするんですよね...(何故かポルーニンさんを思い浮かべてしまう)。
ただただバレエだけやるより、他にも活動するダンサーが増えてきてる感じがします。
多分、今は昔よりも効率的なレッスン方法や回復方法もあるから、そういうのもあるのかな?と思うんですけど。
で、森下洋子さんのバレエと私のバレエはまぁ全くの別物と考えても良いと思いますので、比べるのもあまりにおこがましすぎてなんですが、思いつきで始めたおうちバレエ、意外と1日も休まずほぼ1ヶ月へっぽこながら続いてて、続けてみた感想ですけど、なんというか、辛くはなく、だんだんやらないと気持ち悪い感覚になってきました
まずやらないよりは絶対痩せるし、レッスン行ってもいつもはもっと出来てないことが案外スルッと出来る瞬間があったりで、良いことしかない。この際出来るところまでやってみようかなぁと思ってます。今日は疲れたーって時はちょっと短めとかにしちゃうけどね
以前は次のレッスンまで間が空いちゃうと、家でストレッチとかは毎日やっててもやっぱり少し掴んだはずのバレエの感覚は戻っちゃう感じがあって。
筋トレなんかは休む日も作ったほうが良いらしいけど、バーレッスンについてはゆっくりした動きだし、そんなに体の負担にならないのではないかな。
レッスンがない日にやるおうちバレエはストレッチとバーレッスンと、本当に短い時間のポアント脚慣らしだけです。あと腹筋、足首、足指強化くらい。
小一時間で出来るし、なんか終わるとスッキリ
やるに越したことないんじゃないかなー、と思うので、1日休んで自分に分かる程になるかは分かりませんが、これからもちょっと続けてみようと思います