​人を頼れない弱さ

刺青入ってるんでしょ?】と質問をして何とか誤魔化そうとしながらも結局観念して話し始めた彼。


昔…ほんま高校生とか高校卒業してすぐとか…それぐらい昔の話やけど、ちょっとまぁヤンチャしたりしててんけど…なんかある時期にめっちゃ虚しいと言うか…なんか寂しく感じると言うか…孤独みたいなんを強く感じる時期があって…。それで何か自分がここにいるって証みたいなんを残したくて初めは右のここ(腕の上の方)にワンポイントで入れてん。でもそれだけじゃ満たされなくて次は左腕の全部に入れる様なデザイン選んで入れ始めたんやけど…途中で"俺何してるんやろ"って思ってアホらしくなってもて。だから今縁取りみたいな状態のままそこからもう入れてなくて未完成やねん。入れた事めっちゃ後悔してるしもう左腕が完成する事はないんやけどな😓やっぱ刺青とか無理やんな⁇


と、拾われたのにまた捨てられる間際の犬の様な雰囲気で私に聞いてくる彼。


刺青自体に偏見はない。


ないんだけど…


入れた理由がイマイチ掴めない。


孤独を感じて刺青を入れたくなるモノなのだろうか。


私は入れた事ないから分からないし、海外の人が入れる理由とは異なり過ぎて理解が追いつかない。


色々と想像を巡らせて考えてみた。


もちろん今の日本じゃまだまだ公共の場で刺青を人前で出す事はタブーなので、もしこのまま結婚して子供出来た時にプールや温泉は行けないだろう…とか。


夏でも長袖だからご近所さん達から噂されるんだろう…とか。


まぁそれは日本にいる限りどこに居てもそうだろうし、逆に言うとそれは日本だけでオーストラリアとか他の国に行けば別に海もプールも気にしなくて良いし街中も半袖で歩けるし。


要するに…きっと私がひっかかってるのは刺青自体ではないという事。


多分…入れた理由が理解出来なかったから。


あと【後悔してる】と言ってるなら消したら良いのに。と疑問にも思ったし…


人として…色々心の弱さを感じたからひっかかってるんだろうと思いました。


その感じた弱さは【いつか何かあった時にこの人は周りに居る大事な人やモノを捨ててふと目の前から勝手に消えてしまったり死んじゃうんじゃないか】と容易に想像させてしまう弱さ。


もうかれこれ10年近く前の話ですけどマッチングアプリで出会った男の人と付き合った事があったんです。


でも付き合い始めてすぐに彼は失踪しました。


警察から電話がかかってきて【彼の行き先を知りませんか?】と。


普段からそんなにマメにお互い連絡を取らないタイプだったので失踪してる事など知らず。


警察からの電話でその時に始めて失踪を知る私の気持ち考えてみて下さいw


まぁ結局彼は2週間ぐらいで戻ってきたんですけど。(もちろん別れましたが)


そんな事も昔にあったので


自分が辛い時に周りに何も打ち明けられず、誰にも頼らずに一人で勝手に悩んで、自分自身で自分を追い詰めて家族や恋人や色んな後先を考えずに自分よがりな方法で解決しようとする人は絶対無理!


と、トラウマじみたモノが心に宿りました。


あと、あまり詳しくは知らないけど私の親戚のお姉さんの旦那さんが2人目の子供が産まれてすぐぐらいに鬱で自殺しちゃったみたいで。


そういう話とかを聞いてるのもあって【他人を頼れない】弱い人は私は無理だなとバリアを張ってしまっています。


人間生きてると辛い事も悲しい事も悔しい事も色んな負の感情に襲われる時が必ずあります。


だって生きてるんだもん。


逆に生きてるから笑えるし、楽しいと思える感情も愛おしいと思える瞬間も、美味しいとか美しいとか推しが尊いとか…色んなHappyな感情も感じられる。


生きてなきゃそんな気持ちにもなれないよ?


それにずっとHappyだけの人生じゃそれがHappyだと言う事に気付けない、それこそ不幸で可哀想な人間だし。


ずっと不幸ばっかりが続く訳は絶対にないし。


もし不幸ばっかりが続いてると思うならそれは当人の受け取り方の問題だと思う。


考え方、捉え方一つで180度違った世界が見える事もきっとある。


今この瞬間を生きてるだけで幸せじゃん。


屋根があって壁があって雨風凌げて爆撃とかの命の危険に怯えながら生きなくても良いって言うだけで恵まれてるじゃん⁇


そんな風に私は思って生きてます。


あれ、何の話だったか…飲みながら🍺書くと話がずれちゃいますねw


とりあえず…刺青の彼の【自分の弱さを人に打ち明けられない弱さ】が私には受け入れられなくて彼とはフェードアウトしていきました…


もっと人を頼れる強い人だったら私は好きになれてたんだろうな…と思います。


途中大きくコースアウトしてしまってすみませんでした🙇🏻‍♀️💦笑


飲兵衛の戯言だと思って許してやってください🤣


では今回も最後までご精読頂きありがとうございました😊✨