追突したのに過失10%!?DR様のおかげです | 中古車が得意な福井の車屋のブログ

追突したのに過失10%!?DR様のおかげです

天気の良い平日にお客様から電話があり

電話を取るなり
「社長、、追突してしまいました・・・」
かなり落ち込んだ口調で事故報告があり
ました
それというのも
最近、中古車を購入したばかりなうえに
最近事故が続いて、保険等級が低い為に
どうしても
”保険を使いたくない”という事情がある
のです。
 
追突の場合は、ほとんどが
追突した側の過失が100%
となる事がほとんどです。
 
今回の事故の状況は、本人の話では
・T字型の交差点の手前を直進中
・前の車が右による
・右折すると思い、左から追い抜こうとする
・前の車は右折でなく左の駐車場に入る
・前の車の左後方に追突
という内容で
 
後ろのお客様からすると
前の車に進路を阻まれた
 
前の車の運転手には、
店舗の駐車場に入るのに入口が狭いので
車線内で一旦右に寄って、左の駐車場の
入り口に入ろうとしたら追突されたという主張でした
 
今までの事故の過失割合からいうと
残念ながら後ろの車がもっと車間を開けて
走行すれば防げたとなり後方の当社の
お客様が過失割合100%となります
 
ご本人も、いろいろふに落ちない事をある
けれど、追突したら勝ち目はないという
感じでした
 
保険は他店代理店でご加入でしたので
示談のお手伝いは、加入の代理店さんが
行っていたのですが、ある日お客様より
電話があり
「社長、私の過失が1割になりました」
と電話がありました
 
さすがにそれは無いと思い
「ご自身の過失が9割で
相手が1割過失ではないですか?」
と聴くとお客様も不安になり、
もういちど確認すると言われ再度電話が
あったのですが、やはり
「私の過失は1割です」というのです
 
なぜ、追突して自分の過失が1割?
 
今までそんな話は聞いた事がありません
詳しく伺うと
この事故で、当店のお客様も何故自分が
追突してしまったのか、わからないでいた
そうです
 
最近事故が続いたので、自分への戒めも
あり車に装着していた、ドライブレコーダを
見てみる事にしたそうです
 
実際に動画を確認すると、
前の車は少しではなく車線をはみ出るほど
右に膨らんでから左折しており、しかも
ウインカーを出していなかた!のです
 
確かに駐車場の入り口が狭いのですが
それほど右に膨らむ必要は感じれらません
動画でみると、どうみても右折するように
見えます。
 
さらにウインカー出さずにこのような運転を
されては、車間があっても後ろの車は、
対応できなような運転でした
 
”急激な前の車の動き”と
”追突してしまった”
というショックでお客様は事故の時の詳細な
記憶が飛んでしまっていたのです
 
前の車の運転手はウインカーは出していた
と言っておりましたが、示談交渉をしていた
損保さんがその動画をみせると過失を認め
ました。
 
相手はわざと追突されようとそのような事を
したのでしょうか?
示談した損保さんの話を聞くとそうでもない
ようです。
通院して治療費や慰謝料を請求する訳でも
なく、車の修理もとくべつ無理を言う訳でも
ない。
 
故意ではないですが、普段から左入る時に
右に膨らんではいる運転をして、ウインカー
を忘れる事が多い運転手だったと思われます
 
事故は一瞬です
しかも身体的にも心理的にも衝撃的です。
その時の記憶を鮮明に正確に覚えている
というのは意外に難しい事です。
 
なにより、例え正確に記憶していたとしても
追突した運転手が、いくら
”ウインカーが出ていなかったと”主張しても
相手も認めるか、それを証明できなければ
過失割合は、過去の裁判事例にもとづき
追突した方が圧倒的に過失は大きくなります
 
たとえ、助手席に乗っていた人が証言しても
それほど大きな証拠として採用されない時
もあります
 
必要なのは、相手が一瞬にして
”参りました”という
必殺一撃が必要なのです
 
(古いか・・・あせる
 
誰が見ても分かる確たる証拠
となるドライブレコーダの動画なのです
そうDR(ドライブレコーダ)さまさまなのです
 
この事故で、相手の損害は20万円でした
こちらの損害も25万円
ドライブレコーダがなければ今回保険をどう
しても使いたくないという事情から
相手と自分の損額45万円を実費で支払う
事となるとこでした
 
しかし、ドライブレコーダを装着していた事で
相手の損害の10% ¥20,000
自分の損害の10% ¥25,000
合計で45,000円となり
10分の1の出費となり
405,000円を支払わずに済んだ
という結果になりました。
 
最近、ドライブレコーダの装着が進んで
事故の過失割合示談が考えられないほど
変わってきています
 
事故の時は、お互い自分の主張をします
主張が異なる事は珍しい事ではないのです
だから事故の示談はもめるでのす
 
スポーツなら審判が見ていてジャッジして
くれますが、事故に審判はいません
最近、審判がいるスポーツでさえもめるので
動画判定が採用されています
 
相手にドライブレコーダが装着されていても
間違いなく相手は、自分の不利になる動画は
提示しません
 
自分の無実を証明できるのは自分で
自分のドライブレコーダなのです
 
余談ですが、今回の事故の動画提出の際に
相手損保は、当社のお客様が装着していた
ドライブレコーダが無メーカの中国産ドライブ
レコーダだった為に、ウインカーの点灯が
写っていないと主張してきました
 
事故動画で同じ構造の他の車のウインカー
が写っておりましたので、却下されました
お客様は、今回の事故でドライブレコーダの
重要性を再確認され当社で国産の物に交換
されました
 
ドライブレコーダは、装着しなければと
タイミングがなく装着していない方が多く
事故相手に今回のように徹底的な証拠を
つきつけられても自分はなにも対抗できず
そこで後悔する事も多いようです
 
このブログがそのきっかけになればと思います
 
当店でも各種ドライブレコーダ様をご用意して
おりますのでお問い合わせください
 
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福井市下莇生田町3-106-1
アスワオート(株) 荒川