ドイツ vs スペインの決勝

結果はスペインが1-0で勝利。
1点差の試合でしたが、内容はスペインの圧勝であり完勝でした。


試合を見た印象としては、ドイツは総じて動きが鈍かったように感じた。特に中盤では、ボールを受ける前・受けた後の周りの選手の動き出しや、ポジショニング、あるいはパスの精度が良くなかった。ゆえに凡ミスを繰り返し、一向にペースがつかめなかった。ピッチを5分割した場合の、相手ゴール前の5分の2のエリアではマイボールが活かせなかった。
その影響なのか、ドイツは終盤になってパワープレイを仕掛けなくてはならない状況になっても、前線にボールを供給する事自体ままならなかった。運動量が多い・少ないではなくて、ドイツ側からの試合展開が総じて遅かったように思えた。逆にスペインは、これら全てにおいてドイツを上回っていた。


試合の動きとしては、ドイツは前半開始~10分頃までと、後半開始~15分頃までは試合は作れていたが、それ以外は守勢にまわっていた。スペインの決定的チャンスは、実際の得点シーン以外に、前半22分、後半21分、後半35分等々にあった。いずれのシーンも、点が入っていても何らおかしくなかった。
内容から見る限り、スペインは勝つべくして勝ったと言える試合だった。ある意味1-0のスコアは、ドイツにとっては幸運だったのかもしれない。


今大会のスペインには、パスサッカーの新たな次元・可能性を予感させるものがあるように思えました。10年W杯は両チームとも地区予選を勝ち進んで、本大会に出場してくるものと思われます。その時には両チームとも、さらに良いチームに進化している事を期待しています。