HALCALI(ハルカリ)の作品をご紹介します。
どの作品からご紹介するか若干迷いましたが、
最新アルバム「サイボーグ俺達」からご紹介していく事にします。

この作品は、オリジナルアルバムとしては3枚目、
全12曲からなる「遊び心」あふれる作品となっております。



私事になりますが、今でもヒップホップという音楽ジャンルは、あまり聴かないジャンルです。ですから、ヒップホップと言えば「斜に構えて世の中をバッサリ切る」というイメージしかありませんでした。


HALCALI も例外ではありません。世の中と向かい合っています。
ですが、その向き合い方が少し異なります。

斜に構えずに真正面から向き合っています。


余談になりますが、本作の一つ前の作品「音楽ノススメ」で HALCALI の二人が作詞に関わった際に、宇多丸(RHYMESTER)さんが二人にこう言ったそうです。
「作品になるかどうかは別として、絶対に歌詞は書き続けた方が良い。最初に書いた詩が、この内容なら絶対モノになる。」と。
ちなみに、宇多丸さんは本作にも関わっています。


本題に戻ります。
本作収録曲の一部は、HALCALI の二人も作詞に関わっています。
言葉は多すぎると嘘っぽくなり、少なすぎると伝わらないものなのかもしれません。しかし、等身大の気持ちで真正面から書かれた詩には、その心配は無用のようです。


音の加工も、ヴォコーダー等が効果的に使用されています。
本作は、ラジカセ等のスピーカーで聴くのも良いのですが、ヘッドホンで聴いてみると小さなサプライズが織り込まれた作りになっております。


心地良い適度な脱力感とともに、迷いながらも前に進む積極性。
その先にあるのは、可能性なのかもしれません。
その可能性は、HALCALI の二人の可能性でもあり、聴き手のものでもあるように思えます。





サイボーグ俺達/HALCALI
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