自園自作 およしの庭

自園自作 およしの庭

【およしの庭】は、自園生産の庭木・草花がいっぱい。

庭いじりをしながら、「小さな庭の四季」をご紹介します!

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この花をご存じですか?


自園自作 およしの庭


自園自作 およしの庭


ヒトツバタゴ (ナンジャモンジャ)といいます…モクセイ科で、落葉高木、開花時期はまさに今の5月です。

自生もしてます。 明治神宮にもこの大木があったが、名前がわからず ナンジャモンジャと呼ばれていた。

天然記念物でしたが、昭和6年に残念でしたが、枯死しました。

枝先に線形の花弁の白い花を、豪華に咲かせ、とっても見事なんですよチョキ


お家の庭に、何を植えたらいいか、迷ってる方…”我が家のシンボルツリー” としては、いかがでしょうか。


サイズも取り揃えてございますので、どうぞ、なんなりと、お問い合わせください。


葉に白い粉がついています。何でしょう?

5月を過ぎて、若葉が綺麗な新緑の時季から、梅雨時になるとよく、問い合わせを頂きます。

葉の表面に小麦粉をまぶした様な白い粉状または、カビ状なものが見られる場合、

一番、疑わしいのは「うどんこ病」です。

ポツポツ…粉をまぶした様な状態が、拡散し、やがては葉全体に粉状の菌が広がります

病斑は葉裏にも広がったり、裏側には、わずかに褐色を帯びたりします。

経過していくと次第に、所々、白く粉状のカビがはがれ落ちます。

(そこに黒カビが寄生する場合があります。)

更に経過すると、カビがはがれ落ちた病斑には黒い変色部分が残ります。

菌の種類によっては、褐色から、紫褐色~黒褐色に菌そうが広がるパターンもあります。

葉は、枯死せず、表面にはびこった病原菌は、表層細胞から養分を吸収して生活し、

褐色・黒色の小粒物を形成し、冬季は新芽や枝などに潜伏して、翌春の若葉を待ちます。

そして、来年の梅雨時には、これが第一次発生源になります。

夏の高温時には、活動が鈍化しますが、秋に再び盛んになる傾向があります。

この病気で樹が枯死するには至りませんが、葉が変色し、丸まるなどして

鑑賞性は著しく、美観を損ねます。

また、健康な葉が育たないために樹勢が衰えていく事になります。


要望するには、風通し、日当たりを良くすることです

相手は「カビ」ですから、モアモア、ジメジメ…カビが好む条件を揃えない事です。


薬剤で予防する場合は、2-3月頃に「石灰硫黄合剤(60-80倍)」を散布します。

これは、カイガラムシなどにも有効です。


発病後、連年発病している場合は、

トリフミン水和剤(2000-3000倍液)、モレスタン水和剤(3000倍液)、

バイレトン水和剤(500-1000倍液)等を2回/月位の割合で散布します。

これらの薬剤を交互に使用するなどして、単一薬剤の連用はさけましょう。


他の病気を併発している場合は、「トップジンM(1000-2000倍)」を利用されると良いかもしれません。


市販薬剤といえど、取扱には充分、ご注意下さい。

使用上の注意・説明を守り、ご使用下さい。


治療には、時間と根気が必要です。早期発見、早期治療が大切なポイントです。


「常緑樹なのに落葉しています!大丈夫ですか?」

毎年、問い合わせを頂く相談の一つです。

常緑樹は、落葉しないと思われている方が多いようですが…

それは違います。常緑樹もちゃんと「落葉」します。


全ての葉を一気に落とす「落葉樹」とちがって、

不要になった葉をハラリハラリと落葉させるのが「常緑樹」です。


毎年、春になると花が咲いたり若葉が出てきます。

それを毎年ため込んでいたら、どうなるでしょう?

枝葉が茂りに茂って、大変な事になってしまいます!

だから、人の髪と同じ様に、不要な部分が新しいものと

抜け替わる事で一定量の葉を保つのです。


これは、常緑樹の「ソヨゴ」です。

6月現在、春先に出た若葉がしっかり育ちました。


その幹周辺をご覧下さい。(下写真)

ほら、古く固くなって役目を終えた葉が落葉しているのが

お解り頂けますか? 

これは、病気でも、害虫でも、突然変異でもないのです。

ごくごく、自然な事であり、季節に季節の事が出来ているというのは、健康な樹である証でもあります。

ご心配はいりません。




このほか、常緑樹が落葉をさせる場合は、「自分が苦しい時」です。

これは、寒さが厳しい冬、移植直後に見られる現象です。


葉は、水分を欲しがります。だから、抱えていれば、その分だけ樹も頑張ります。

葉を抱えたまま常緑樹は越冬しますが、寒さが厳しい冬は自分が生き残るために、

負担になる葉を落葉させて越冬する場合があります。


移植直後も同じです。

移植のために根を切られ、適応するまでの間、自分が苦しくなると葉を落葉させて

生き延びようと頑張るのです。


本来、落葉させない樹が、時期はずれに落葉させるので、見た目も痛々しく見えることが多いのですが

生き延びようとするために自らが頑張っている状況です。こうした場合は、どうか見守ってやって下さい。

また、こうした状況下で自分で落葉させられるのは、それだけ、生命力があると言う事でもあります。


問題なのは、その力さえないほど苦しい場合です。

葉を落とす力もなく、しおれたり、丸まった

葉をぶら下げたままになっている常緑樹は危険です。

その場合は、余分な枝葉を剪定したり、葉を7割程度、むしり取り、負担を軽くしてあげて下さい。


いずれも春が来たり、根が落ち着けば、本来の元気を取り戻すと同時に若葉をまた出し、

元の姿に戻るはずです。