何気ないプレゼントって、
例えば一緒にご飯を食べた友人に思いがけず御馳走になるとか
お土産の「ちょっとした」お菓子をいただくとか。
色々あると思うけど
一緒に本屋さんに行った相手に、
「好きな文庫本を一冊買ってあげるよ」って言われた時は
テンション上がるわ
なんだか分からないけど、すっごく嬉しい
で、その時に買ってもらったのが
有川 浩 『レインツリーの国』 (新潮文庫)
またまた有川浩さん。
好きですね、ハイ。
この人の描く暖かくて甘酸っぱいラブストリーが好き。
買う前にちらちらっと内容を見てみたら
ネイティブスピーカーの関西人男子が登場していたから
即この本に決めました
自分は関西人のくせにあまり関西弁をしゃべらないのに
関西人が「ええ感じ」で出てくるお話は
なぜだかそれだけで素点が高い傾向にある私。
まぁ、有川浩さんの本なら、それだけでもう素点が高いんですけどね。
この本もまた、20代半ば~後半の男女の恋愛。
純恋愛かな。
その歳の男女にしてはプラトニックな青春菌満載のラブストーリーです。
そういう誰かを好きになるときの素直な気持ち、いいなぁ。
主人公は、聴覚にハンデをもっている女性と、父親を亡くした男性。
私は女性側の視点、考え方に、共感できるところが多かった。
噛み合わない主張、
想い合っているはずなのに余計に空回りすれ違う思い。
独りよがりの気持ちって、どんな状況の誰であっても抱えているんだ。
でも、このお話の中の『彼』みたいな彼氏が欲しい(笑)。
読み終えた後「いいなぁ~」って、ボソッと本音が口から飛び出して
びっくりしながら笑って閉じた本です
本の最後の「解説」に、これまた私の好きな作家さんである
山本 弘さんが書かれていたことも
本文を読み終えて初めて気づいて 嬉しいびっくりポイントでした。
山本弘さんの書かれた作品も好きです。
(また改めてオススメ書きます
)
誰かを好きになるハジメの頃って
こんな風に思っていたんだっけ~、って過去への回想旅の切符をくれたり
「恋したい」って思わせてくれる一冊ですよ。