いよいよ葛山城攻めです! 【駿河国・葛山城 vol.2】 | ひとり灯(ともしび)のもとに文をひろげて

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こんにちは。こんばんはニコ

今回は城レポ。葛山城(かづらやま-じょう)の第2弾になります音譜

 

前回は城の立地とか歴史をサラッとお話しましたので、今回からは実際に攻めたときの写真でお話ししていこうと思います音譜

 

 

 

 

こちらは仙年寺(せんねん-じ)というお寺です。葛山城のある愛宕山のふもとにあり、お城へはこのお寺の裏手から登っていくことになります。

 

他に大手口といわれる上り口がありますが、こちらの仙年寺前には駐車場があり、トイレなどもあるので、やはりこちらからの方をお勧めします。

(お寺からは最初上りがきついですが、大手口は尾根道をだらだら上っていく感じになるのでどっちもどっちです♪)。

 

 

山門をくぐると本堂があり、この本堂の向かって左奥へと進んでいきます。

 

 

本堂の脇にこのような可憐な白さを放っているツツジが。

やっぱいいですね~、この時期の城めぐりは結構きれいな花々に出会えますニコニコ

 

 

お寺の裏手へ回って少し上った所で、振り返ってみた写真です。

写真中央、本堂の屋根のすぐ左、木が茂っているところがありますが、あそこが葛山氏が平時に居住した葛山館(かずらやま-やかた)のあった場所です。

(ちょっとわかりにくいかな?)

 

そして、この写真の傍らには・・・。

 

 

こちらが葛山氏の墓所になります。

城へ登城する前にお参りさせていただきました。

 

「今から御城へ攻め入りさせていただきます!」

 

さ、ということで早速城へ登ってみたいと思います。

 

 

ぶいーんと伸びた階段。

 

ここを上ります。やや急ではありますが、登っていくと城が徐々に立ちはだかってきますので、攻めてる感覚がわかるような気がします音譜

(もちろん、当時は階段なんてありませんけどねべーっだ!

 

 

だんだん城に近づいてきました。

ふと、横に視線を向けると・・・

 

 

ちょっとわかりづらいですが、暗くなっている部分はやや窪んでいます。

その窪みは堀切(ほりきり)の跡で、東二重堀切のうちの1本、1号堀が仙年寺側へ下ってきているものです。

 

そして、登ってきた道を振り返ると・・・

 

 

こーんな感じ。もう結構高いところにいます。

 

 

 

さ、ようやく上りきりました。

正面にあるのは、東二重堀切のもう1本である2号堀

右は1号堀、左は堀底道となっていて、二の郭へ向かう道となります。

 

ちょっとわかりづらいと思いますので、わたくしめの鳥瞰図で、この地点が城のどの部分にあるか赤●で囲って、向いている方向を上矢印矢印で示しておきますね。

 

 

って、ここで安心してはいけません。

実はこの地点、攻め入った時かなり危険な場所なんです。

 

というのも、左手前方に切岸(きりぎし:斜面を削って人工的に崖にしたものが見えていますが、あの上からこの地点は丸見えで、ここに居ようものなら城方は、矢や石をほとんど頭上から降り注いでくることでしょう。

(また二の郭の紹介の時に、切岸の上から撮った写真をお見せしますね)

 

 

と、いうことで今回はここまで。

次回はいよいよ堀底道を通っていこうと思いますニコニコ

 

なんだよ~、城の入り口で終わりかよ~むかっ

って気もしなくもないので、最初だけお見せしておきますね。

 

 

もうこの地面の起伏、たまりませんよね~ラブ

本当にここまでよく遺構が残ってくれて、またきれいに整備してくれておられる方々ありがとうございますという感じです音譜

 

この季節だけに新緑がきれいで、見ていてとても落ち着きます。

PCの壁紙にしておこうかな。

 

それでは、最後までお読みいただきありがとうございましたニコニコ

 

 

右矢印いったい何本の竪堀があるのでしょうか? 【駿河国・葛山城 vol.3】

 

 


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