最近釣行せず、自作道具ばかり改修 ・作成し書いている私です。
で、前回までエアーポンプ制作について記載しましたので、ここはプロテインスキーマも書かないとダメだろうと思いました。
で、プロテインスキーマを自作すると ある程度までは出来るのですが、きちんと働いて活かしバケツ等の汚れを除去して アジが元気で入れるかというと、大変難しいです。
まず、理由を書きたいと思います。
WEBで検索すると色々出てきます。 原理は説明できますが、数式では説明出来ません。
原理的には、マイクロバブルを作成してプロテインスキーマの容器内の海水に投入して 海水内のプロテインすなわち タンパク質をマイクロバブルに吸着させて バブルごと除去してしまおう! という原理です。
必要な部品として、マイクロバブルを出す ”ウッドストーン” ・ ”エアーポンプ” ・チューブ ・ 容器 以上です。 少ないでしょ? そうなんです、少ないんです。 なので精度が必要なのです。
他の方式としてポンプ2個、インジェクタなどを使い、水流の中に高圧力の空気を極小のノズルで噴出してもマイクロバブルは発生できるのですが、屋外で使うには器具が多すぎますので、ウットストーン方式とします。
難しい理由①
マイクロバブルを作り出すウッドストーンの制作には、材料の木材に垂直に穴を掘る必要が有り、まっすくドリルを入れるために旋盤等の工具が必要です。
私も何度も手動で削ってみましたが、少しでも斜めになると 泡が均一に出ない・泡が大きい など不具合が出ました。 しかも一度海水に漬けた後乾燥すると割れます。
私も数種類の木材を削り出し、サイズを変えて掘ってみましたが苦労しました。 非常に難しいです。
難しい理由②
ウッドストーンを使用するためには、毎分1.5~3リットル出せるエアーポンプが必要です。
これは買えば大丈夫でした。 間違いです。 結構高価ですが探せば有ります。
理由は、ウッドストーンの材料である木材の水や養分を送る穴(導管)に空気を強引に通してマイクロバブルのサイズにする為、それなりの空気圧を出さないとストーンからエアが出ません。
難しい理由③
マイクロバブルが消滅する前にタイミングよく汚れを排出する事。
これは、端的に言うと圧力の話です。 マイクロバブルを作って容器の中に汚れと泡を集めるので、圧が発生します。 その圧で汚れを圧縮して排出します。
ようは、マイクロバブルを排出する量と、エアーポンプで発生させる量、あと、容器の面積の関係です。
個人なので実験用具的な圧力計は持っていないので、数値は出せません。 まぁ、私も作りましたし、量産もしました。 作れるんですが、実際の部品を見てもう少し○○などと助言や制作はできます。
以上の点がWEBをみて真似してもうまく動作しない理由になります。
これで終わると怒られそうなので、次回ヒント的な物を書こうと思います。
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