餌のアジの確保が難しく、フィッシュイーターの回遊が少なくなってきました。

”ネタ” で釣行報告が難しくなったこの頃、今のうちに調子が悪くなった道具の改修を行いたいと思います。

 

 

本日は 題して” 自作 エアーポンプ ”です。 しかも概要編です。 

 

初めから制作しようとされる方には、かんたんに解るように記載しようと思います。

 

後ほど出てきますが、ポンプユニットは色々な製品で形が違い、またゴム部品が有るので、個人で形成するのは困難を極めます。

 

そういった理由で既存の製品からの移植になると思いますので、ポンプユニットの紹介、それを収める密閉ケース・そして部品配置については記載しません。 おぃ!と思われるかもしれませんが、ご了承願います。 参考程度に見て頂ければと思います。

 

 

まず、概要です。 必要なスペックは最低毎分1.5~2リットルの吐出量で電池消費量が4~5回の釣行に耐えゆる燃費?となります。

 

とりあえず、回路図の公開です。 まぁ、たいした部品を使っていないので、極シンプルですが・・・・

 

 

入手しにくいのは。マブチモーターの280モータです。 廃番の噂があるらしく入手が困難になってきています。 ご入用の方は早めに入手をお勧めします。 私は2ダース確保済ですが・・・

 

 

 

 

次に、50Ωの可変抵抗(VR) と2極SW。 小さい電子部品は単価が安いので 都市部の電子部品店(無線屋さんなど)でないと なかなか売ってないです。

 

リード線ですが、AWGという規格が有り、電源は 単一電池を直列2個ですので、3Vの1000mA程かと思いますので、AWG 29~27辺りで良いかと思います。

 

次に、ケースや内部の構造物です。 ケースですが海水から内部の部品を守るために、しっかりした密閉タッパをお勧めします。 
 
内部からの液漏れを防ぐのが目的の密閉タッパですが、裏を返すと 外部から内部への侵入も防いでくれるので、内部のモータなどの 電子機器も海水から守ってくれます。

 

 

 

ケース内の配置やサイズですが、まず基幹部品のポンプ部分を入手してください。 そしてモータや電池ボックスの大きさを厚紙等で作って配置を考えて、入れるケースの大きさを決めた方が良いと思います。

 

その時に無理なパイプ回しをするとエアーの流れが悪くなるので、パイプ回しも考えて 収める密閉タッパのサイズを考量されたらと思います。

 

 

 

 

私の使用しているポンプ部分は中古品を格安で数年前に購入したものを使っています、そもそもノーブランドですので検索でも追えません。

存在しているかわからない物をお勧めできませんので、記載は控えます。

 

ちなみに密閉ケースは、”アスベル 保存容器 銀イオン 4Lock”を使っています。 結構落としたり散々使ったりしていますが、割れたり海水漏れ等は起こしていません。

 

 

 

 

固定用の板は100円ショップでカードスタンドやメニュー板など アクリル板を購入して加工して使ってます。

パイプなどは観賞用の水槽売り場で購入できます。 お好きな物で良いでしょう。

 

加工で必要な工具は、電動ドリル ・ Pカッター ・ 半田ごて ・ ハンダ あと、有ると楽なのは固定する為に使う万力などですね。 アクリル板の曲げが必要な場合は熱源が必要です。 

 

アクリル曲げヒーターで結構な価格です。 必ず曲げの必要な部位が有るので その部分は初めから曲がっている板を使って作成すると楽です。