2024年9月末から休業をしていた七ヶ浜うみの駅 七のやが「うみの駅 おさかなマート 七のや」と名称を変更し、七ヶ浜町出身の鈴木若子さん達が新たに設立した会社「ウミマチセブン」が運営を担い2026年5月2日にプレオープンを果たす。まだ一部営業していないが新鮮な海産物を頂ける飲食スペースはしっかり稼働している。
新しくなった七のやの食堂では新たに2種類のラーメンが提供されておりそのうちの一つ「浜海苔ラーメン」をオーダーする。メニューポップには贅運ばれた瞬間、広がる磯の香りと書かれているが贅運ばれたはお初にお目にかかる日本語…贅を尽くしたものが運ばれてきてその瞬間に磯の香りが広がる、という意味だろうか。ねぎ、わかめ、そして七ヶ浜特産のバラ海苔が丼一面に散らばっていて見た目がインパクトのある磯の風味が強いラーメン。貝だしが主軸で魚介系の旨味を感じるごくさっぱりとした醤油味のスープが海苔に合わさっている。これでだけでも十分海苔好きの方は満足のできる内容だがこのラーメンには更に海苔をブーストさせる秘密がある。
麺はむにむにっとした食感の黄色いストレート細麺。スープに浸ったバラ海苔を巻き上げ口腔内に運んできてくれる。
テーブルには焼き台と海苔が置かれていて自由に炙ってラーメンや海産物に合わせて頂いても良いという他では見かけない面白いサービスが有。人数によって缶に入っている海苔の枚数が違うようだが一人で入店したわたしの缶には6枚海苔が入ってた。七ヶ浜産の美味しい海苔を炙って海苔ラーメンに入れて頂く…パンフレットに書かれている通り乾海苔は食べる直前に炙ると劇的に美味しくなりますの言葉に偽り無し。海苔好きの人に是非試して頂きたい一杯。ちなみにラーメンを食している箸で海苔を焼くのはどうなのかと思い、もう一本割りばしを頂戴してそれを焼き専用にして頂いたがその辺の事をどこかに書いてあるとありがたい。全お食事メニュー焼き海苔が楽しめるので海鮮丼を炙った海苔巻きにして頂いたり、定食の味噌汁に焼き海苔を入れたり、各々が自由に焼き海苔を堪能できるのがとても楽しい。
卓上に調味料は無いが受け取りカウンターの所に海鮮丼・寿司用の醤油、定食用のソースとドレッシングが置かれている。香辛料の類は見かけなかった。お水・商品の受け取り・下げ膳はセルフで行う。下げ膳の時は卓上に置かれている海苔の缶も持って行く事。
券売機の横では小鉢とドリンクが売られていた。
メニュー表。リニューアル前の七のやと同じく海鮮丼や寿司、魚の定食がメインでラーメンはおまけ程度に思えるかもしれないが焼き台で炙る海苔と磯海苔ラーメンの相性が抜群な為、ラーメンの選択肢も大いに有。尚、わたし以外の全員が海鮮丼やお寿司を注文していて皆美味しそうに料理を頬張っていた。ミニ丼がメニューにあればラーメンと一緒に注文するのだが…
・リニューアル前の七のやの記事はこちら
七ヶ浜の海苔と言えばその品質から皇室へ献上される歴史ある逸品で、その海苔に特化した飲食スペースの作戦は非常に斬新なアイディアに感じた。
現在プレオープン期間中の為、看板にある鮮魚販売や浜焼きコーナー等は営業しておらず7月1日からスタートするそう。地場の野菜や精肉、ちょっとしたお土産等は販売されていたが海のすぐ近くにある建物なのに現状魚介がほとんど売っていないのは少々寂しい。ちなみに休業の話を少しお伺いしたが元々この建物は多賀城・七ヶ浜商工会が建設し管理していて販売や食事処の業務は委託だった→その業務を委託していた業者が次の委託業者が決まる前に辞めてしまった→その後業務を行う会社を探すも見つからず、地元出身の鈴木さんが会社を立ち上げて運営を担う形で再オープン、みたいな感じだそう。なんやかんやありましたが今回の食事処の焼き海苔のアイディア、地魚で作られる丼等、素敵に光る部分があるので頑張ってほしいですね。
店舗外観。駐車場は敷地内に60台以上駐車可能。
うみの駅 おさかなマート 七のや
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