さて、いよいよ本来のネタである鉄道に着手していく。
まずは、このブログのタイトルでもあり、メインで取り扱う
おいこっとについてだ。
1.そもおいこっとってなぁに?
「おいこっと」とは、長野県の長野駅と新潟県の越後中里駅を結ぶ
飯山線。その飯山線の長野駅~途中駅の十日町駅を走る
観光快速列車のことだ。
・上画がおいこっとの経路。途中には北信濃の大都市飯山や野沢温泉がある。
列車の名前であるおいこっとは車内では以下のように説明されている。
「おいこっととは、東京の英語表記。TOKYOを逆さまから読んだもの。
つまり大都会東京とは反対のゆったり、のんびりした空間という意味を込めた
この列車の名前です」
要はTOKYO→OYKOT→おいこっととなる。
・これがおいこっとのマーク。キャラクターは地元で愛用されていたすげぼうしをかぶっている
2どんな列車なの?
列車の名前の由来とおり長野の大都市長野市から古き良き風景の
残る北信濃を千曲川に沿って走り新潟県の小京都十日町までを結ぶ。
したがって、窓には雄大な田園風景や風光明媚な千曲川を望む。
・右手には千曲・信濃川を見ることができる。(替佐~蓮)
・飯山から野沢温泉にかけては雄大な田園風景が広がる(信濃平~戸狩野沢温泉)
車内ではいろいろなおもてなしがなされる。
野沢菜漬けを頂ける他その時期によってさまざまなおもてなしがある。
・おいこっとに乗ると頂ける野沢菜漬けと車内販売のメニュー
11月に乗った時は野沢温泉の麻釜(おがま)で茹でた茹でたまごを
頂いたことも
3車内はどうなってるの?
観光列車といえば特殊な座席のある列車もあるがおいこっとは
変更はほとんどない。
おいこっと車内。元の座席とはあまり変わっておらずモケットの変更と
一部座席の撤去だけである。
座席番号1~9までの奇数席A、Bは4人掛けのクロスシート。
Aが写真奥、手前がB席である。
千曲川は基本こちらの席から見えるので1~2人で利用の場合は
こちらがおすすめ。
座席番号2~10までの偶数席ABCDは4人掛けのクロスシート。
左奥がA、左手前がB、右手前がC、右奥がDである。
座席番号11~16のA、Bはロングシートとなる。
11、13、15が千曲川側、12、14、16が山側になる。
こちらは座席に簡易テーブルがついている。
4各駅の所要時間は?
各駅の到着時間は以下の通りである。
十日町行 長野行き
長野 9:15発 18:07着
↓ ↑
替佐 9:39着 17:38発
9:40発 17:37着
↓ ↑
飯山 9:54着 17:23発
10:10発 17:03着
↓ ↑
北飯山 10:12着 17:00発
10:13発 16:59着
↓ ↑
戸狩野沢温泉 10:23着 16:51発
10:24発 16:49着
↓ ↑
森宮野原 10:59着 16:08発
11:14発 16:07着
↓ ↑
津南 11:26着 15:55発
11:27発 15:54着
↓ ↑
十日町 11:50着 15:30発
5きっぷはなにが必要?
おいこっとは快速列車なので指定券+乗車券で乗ることができる。
ただし長野~豊野はJR東日本でなくしなの鉄道という別の鉄道会社
の為、青春18きっぷなどのJRのみ有効の切符はその区間は別途で
必要となる。(車内で清算することはできる。)
そのほか詳しいことはJR東日本長野支社のホームページを。
次回は実際に乗車した時の乗車記を。