カバー曲が運転中のBGMな私.。

May J.は万人向けに上手なので、私のMay J.率は高い。でも、できるだけオリジナルと違うアレンジじゃないと面白くないから、May J.のカヴァーアルバム1枚でもお気に入りは1〜2曲にとどまる。

そんなMay J.がミュージカルに出ると新聞広告に!。爆発的ヒットした故ホイットニー・ヒューストン(ケビン・コスナー)のボディガード。生歌聴けて、観たことある映画のミュージカル版も体験とオトク感満載にて、さっそく行ってまいりました。

舞台の限界で、映画ではヤマ場のライブでの暴徒シーンやラストのアカデミー賞シーンが地味ながら、ほぼ映画に忠実。安心して歌を楽しめました。

May J.って、意味不明にバッシングされた時期もあって、好みがわかれるのかな。私には大スター役のタカビーな演技は皮肉にも彼女が合っていた気がする(新妻さんはタカビーになりきれないのでは?)

色々と突っこみどころ満載なのは無視して、なぜかどうでもよいシーンでウルウルしたのは、やはり、ナマ歌の感動なのか、我ながら不思議な感じ。

30年前の映画が元ネタだから、オジサンオバサン=当時20〜30歳代の昔の若者たちが観客だったので、ワタシも安心。May J.のファンばかりだったら恥ずかしくていられない(笑)。

May J.も35歳になり、貫禄を感じたのは音楽や動画配信ではリアルにわからなかったと思う。

May J.のファンではないし、オリジナルが売れなくてもバッシングもしないし、ただ、彼女の本格的な復活と成長物語を目にして、少し爽やかな気分。目をうるませていたオジサンオバサンたちも、30年前にタイムスリップできて良かったですね。

自分の中では壮絶?人生を走り去った故ホイットニー・ヒューストンに捧げるステキな作品になったと素直に喜びたい。