民営化前後の「明」と「暗」 (その2) | Laughter is the best medicine

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先ほどは中国地方の「暗」をご紹介しましたが、似たようなエリアは東北地方にも存在します。

 

東北自動車道の津軽SAと花輪SA。

ご存知の方も多いと思いますが、津軽SAは本州最北端の有人休憩所。

上のガイドマップ(2005年1月版)では、津軽SAが一般的なサービスエリアと同等の規模で、

花輪SAがパーキングエリアと同様の規模となっていました。

 

 

こちらも現在では津軽SAの上下線、花輪SAの下り線からガソリンスタンドが消え、

津軽SAに至っては下り線からレストランが消えただけでなく、食堂・売店の営業時間が日中のみ。

上り線はコンビニ化されてしまいました。

 

一時期はコンビニ化されるエリアが大幅に増えたことで、個性がなくなるなぁ・・・と嘆いていたんですが、

ある意味で規模や営業時間を大幅に縮小するくらいなら、コンビニ化して24時間営業にした方が安心・安全なエリアとして

は大きな意味があるのかな、と考えを改めるように。

コンビニ化されることで、銀行ATMが設置されたり、電子マネーでの支払いも可能になるなど、一概なサービス悪化とは言えず。

少しばかり地域の名産品も買えるので、利便性継続のためには意味がありそうです。

 

しかしガソリンスタンドに関しては、

特に下り線は岩手山SAを過ぎると終点の青森IC(or青森道・青森東IC)まで140km~150㎞ほどスタンドが存在しないため、

繁忙期は岩手山SAのGSが大混雑になるようです。

SAでの季節限定営業や営業復活が困難なのであれば、ETC車限定の施策としてある「ガソリン補充のための途中下車」を拡充する必要があると思います。