なぜ、パンやワッフルは時間が経つと固くなるのでしょうか?
(おやつマルシェのワッフルは、パンとほとんど同じ製法で作られています。)
いわゆるブリオッシュ生地と呼ばれる小麦、牛乳、バター、たまごを主体として、これに酵母を加えて発酵させ、膨らませた生地を焼き上げる、というものです。
生地を焼いた直後のパンやワッフルの中で起きていることは・・・
●小麦生地の中に含まれるでんぷんは水分を多く含んでいて、パンやワッフルにたまらないみずみずしさややわらかさ、もっちり感をもたらしている。(これをでんぷんの糊化またはアルファー化とよびます。)
●小麦粉を練ったときにうまれるグルテンというタンパク質(ちょうど風船の役割をはたします。この風船を膨らませるのが酵母の役割。それを焼くことでグルテンはかたまって柱になりパンの骨格を形成します。)の決め細やかなネットワークがきれいに形作られていますので、パンやワッフルにふっくら感をもたらしている。
なので、焼きたてがとってもおいしいのです。
しかし、これが時間が経つにつれて・・・・
●パンやワッフルの中から水分が蒸発して、パサパサした感じになる。
●糊化したでんぷんが、ふたたび固まりになることで固くなる。(米が固くなるのも同じことです)
●グルテンの柱がくずれ、ぼろぼろになる。
これをパンの老化と呼びます。
ワッフル生地には、老化を遅らせるバターや砂糖が使用されているので通常の真っ白なパンよりは老化は遅くはなりますが、それでも老化を防ぐことはできません。
それを防ぐ方法として、多くの製パン企業では、添加物が使われる場合があります。
【乳化剤】
グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル
ちなみに、乳化剤といっても牛乳とは何のかかわりもありません。
水と油は通常混ざりませんよね?
あいつらは水と油だ、なんて言ったりするほど、相容れない関係をさすほどです。
でも、これを仲良しにさせる人がいるんですね。
これが乳化剤、またの名を界面活性剤といいます。
なぜ乳化剤というかというと、この物質を入れて水と油が混ざると、まるで乳のように白くなることから呼ばれているだけです。
(化粧品をお使いの女性にはなじみが深いかもしれませんね)
パンの老化を遅らせる添加物の二つ目は、化学的に加工されたでんぷん、いわゆる加工でんぷんです。
パンの老化防止に使われるのは、ヒドロキシプロピルデンプン と呼ばれるものです。(食パンの原材料を見ると加工でんぷんと書いてあるのが主にこれです)
加工でんぷんについての詳細
お客さんのニーズは、「長い時間、ふっくら、ふんわり、みずみずしく、おいしい」なので、それに応えるためには、これらを使うというのもひとつの方法かもしれません。
私には、これら、乳化剤、加工でんぷんについて、体にいいのか、悪いのか、何の影響もないのか、正直なところわかりません。。
でも、できれば使いたくないかな。。
ですので、おやつマルシェのワッフルは、老化します!つまり、ちょっと固くなります!(断言)
そのかわり、老化してしまったワッフルを若返らせる呪文をお教えします!
その呪文とは・・・・
「オーブントースターで2分50秒焼いてから、15秒待機!」
まずは、トースターで焼いてください。
良いオーブントースターなら、2分でいいかもしれません。
そのあたりの微調整は、おうちの機械と相談しながらベストの時間を探してみてください。
2分15秒かもしれませんし、2分34秒かもしれません。
とにかく、ワッフルにかるーく焼き色が増す程度で大丈夫です。
それを取り出し、15秒待機します。
この待機することによって、表面のパリパリ感が醸成されます。
これが冷めたワッフルを若返らせて食べるベストの状態!
これが、ベスト・タイミング・トゥ・イート・デリシャス・ワッフル!
いや、もしかしたら、焼きたてよりもしかしたらウマいんじゃないかと錯覚するほどの出来!
いや、そうだ、きっとそうに違いない。
次からは、冷め切ってから食べることにしよう!
そう決心せざるを得ないかもしれないほど!
です。
ぜひ、おためしくださいませ。
今日はパンやワッフルが固くなるというお話ですが、文章も固くてすみませんでした。
(*v.v)。
なんだろう・・・・文章にするとすごくつまらない冗談に見えるのは・・・・w