これは、私の経験上のものであるが、全自動卓は字牌がかたまるケースが多々ある。
構造上のしくみなのか?
たとえばポンした牌は、最後に排出口に放り込まれる。
ドラムは回転しながら、端っこの牌から順番に牌山を作っていく。
牌山は、右から作っていくため、最後に放り込んだポンした形の牌は、
牌山の奥(左側)にかたまるであろうという理屈である。
七対子など単騎待ちで聴牌しているところに、初牌をツモった場合、そのまま初牌に待ちを変えると
すぐに、他家(特に対面)がツモ切りするケースを何度も経験している。
いわゆるチャンスタイムである。
字牌の扱い方は人それぞれであるが、どの打ち手も基本的に翻牌はしぼる傾向があり
手牌が整って、ポンされても十分戦える形になってから放出される。
山田さん、アベちゃん、ヒラリー夫人は、捨て牌2段目で放出することが多い。
(土井さんのように、誰かが捨てるまでずっと捨てない人もいるが・・・)
逆に序盤で、放出してくる場合は、かなり決着が早い局面となる。
また、下がり目のとき、自分が対子の翻牌は最後の牌山の奥(左側)の10枚くらいのとこるに寝ていることが多い。
放銃しまくりで迎えた南2局の親4,600点 ドラ
10順目の私の手牌
は、3順目に重なったが、放出されない。
つまり、上記、「下がり目の翻牌対子パティーン!」である。
聴牌しても終盤の初牌であるため、誰も放銃しない。
私の捨て牌は、索子が高くを8順目に捨てているのみ
ぱっと見、索子の一色や一通のにおいがする。
したがって、流局狙いである。
面前で聴牌したらヤミ聴に構え、テンパイ臭をかもしだし
終盤の初牌でオリてもらう作戦である。
同順、下家の「シュン×2」が対面からをポン。
このポンで、上家にが流れた。
ポンして、の後付けで聴牌を取り、
索子一色のブラフ(や金の幻影)をかまそうと思ったが
ヘタな動きで、他家に聴牌を入れてしまっては、一巻の終わり。
しかも「オッチャン」と「シュン×2」という想像力が欠如した2人では、ブラフなど意味がない。
私はスルーした。
14順目対面のアベちゃんがリーチ。金はここだ。
アベちゃんの一発目のツモは、私が待ち焦がれていたである。
当然ポンして、切り。
流局に一縷の望みをかけたが、次順アベチャンのツモあがり。
金入りの跳満で、私のトビ終了であった。
力強くをポンしても、結果は同じだろうと思った。