そして今回は、巣立ちまでのお話です。
6月4日 に3羽、卵から赤ムケ状態で孵ったヒナでしたが
6月6日 には、5羽全部、卵から孵りました。
1この卵の殻、半分だけを下に落っことしたから、「ついに産まれた」のブログで
私も卵の殻を見る事ができましたが、
ヒナの卵の殻も、フンも、基本的には母ツバメ父ツバメがくわえて外に捨てに行き
できるだけ巣をきれいに保とうとしてるみたい。
私は毎日3時に起きて、ダーリンのお弁当作りと朝食の支度。
それが済んで、空が白み始めた頃に窓を開けます。 まだ寝てますね(^^:)
「早う、起きてごはん取りに行ってきぃさ」と、声をかけると、2羽でエサ取りに出かけ
自分で食べてきたエサを、吐き戻してヒナに与えている様子。
この頃のヒナは、まだ目が見えていないと、音や振動の分別区別ができていないようで
私が鍋を落としても、こうして大きな口をあけて、
とにかく、「生きる」に繋がることなら何でも受け入れるという感じ。
もちろん、親鳥の羽ばたきの音に一番反応します。
羽ばたき音 → 巣への振動 → 口を開ける → エサを口に入れてもらえる
→生きるに繋がる。
父ツバメ、母ツバメ、交互ではなく、二羽一度に出かけてエサを飲み込んで吐き戻して
子ツバメ達に与えるために、5分に3回位のペースで戻ってきます。
小ツバメは、かわいいチヨチヨと小さな声で鳴くので
「こんぐらいの声やったら、全然うるさァないから
ず~っと居ってもええなぁ」byダーリン
(たしかに今は可愛いけど、じきにうるさいっていうくらいにエサをねだるようなるで(^艸^))
メスは、暗くなると毎日帰ってきていますが、
この日くらいからオスは夜帰ってきません。 日中エサは運んでいます。
「外に女ができたか?!( ゚ ▽ ゚ ;)」byダーリン
( ┐(´~`;)┌ 人間じゃああるまいし、ただ、最初からオスは家の中が嫌やったみたいやし
ヒナには安全だけど、大人の鳥には窮屈なんやと思うで)
親鳥も、ひっきりなしに飛んでエサを運んでいたせいか、疲れて眠いんでしょうね(^艸^)
爆睡してて、お出かけが遅くなって、5時過ぎに出かけていきました。
まだ区別が上手くついていない子ツバメは、飛び立った時の振動でも口を開ける。
目が見えていないから、とりあえず、何かあるごとに頭をもたげて口を開き
シャーシャーと「シャーシャーゼミ」のような声を上げる、だんだん声も大きくなってきた。
6月2日に最初の子が卵から孵って、早11日。
この頃から、羽アリとか、小さいハエみたいなのとかハチみたいなのとか
形のままの餌を与えるようになってきたけど、 σ(^_^;)
ヒナがまだ、すぐに口を閉じないので、口から這い出てきた虫が逃げて
家の中を、死にかけの虫がワラワラと歩く~~~(;´Д`)ノ
落ちた虫を、箸で挟んでヒナの口に入れると、食べるので
箸で虫を拾っている自分に、、、「私何やってんだか・・・・」っと思う。
「まるで外に居るみたいやなσ(^_^;)
家の中に居ながら屋外生活気分や」byダーリン
(あんたが居てない時、日中はもっとすごいよ(^^:)
口からこぼしてるほうが多いんやないかって思うわ)
梅雨の時期ですからね、 雨風の方向によっては、家が水浸しになる。
だから、ウッドデッキに繋がる掃き出し窓の下半分は、分厚い分ニール袋を張って
下を脚立の足で押さえて雨の入り込みをガード
目が開きました。 首もだいぶしっかりと、ゆらゆらしなくなりました。
でも、何が良いもので何が怖いものか分かっていないので、
特に好奇心が有るわけではないですが、怖がることを知りません。
親鳥が餌を持ってくると、「チュイッ」と鳴いて、
エサを持って来たことを伝えると口を開けます。
親鳥が来て「チュイッ」っと鳴くまでは、
こうしてお風呂の縁にかけられた、濡れたタオル状態で寝ています。
パヤパヤ産毛の下に、黒黒とした羽根毛が生え始めました。
親と、私達人間の区別がつくようになりました。
もう、お箸で落ちた虫を拾ってあげても、親鳥以外からはエサは受け付けません。
(だったら落とすな~(。`Д´。)ノ こぼさず食べろ~。)
ツバメの成長に合わせて、食べる虫が大きくなってきているので、
カナブンの小さいのとか、銀蝿とか、食べこぼすと、こっちが被害。
半死で、ズルズル動くからぁ~ (;´Д`)ノ
ヒナのクレクレ行動と鳴き方が強くなっているので
餌を与える親ツバメのほうが、押されてる感じ(^^:)
カラスなどが近くを飛んだり、猫が通ったりすると、「ツピーッ!ツピーッ!」と、
甲高い鳴き方をして、仲間同士で危険を共有します。
その声を聞くと、ヒナも巣に伏せます。
ヒナの動きが鳥らしくなってきました。 餌をもらうと、ハムハムと口を動かして
のどを動かし飲み込みます。
ツバメは、飛んでいる虫、羽のある虫しか食べないので、親鳥以外餌の確保は困難。
親鳥も、他の鳥や、猫に襲われて命を落とすケースも有るので
この時点で親が居なくなったら、子ツバメたちはアウト。
毎日ちゃんと無事で帰ってきて、一生懸命に餌を運んでねと、願うばかり。
ちなみに、可愛そうな子ツバメを見つけても、野鳥なので保護はできません。
たまたまうちは、リビングに巣を作られてしまったので、自分達が生活に困らないように
巣に位置の誘導や、補強、取りこぼしたエサを拾って片付けるはしましたが、
もし、親燕が居なくなっても、手出しはできません。
幸い、元気でエサを運んでくれます
が・・・・(^^:) エサが大きくなってきて、トンボや、蛾が中心 だから
飲み込むまで口からはみ出して・・・・エサがホラー・・・。
でも、たまに下に落としたのを(半死の状態だから)巣のそばに置いてあげても
ヒナは自分では食べません。 動くのをじっと見ているだけ。
親燕が飛んできて、『あらま、出ちゃったのね?』とばかりに
再度トンボをクチバシにくわえ、ヒナの口に押し込む。
夜になってきて、親鳥が帰ってきてから、私がこうして近くで写真を撮っても
この状態。 親鳥もカメラに慣れていて知らん顔。
「コイツラは、悪させぇへんって
ツバメが思ってるんやろな」byダーリン
(いや(^^:) 毎日毎日めんどくさい奴らって思われてると思うよ)
⑰ 6月21日