libxml2 の python バインディングに関する情報が少ないので,勉強した内容をメモとして残す.
数ページにわたって,libxml2 と Pyhton バインディングに関してメモする予定.

インストール
libxml2-2.7.6.tar.gz を http://xmlsoft.org/sources/ からダウンロード

$tar zxvf libxml2-2.7.6.tar.gz
$cd libxml2-2.7.6
$./configure --with-python --prefix=/opt
$make
$sudo make install

これで python バインディングモジュールもインストールされる.
Mac OSX の場合 /Library/Python/2.5/site-packages にインストールされる.


私は Mac OSX Leopard 上で作業をしている.Leopard では,/usr/lib にあるものも libxml2.2 だが,マイナーバージョンで上記ライブラリよりも古いようで,新規にインストールする libxml2.2 で /urs/lib にあるものを上書きすると,/usr/lib/libxml2 に依存している他のものが動作しなくなるため危険である.

実際,私は一度 libxml2 を上書きをして boot できなくなった.あれこれ考えた末,safety mode で起動し,libxml2 を他の Leopard から持ってきたファイルで置き直したところ復活した.

Snow Leopard を確認してみたところ,Leopard とは異なり,/usr/lib/libxml2 のバージョンの詳細までファイル名になっている.
/usr/lib/libxml2.2.7.3.dylib@ -> libxml2.2.dylib
とあるので,上のインストール例のものではなく, 2-2.7.3 を用いるのが安全だろう.
それでも念のため,/opt (など,/usr/lib や /usr/local/lib ではない,どこか他のディレクトリ)にインストールするのがよいと思われる.




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