現在、ロシアとウクライナの激戦が繰り広げられているが、遡ること100年以上前
世界各国はかつてない戦争を始めた
それが第一次世界大戦である
イギリス軍とドイツ軍は双方ともに塹壕に身を潜めていた
その日は銃声も鳴らず、とても寒く静かな日だった
ふとイギリス軍が相手側のドイツ軍塹壕から光がもれているのを知る
それはドイツ兵の小さな手作りクリスマスツリーだった
やがて きよしこの夜がドイツ軍から聴こえてくると、イギリス兵もそれに合わせるかのように歌った
歌い終わると双方から拍手がおき
一人のドイツ兵が両手を上げて真ん中の中立領域に歩いてくる
銃を構えるイギリス兵
しかしイギリス側も両手を上げて一人歩いてくる者がいた
双方の兵士達は一人ずつ銃を置き、同じ場所へ歩きだす
そして…握手を交わした
イギリス兵はドイツ兵に紅茶をふるまい
ドイツ兵はイギリス兵にコーヒーをご馳走した
プレゼント交換もした
サッカーもした
戦争の真っ只中、奇跡とも呼べる兵士同士の休戦だった
誰だって戦争なんかしたくない
しかし 上官の警告により戦争は再開されてしまう
そしてこの戦いは4年も続くのだ
何か切なく、厳しく、戦争とはなんなのかを考えさせる出来事だ

