それでは早速、自己の統合に向けての具体的な方法について述べていきます。


これは自己啓発系でもよく言われていることで目新しさはありませんが、“ポジティブであれ”です。


私は過去に『ザ・シークレット』というDVDを見て“引き寄せの法則”を学び、それを実践していました。


その法則のひとつに『ポジティブな思考はポジティブな現実を引き寄せ、ネガディブな思考はネガディブな現実を創り出す』があります。


これは全てに当てはまる訳ではないので、厳密には“法則”とは呼べるものではないと考えていますが、概ねこの通りだと思います。


物事を始めるに当たり、ネガディブ思考だとあれこれできない理由を考えてしまい一歩踏み出すことにも多大いな労力を要します。


だからといって、ネガディブが“悪”で常にポジティブな状態でいることを奨励している訳ではありません。ただ、万が一ネガディブ感情に襲われたとしても、ずっとその感情のままでいてはいけないということです。


『他人は自分を映す鏡』という言葉があります。これも上記の『ポジティブな思考は〜』と言っていることと同じではありますが、ネガディブな態度で相手に接すると、どんなに仲のいい友人でもいい気はしないでしょうし、常にそんな態度で臨んでいれば、いつかその友人は愛想を尽かして離れていってしまうでしょう。




ネガディブな面についてばかり書きましたが、本題であるポジティブでいることの重要性について述べたいと思います。


常にポジティブな状態でいても不本意ながらネガディブな現実はやってきます。私はポジティブな現実を引き寄せたくてポジティブマインドを保っているのに、どうしてこんな出来事が起こるんだろう、という場面に出くわすことが稀にあります。


このような引き寄せ法則で説明がつかないシーンは『魂の学びシナリオ』が進行している時に起こります。ヒトは生まれてくる時に『今回の人生でどんな課題に取り組み、どのように成長したいのか』という計画書を携えています。


そんな計画書なんて知らないという方がほとんどでしょうが、それは人間が成長するに連れエゴの支配が強まり、そうなると忘れてしまうようにプログラムされているからです。


この話とポジティブでいることになんの関係があるのかと言いますと、ポジティブがデフォルトの状態であれば、突然起こるネガディブな出来事が“魂の学びシナリオ”なんだとすぐに気づけて、それに気づけさえすれば楽に対処できるということです。

 

ネガディブな状態がデフォルトだと、それが自らが引き寄せた出来事なのか、それとも魂の学びシナリオなのかの判別が難しくなり、それぞれ対処方法も違うため、結果的に何をしても上手くいかない人生を送る羽目になるでしょう。


とはいえ、不安や心配の種は尽きず、そんな簡単にポジティブになんてなれないよ、という方もいるでしょう。次回はそんな方のために“ポジティブ思考になるための具体的な方法”について書いていこうと思います。


ご清覧いただきありがとうございました🥰