愛娘は小学1年生。
この日は朝からあいにくの雨。
いつも学校まで一緒に行っているのですが、この日はもうすぐ2年生だからと途中までにしました。
距離的には丁度半分くらいの交差点まで。
信号が青になったところでお別れ。
わたくしは当然、愛娘が見えなくなるまで見送ろうと思っていたので、ずっと愛娘を目で追っていました。
すると、愛娘が何回もこちらを向いて手を振ってくるではありませんか。
なんとも胸が締め付けられる思いでした。
で、後から「途中でお別れしたからホームシックになっちゃった」と。
しばらく一緒に登校する事になりそうです。
で、この日は途中から1人で学校に行けて偉いね!という事で、下校時間に学校まで迎えに行き、荷物を自宅へ置いて、すぐお出掛け。
目的はすみっコぐらしの一番くじです。
頑張ったらご褒美がある!というのがわたくしの教育です。
で、電車に揺られて、すみっコグッズが充実しているお店へ。
まずくじがあるかの確認をしたのですが、くじはありました。
確かに販売されていました。
が、残っている賞品がどうでも良いものばかり。
さすがに当たりのないくじは嫌だなって思って、愛娘に「どうする?やりたい?欲しそうなもの何もないけど。」と聞きました。
愛娘は「う~ん・・・」と。
で、わたくしが「今回はやめるか。次の時にしよっか」と提案。
愛娘は「うん、そうする」とちょっと泣きそうな顔で言いました。
本当に良い子です。
愛娘だけではなく、わたくしもくじを引かせてあげようと思って、電車に乗ってお出掛けしたにも関わらず、この結末はあまりにも可哀そう。
わたくしからポケモンのお店見てく?と提案。
愛娘は見たい!と。
で、ポケモンセンターに入って、すぐに愛娘がポケモン図鑑みたいなものを見つけました。
そして「これ欲しい・・・」と。
買ってあげようではないか!となったのですが、そんなお店入ってすぐ決めなくていいんだよ、と。
欲しいの買ってあげるから1周しようか!と提案。
結局、1周して図鑑にすると言ったので、図鑑のあった棚へ。
よく見ると、上・下巻タイプで、愛娘は下巻だけを手に取ってレジに行こうとしました。
そこで、愛娘に見えないように上巻を手に取るわたくし。
で、一緒にレジに並んで、レジに図鑑を出した時に愛娘が上巻も出している事に気付きました。
「え?いいの?」と愛娘。
「せっかく来たのに寂しい思い出は嫌でしょ?」とわたくし。
「お父さん、わたしに甘いねぇ」と愛娘。
そうです、甘いんです。
でも、今日は途中から1人で学校行けたし、くじも次までガマンだし、これくらいは良い事ないとね!
愛娘が良い子なだけについ甘くなってしまいます。
でも、それで後悔したことは今のところありません。
それでも愛娘の聞き分けが良いからです。
お店でダダをこねた事がないから甘くなってしまうんです。
偉いんだけど、もうちょっと子供っぽくしてもいいんだからね!っていつも思ってます。
ウチの愛娘は聞き分けが良すぎるのです。
最終的に、この日は帰りにファミチキを買って公園のブランコに乗りながら食べるという中高生カップルみたいな事をしました。
わたくしも楽しかったです。
こんな日がいつまで続くのかなぁと思うわたくしでした。