SNSで流れてきたこの記事。
辻村深月さんが朝井リョウさんとの対談で語っていた、小説の良さ。
— のぞ子 (@hondana_nozoko) 2026年6月8日
「小説の良さって、他者になれること。自分の問題でいっぱいいっぱいの時でも、本を読んで他者のことで涙したり、心が動いたら、自分から離れて自由になれる。」… pic.twitter.com/u9gwJJB0P6
わかります!
長い公演中、特に旅公演中。
私は終演後必ず本を読んでました。
のんびり気分転換、という感じではなく、結構な集中力だったと思います。
分厚いものでも必ず一晩で読み切り、何冊かたまるとまとめて宅配便で自宅へ。
公演中ってどうしても、明日はもっといい芝居をしたいと思うがゆえに、自分の役の人生の事ばかり考えてしまうんですよね。
そうすると、役の人物は初めて経験する事柄なのに、解像度が上がりすぎる、思いが発酵しすぎる。
東京公演だと,家に帰れば家事などもあり、否が応でも一旦自分の日常に戻るのですが、
旅公演の場合は好きなだけ芝居について考えていられてしまう。
強制的にリセットしないと、毎回の舞台を生きてる人間として新たに体験できなくなるし、
精神的にきつい芝居だと本当に病んでしまう。
色々試しましたが、読書で他者の人生に飛び込むのが1番でした。
でも飛び込むにはそれなりに自分に刺さる必要があるので、セレクトはなかなか苦労しました。
観光したり飲んだりより、私には必要な作業だったのを思い出しました。