守る
今年も残り4日となった今日は暖かい冬空でした。ご無沙汰しております。皆様もニュース等で御存じかと思いますが、地域によっては医療は崩壊寸前もしくは崩壊しています。政府は「空きベッド数」の数を簡単に発表しますが、ベッド1つにつき医療者1人ではないのです。私達はあの公表の仕方を腹立たしく眺めています。そんないろいろな感情…悔しさだったり焦りだったり虚しさだったりそういう負の意味しか持たない感情をすべてひっくるめた「疲れたね」を「おはよう」「お疲れ様」の挨拶の代わりに私達は言うようになってしまっています。だからここに娘の明るい何かを書こうとしてもどうしても真意とずれた負の言葉がくっついていきそうで書けずにいました。それでも皆様から娘への手紙のように書きこまれる日々に元気づけられてきました。ありがとうございました。不穏な幕開けとなった2020年ですがその曇りを取り払うような素晴らしい演技を羽生選手がしてくださいました。素敵な年の暮れになりましたね。皆様、どうかどうか御身体御自愛ください。お1人お1人の小さな我慢や毎日の自衛が、皆様を守り、地域を守り、医療を守り、ひいては日本を守ります。その「守る」中に、羽生選手もいます。また来年、彼の演技に大きな拍手とそして今度はマスク越しではない本物の大声援を贈れるようにと願います。