ガイコツの教会 | いってみよう! 夫婦で GO!GO! 世界一周。

ガイコツの教会

プラハから列車で1時間ほど行くと、クトナーホラというところに着く。


そこから歩いて15分ほど、タバコ工場をすぎ、
左手に現れる教会の前の道を右に折れて、
進んでいくと、こじんまりした教会にたどりつく。


コストニーチェというこの教会は、外観こそ何の変哲もない小さな教会だが、
教会内に一歩、足を踏み入れると、すぐにその異様な光景に息を飲んだ。


ガイコツ、ドクロ、シャレコウベ。
室内のあらゆるところに骨でできた装飾が施されていた。
まず、目につくのは正面の壁。


海賊のマークのようにドクロを中心として、そのまわりに手か足の部位の骨が、
きれいに並べられている。


そして左右の壁には、骨でできた杯がこれまた見事な組み方で作られていた。


教会は半地下になっており、部屋はちょうど十字架になるように左右に広がっていた。
部屋の中心部に行くまでの左右両側には、おびただしい数のドクロが、
まるで祭壇のようにきれいに並べられている。


そして、この教会の中心部には、
なんと骨でできたシャンデリアが天井からぶらさがっていた。


入り口で配られた日本語ガイドによると、
このシャンデリアは人体のすべての骨を使用しているのだという。
どこが、どこの部位か、わけがわからないが、
これを完成させた人はかなりの変人に違いない。


左の部屋に行き、入り口の方に振り返ると、
これまた見事な骨のタペストリーがあった。


何から何まで、骨、ほね、ホネ。
教会内は骨で埋め尽くされていた。


なぜ、これほどまでの死者の骨で、内部を飾らなければならなかったのか。
は、おいといて。


頭の先からつま先まで、人体の部位を見事に使い分けて作られた装飾たちは、
スゴイと言わざるを得ない。
チェコらしい怪しげな美を湛えていた。


教会を出る途中、階段の横に骨文字を発見。


J. Santineと書かれている。
なんでも、これらのホネアートを作った作者の名前なのだとか。
自分の名前までも骨で作るとはさすが。


ところで、作者の骨はどこに埋葬されているのだろう?


あまり、興味のないユリをよそに、一人で写真を撮っていると、
ユリの機嫌が悪くなった。(yo)