ベルリン→プラハへ 東欧の洗礼
午前0時前の夜行バスは、早朝5時にプラハに着いた。
ネットで予約していた宿には、注意事項がある。
「レセプションのオープン時間は9時から14時です。」
バスターミナルに着いたのは良いが、
4時間も待たなければならないのだった。
が、チェコのフローレンスのバスターミナルには待合室はなく、
ほんのわずかに置かれた椅子は、すでに誰かのものだった。
暖房もなく寒い中、しかも座って休むこともできないまま、
ここで何時間も耐えるのはつらい。
何をするにせよ。まずはお金が必要だ。
チェコではユーロは使えない。
しかし、手持ちのユーロをチェココルナに両替しようと思っても
両替所さえ、閉まっているのだった。
幸いにもATMからコルナを引き出せたのは良かったが、
出てきたのは、全て高額紙幣。
これでは地下鉄の切符を買うことができない。
切符の自動販売機は見事にコインのみの対応だった。
どこかにお金を崩せるところはないか。。。
改札に向かう地下道内に売店があった。
16コルナほどのお菓子の支払いに、1000コルナ札を渡すと、
無愛想なお姉さんは、「ノー。」と、お札をつき返した。
地下鉄が遠のく。
ほかにお金を崩せるようなところは。。。
階段を上ると、マクドナルドがあった。
ここならば、間違いないだろう。
しかも、時間を潰すのにもちょうどいい。
バスターミナルに待たせていたユリを連れて、
入り口の扉を開けようとする。が、開かない。
営業時間は6時から。中はまだ準備中だった。
ようやく時間になると、無愛想な店員は黙って扉を開けた。
日本だと間違いなく、「お待たせしました!」の一言はあるだろうに。
しかも、開店したのは6時を5分ほど過ぎた頃だった。
ここでは、お客様は神様ではなかった。
チェコで朝マックした。
マフィンのセットは55コルナ(約2.2ユーロ)だった。
2時間ほどマクドナルドで過ごし、地下鉄で宿へ向かう。
地図どおりの場所に行くとそこは閑静な住宅街。
本当にこんなところにホテルがあるのだろうか?
それでも、なんとかホテルの看板を発見し、
ブザーを押してみてが誰も出てこない。
30分ほど待つ。
と、ようやく遠くの方から駆け足でやってくる女性の姿が。
「お待たせして、ごめんなさい。」と彼女は早速部屋に案内してくれた。
ここは普通のホテルではなく、マンションの一室を貸している。
なので、決まったレセプションもないのだった。
部屋は申し分のない広さでキッチン、冷蔵庫も付いていた。
シャワーは共同だが泊まっている人がほとんどいないので、実質プライベート状態。
しばらくドミトリーだったので、久しぶりにゆっくり出来そうだ。(yo)