ねずみ女とハンマーム | いってみよう! 夫婦で GO!GO! 世界一周。

ねずみ女とハンマーム

シリア最後の一日は、イスラム教第4の聖地ウマイヤドモスクとアゼム宮殿へ。


本当なら真っ先におとずれるべき観光地のはずだが、
なぜか今のいまままで行くことがなかった。


入場料50ポンド(約120円)を払うと、女性にはネズミ色のローブが手渡される。
アレッポの大モスクと同じく、モスク内に入るには女性は髪や肌を隠さなければならない。


灰色のローブを身にまとったユリはまさにねずみ男そのものだった。



nezumi
ねずみ男ならぬ、ねずみ女


広いモスクの床には掃除の途中なのか、ところどころに水溜りがあった。
歩いていると、どこに水溜りがあるのか分からない。


注意!みたいな印もないので、本当に歩くところによって当たりはずれがある。


そして私たちは見事にはずれの道を進んでいた。


靴をはいていればそんなの気にもならないのだが、
モスク内へは靴を脱がなければいけないので、運悪く水溜りに入ってしまう度に、
私たちの靴下はびちょびちょになってしまった。


ねずみ女ならまだしもこれではどぶねずみ女ではないか。


不満をもらしながら、しばらく座って乾かした。
陽はサンサンと照っているとは言え、乾かすのに少し時間がかかった。


アゼム宮殿は、ハマのものよりずっと広かったが、室内の装飾はハマの方が断然素晴らしかった。
宮殿内にはステージが設けられており、コンサート的なものもちょくちょく行われるようだった。
入場料はやはり150ポンド(約360円)。


それにしても、今の今までシリアで欧米人観光客の姿はほとんど見かけなかったが、
ここダマスカスに来て一気に増えたような気がする。
さすが首都と言ったところか。それともシーズンに入ったのだろうか。


ひととおり観光もフィニッシュしたところで、ユリを置いて一人、ハンマームに行った。



hanmament
800年以上の歴史をもつハンマーム・ヌールッディン入り口。男性専用


サウナのようなものなのかと思っていたが、サウナだけでなく、
ちゃんとした風呂場もあった。


風呂場といっても、日本の銭湯のように大きな湯船がドカッと一つ置いてあるのではなく、
お湯がはられた洗面台のようなものがいくつかあり、
桶でそのお湯を汲んで体を流すという行水のようなものだった。


オプションで垢すりやマッサージもやってもらえる。


せっかくだからと、私も垢すりとマッサージをしてもらった。


外国人は私1人だけだったが、浴場の案内係の人は日本人と見ると、
空手のような構えをして歓迎してくれた。


垢すりの親父もマッサージの親父も少々荒っぽかったが気持ち良かった。


全部で490ポンド(約1180円)もしたが、
旅の疲れがとれて、さっぱりとしたイイ気持ちになった。


奥さんは水シャワーで苦しんでいるというのに、
自分だけ気持ちの良い思いをしてどうもすみません。
でも男専用なんです。(yo)


hanmam
脱衣所の案内係のお兄さんは、ハンマーム初心者の私にいろいろ世話してくれた。
良く気が付く人だったのでチップをはずんだ