聖なる1日は雨
昨夜、サーメルのところでアフマドさんが教えてくれた話によると、
今日はイスラム教徒にとって、特に神聖な日なのだという。
何千年か前のその日、神がはじめて預言者ムハンマドに啓示を行い、
後にそれはクルアーンとしてまとめられることとなった。
そのはじめの啓示があった日がちょうどラマダンの27日目なのだとか。
そして、ラマダンの26日目にあたる今日は、
日付が変わると同時に訪れるクルアーンの誕生日のために、
夜半、多くのイスラム教徒がモスクに祈りを捧げに訪れるのだという。
話を聞いている最中。
アフマドさんは突然、テレビのニュースに目を留めた。
曰く、シリアの大統領直々に、
明日はみんなモスクにお祈りに行くようにという御達しがあったらしい。
そして今日。
イスラム教徒にとって、それほど重要で神聖な日は、
同時に私たちにとっても特別な日になった。
昼間、なんと雨が降ってきたのだ。
タイを出て以来、一度も見ることのなかった雨に、
約二ヶ月ぶりにシリアで再会することとなった。
それは、同時に夏の終わりを告げたようでもあった。
激しい雨がひとしきり降り終わると、アレッポの町は急に肌寒くなった。
今まで、夜でも半袖で丁度良いくらいだったのが、
寒気を感じるようになってきた。
そういえば、9月もまもなく終わる。
長い長い夏がようやく終わりを告げた。(yo)
