アルメニアの教会と人気のスイーツ | いってみよう! 夫婦で GO!GO! 世界一周。

アルメニアの教会と人気のスイーツ


almeniamachi
細い路地が多いアルメニア人地区。クリスチャンが多いのかと思いきや、
歩いている人はムスリムが目立


アルメニア人地区に行った。


この辺りには、迷路のような細い路地の中に教会がたくさんあり、
イスラム教地区とは違う雰囲気を醸し出していた。


ある教会を訪れると、管理人らしいおじいさんが歓迎してくれた。
入り口に書いてある表示を見ると、日曜日の入場時間はすでに過ぎていたが、
おじいさんは、「入れ入れ」と教会内を案内してくれた。


教会内にはアルメニア語とアラビア語が併記された看板などがあり興味深かった。
眺めていると、おじいさんは「アルメニア語は左から、アラビア語は右から読むんだよ。」と教えてくれた。



arumeniarab
上がアルメニア語下がアラビア語。アルメニア語は少しタイ語に似ている?

しばらくすると、教会内から、家族の一団が出てきた。
みんな正装していたので、子供の洗礼か何かやっていたのかもしれない。
中庭の十字架の前で記念撮影をしていた。


almekyokai
教会の中庭

礼拝堂内は入ってはダメなようだったが、おじいさんを見ると、
「入れ、入れ」というので、少しだけ見学させてもらった。



almenicross
礼拝堂内のレリーフ


事務所のようなところの壁に掛かっていた神父?の肖像は、
頭からすっぽりとローブを被っており、まるで黒魔術師のようだった。
ハリーポッターなどのファンタジーに出てくる場合、
大抵その姿は悪者として登場しているが、これがアルメニア教会の正装なのだろうか?
同じキリスト教でも宗派によって全然違うものである。


一通り見学させてもらって、おじいさんに別れを告げる。
おじいさんは、「ジャッキーシャーン。」と言いながら、カンフーの真似をして見送ってくれた。
なかなかひょうきんな人だ。
案内してくれたときは、やたらとユリの腕などを触ってくるセクハラじじいでもあったが。


夕方、小腹が空いたのでサンドイッチ屋が集まる一角を訪れると、
ある店にすごい人だかりが出来ていた。



chocoya

何かと思って、ちょうど出てきた人に尋ねると、みんなチョコレートパンを買いに来ているのだという。
すごく美味しいというので、私たちも一つ買ってみることにした。


ユリを外で待たせて、黒山の人だかりを押し分け中に入ると、

大の男たちがスイーツを求めて、やいのやいの言っていた。
どうやって、買ったらいいのか分からないでいると、そばにいた人がお金をそこに置けと教えてくれた。
キレイに並べられたお金を見ると、どうやらそれで順番をつけているようだった。

車の鍵を置いている人もいた。
私の番はまだまだまわってこなさそうだ。
店の中では釜で焼いたパンの上にチョコレートを塗ったものが次々と造れられていた。
一度に何枚も買っている人もいた。割り込む人もいるようで、「俺が先だ。いや俺だ。」と、
みんな、デパチカのタイムセールに群がるおばさんのように白熱している。


そんな中に日本人が1人ぽつんといるとやはり気になるようで、待っている間みんな話しかけてきた。
おじさんたちは「ここのチョコレートはベリーグッドだ。」と口々に言っていた。


私も早く順番がまわってこないものかと、やきもきしていると、
あるおじさんが、店の人に「日本人に先に売ってやれ。」というようなことを言ってくれたみたいで、
たくさんの人を飛ばして、突然私のところにチョコレートパンがやってきた。


みんな、まだかまだかと待っているというのに、なんと気前のいい人たちなんだろうか。
同じように待っているシリアのおじさんたちは文句一つ言わずに、私に順番を譲ってくれた。


お礼を言い、さっそくホテルに帰って二人で食べた。さすがに人気があるだけあって、おいしい。
パンの中にもチョコレートが挟まれていた。


夜、いつもお世話になっているドクター・サーメルのところに持って行くと、
みんなおいしいと言って食べてくれた。


私はてっきり、「あの有名店のお菓子を持ってきました!」
「うはぁ。これおいしいんだよねー。」


という風に盛り上がるかと思ったのだが、「これは何だ?」と聞かれたところをみると、
そんなに有名ではないのかもしれない。(yo)