ラマダン中のキッチン
リアドホテルには日本人も多く宿泊している。
久しぶりの会話に、楽しいひと時を過ごすことができた。
6時頃になると、キッチンにはホテルの人がやってくる。
日没と同時に食べる、その日はじめての食事を用意するためだ。
私たちはラマダンなんて関係ないが、イスラム教徒にとっては、
おそらく、一日で一番大切な時間に違いない。
私たちにとっても大体7時頃というのは、夕食の時間である。
なので、当然キッチン使用時間が重なる訳だが、
彼らにとっては死活問題。
「こっちは時間がないんだ。おまえら後にしろ。」
といわんばかりに圧力をかけてくる。
それなら、レセプションの隣にもキッチンらしきものがあるので、
そっちを使えばいいではないか。と思うのだが、
なぜかそういう訳にはいかないようである。
運悪く、ホテルの人がやってくるタイミングと重なると、
しょうがない後回しにするか。となるのだが、
この日は、すでにかなりの人が利用しており、キッチンは一杯だった。
私たちの他にも日本人グループが料理をしており、
ホテルの人が料理をするスペースは、ほとんど無くなっていた。
早い者勝ちの理論からすると、ホテルの人が待てば良いのだろうが、
なにせ、彼らは7時ちょうどには絶対に夕食を食べるので、譲らない。
時間の制限はないが空腹の我々日本人と、
空腹マックスで一刻を争うシリア人とで、キッチンはまさに戦場と化した。
そうはいいつつも、お互いに譲り合う精神は忘れてはいないようで、
「俺らの時間をじゃまするんじゃねぇ」と、やや不機嫌そうにしていたホテルの人も、
「明日からは5時までには終わらせてくれ」と言いつつ、空いているスペースを使わせてくれた。
お互い腹ペコ者同士、仲良くするのが一番。(yo)
ビニール袋詰めにされたジュースは一つ25ポンド(約60円)くらい
ラマダンではつばも飲み込んでは行けないそうですが、
そんなことできるのでしょうか。

