スエズへ向かう。
今日でリゾート気分ともおさらばし、
一路スエズへ向かう。
バスターミナルまでは結構距離があるので、
歩くのはきつい。
片道0.25ポンド(約5円)のマイクロバスは、
相乗り制でいつも人で一杯なので、乗りづらい。
ということで、タクシーを利用することに。
流しのタクシーをつかまえた。
バスターミナルへはものの10分ほどで到着。
料金は20ポンド(約400円)だった。
ん?20ポンド?
高っ!
エジプトではめずらしくメーター付きのタクシーだったので安心していたのだが、
大体1~2キロで2ポンドが相場と考えると、これはかなり割高料金だ。
そういえば、最初のメーターで16.○○と表示されていたので、
そもそも初乗りからして高かったようである。
リゾート地だから多少は割高なのだとしても、この額はハンパない。
こんなことならホテルで相場を聞いておくのだった。
なにしろエジプト初タクシーだったからなぁ。
とは言っても、気づいたのは車を降りてしまってからなので、
全ては後の祭り。仕方が無い。
ハルガダからスエズへのバスはルクソールからやってくるらしく、
スエズ発ではないためか切符は車内で買うことになっていた。
予約もしないで、乗れるのだろうか。
一抹の不安がよぎる。
11時半ごろ。やや遅れ気味なバスが到着した。
バスが着くなり、そこいらで待っていた人々が一斉にワーッと群がる。
ルクソールからやってきた人と相まって、瞬く間にバスは一杯になってしまった。
気づいたら、車内には私たちのための席は残っていなかった。
スエズ行きのバスは2時間に1本。
このバスを逃がすと、次のバスまで2時間も待たなければならない。
冗談ではない。
なにがなんでもこのバスに乗らねば。
私たちは大きな荷物とともに無理やりバスの乗降口に陣取った。
こうなれば、5時間立ち乗りの覚悟である。
車内は乗車率110%。
まるでお盆の帰省ラッシュ時の新幹線のようである。
だが幸いにして地獄の5時間立ち乗りは、免れることとなった。
バスはなぜか出発してまもなく、車庫のようなところに停まった。
そして乗客全員がそっくりそのまま違うバスに移ることになった。
どうやらエアコントラブルのようである。
そういえば、車内は異様に暑かったなぁ。
新しいバスは席数が多いのか、見事私たちも座ることができた。
1時間ばかり遅れることとなったが、
私たちにはうれしいアクシデントとなった。
砂漠ロードを延々と5時間ほど揺られ、スエズに到着したのは18時。
スエズのバスターミナルはやはり、市内から離れたところにあった。
どうやって市内まで行こうか。
しばらく考えていた私たちの元にタクシーがやってきた。
別の客を乗せるためにやってきたそのタクシーの運転手は、
私たちを見るなり、どこに行くんだ?と聞いたかと思うと、
すぐさま他のタクシーを呼びに行ってくれた。
おじさんのおかげで乗ることができたタクシーの料金は10ポンド(約200円)。
ハルガダの半分の料金でハルガダの倍以上の距離を走ってくれた。
なんだかなぁ。(yo)
