あぁ憧れのアンコール | いってみよう! 夫婦で GO!GO! 世界一周。

あぁ憧れのアンコール

朝6時。外に出ると、ホテルの前には運転手の通称マリオ、
ラディットさんがすでに待っていた。
今日1日はトゥクトゥクを借り切って遺跡を観てまわる。
料金は1人10ドルの合計20ドルだ。


さっそくトゥクトゥクに乗り込み、
まだ空が薄暗い中を遺跡へ向かって走る。


コントロールゲートで入場パスをチェックされ、さらに奥へ。
遺跡は朝5:30から開いているそうだ。


水が貯められた堀の周りをぐるっと周ると、
アンコールワットの入り口に到着。
前日にチラッと見た時と比べると、
アンコールワットは朝日を背に受け、神々しさが増していた。


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朝日を背にしたアンコールワット


寺院内は、まだ早いせいか観光客は少なく、快適に観てまわることができた。
随所に施された彫刻がすばらしい。
そしてそのどれもが繊細に表現されていた。


東西南北四方を囲む回廊には長大な壁画が彫られており、
中でも特に乳海攪拌図が見ものだった。
修復工事中で半分ほどしか見れなかったのがとても残念。
また、遺跡中央の5基の塔へ続く階段も修復中のためか登ることができなかった。
せっかく冒険気分を味わいたかったのにこれまた残念。


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乳海攪拌図


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ワット中央部の塔


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内部の仏像に猿が線香をあげていた


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修復用の足場でシルエットが変わってしまい残念


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ワットの裏側



アンコールワットはとても広大だ。2時間ほど歩き回るとかなり疲れた。


ワットの次はアンコールトムへ。
四面顔の南大門を通り、中心部のバイヨン寺院に向かう。
バイヨンにはとにかく無数の顔が彫られており、その様子は壮観だった。
ここらあたりになると、そろそろ団体客も増えて来たようで、遺跡内は人でごった返していた。
ガイドが足を止め、遺跡についての説明をはじめると狭い通路が人で溢れ、進めなくなる。
その度に、いちいち立ち止まらなくてはならないのでイライラした。


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アンコールトムへ向かう橋。綱引きしている彫刻が欄干替わり


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四面顔の門を通ってトムへ向かう


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バイヨン寺院は顔だらけ


ところで、遺跡内は象に乗って移動することができる。
アンコールトムへ向かう途中や中にある木のところどころには、階段がついていた。
はじめ何だろう?子供の遊び場かしら?なんて思っていたのだが、
その階段はどうやら象へ乗り降りするために設けられたものらしい。
私は象に乗るときは象をしゃがませてから、よじ登って乗るのだと勝手に想像していたので、
象は立たせたままの状態で階段を使って乗るだなんて思いもよらなかった。
妙に納得してしばらくその階段を眺めていた。


バイヨン寺院の北側には象のテラスがある。
ここには文字通り何百頭もの象の彫刻が彫られており、
象好きにはたまらないスポットとなっている。
これを造らせた王様も象が大好きだったに違いない。
遺跡をめぐる日本人観光客の連れていた現地ガイドが「象の像ですね」
なんていうダジャレを言って失笑をかっていたのが、印象的だった。


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テラスの階段横。石を積み上げる方法でも鼻が見事に再現されている



アンコールトムを後にすると、途中トマノンやチャウサイテボダ等の遺跡に寄りつつ、
タケオに向かった。タケオと書くと日本人の名前みたいなので、
日本の武雄という僧侶が見つけたか何かしたのかしら。。。
と勝手に想像を膨らませていたのだが、まったく関係がなかった。
因みにシェムリアプにはタケオゲストハウスという宿があるが、
これも武雄さんとはまったく関係がないのだろう。
日本人が多い宿という事で、てっきりオーナーの名前が武雄なんだと思っていたのだけど。。


タ・ケオというこの寺院は彫刻こそあまり見当たらないが、恐ろしく高く、
しかもとても急な階段を登らないと頂上まで行けない。
一段一段、恐る恐る登り、何とか頂上まで辿り着く。
そこから見える景色は、、、、期待したほどではなかった。
だが、冒険気分は存分に味わうことができた。
帰り道。やはり恐る恐る少しづつ下っている私たちを尻目に、
観光客相手に土産物などを売っている現地の人たちやガイドは、
なんと、駆け足で登ったり下りたりしていた。
いくら慣れているとはいえこれにはビックリした。


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巨大なタケオ


タ・ケオの急勾配を体験した後はタ・プロームへ向かう。
この寺院は木々の侵食により石造りの建物がところどころ崩れており、
自然と人工物が融合した独特の景観が形成されていた。
私は観てないが、映画『トゥームレイダー』のロケ地だったらしい。
寺院内は思ったより入り組んでおり、迷路のようだった。


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木に侵食されているタプローム。すごい


この辺りになると体力的にへとへとになってきた。
コースでは後2つほど遺跡をまわるという。
頑張れば行けなくもないが、時間も丁度12頃になっていたので昼食にすることにした。


連れて行って貰ったレストランは、
やはり観光客向けということもあり、割高だった。


お会計の時、店員は合計で8.5ドルだと言った。
あれ。確か8ドルの筈では。。。
おかしいなと思ってメニューを確認すると、やはり8ドルだった。
たった0.5ドルなのだが、私がケチって少しでも安いものを選んでいるのに、
いともあっさり料金を間違えたので、むしょうに腹が立ってきた。
大体注文を取ったときに紙に書いたくせに、なんで会計の時にそれを確認せず、
皿を見て判断するのだろうか?二度手間ではないか。ふざけやがって。
ムカムカしながらレストランを出ることとなった。


アンコール遺跡ツアーの最後は、
バンテアイケダイという寺院とスラスランという沐浴場だ。
バンテアイケダイは崩れかかっており、ところどころに木で支えがしてあった。
遺跡内を見ていると途中で雨が降ってきた。
激しい雨をしのいでいると、子供が土産物を売りに来る。
楽器みたいなものが1つ1ドルだという。いらないと言うと、
2つ1ドルになり、次第には3つ1ドル。。。おいおいどこまで下がるんだ。
まだ、お金の事を良く分かっていないらしい。


スラスランの前には土産物屋が軒を連ねていた。
売り子はなんでもかんでも「お兄さん1ドル~。安い~」と声を掛けて来る。
胡弓のような楽器1ドル。腕輪3つで1ドル。帽子1ドル。などなど。。
まるで、100円ショップのようである。
しまいには、すれ違った欧米人の一団も自分の持っていたカメラを私に見せ、
「カメラ買う?1ドル~」と言ってくる始末。
彼らもエブリシング1ドルに呆れていたようだった。


沐浴場というよりは広大な貯め池といった具合のスラスランを後にすると時刻は2時。
更に奥の方へ行くか?というマリオの問いにはノーと答えた。
正直アンコールトムを過ぎた時点で、私達は早くも遺跡に飽きていた。
追加料金を払ってまで、似たような遺跡を観にいく気には、
とてもなれなかったのである。


はじめは、2~3日用のチケットを買おうかどうか迷っていたのだが、
アンコールは私達にとっては1日で十分だった。(yo)


raditto
運転手のラディットさん。昨日はアフロだったのだが、
私たちが夕日を見ている間に散髪したらしく短髪に。その時はビックリした。
なかなかお茶目な人

bbq
夕食は近くのバーベキュー屋へ。お肉の味は甘め2.5ドル。野菜は無料