グッバイラオス。ギターの男 | いってみよう! 夫婦で GO!GO! 世界一周。

グッバイラオス。ギターの男

デット島での生活に今日で終わりを告げ、
明日からカンボジアへ向かうことに。


bakery
朝食はサンライズ側の雰囲気の良いレストランで。
欧米人の男性が働いており、パンを焼く釜もあった


島にはたくさんの旅行会社があり、カンボジアのプノンペンや
シェムリアプ行きのバス、ベトナム行きのバス等の手配をしてくれる。
船着場の隣のレストラン兼ツアー会社でシェムリアプまでのチケットを買った。
料金は1人35ドル。どこのツアー会社でもシェムリアプまでは、一律35ドルだった。


受付の女性によると、シェムリアプへは1日では着かず、
どこかで1泊しなければいけないという。
どこに1泊するのかと尋ねると、カンボジアの「プンカム」だか「プンペン」だと言った。
1泊4~5ドルの安宿らしい。
私がそのプンペンというのはどこにあるのだと、
傍にあった地図を指差しながら聞くと、それはデンデットの地図なので分からなかった。
とにかくカンボジアで1泊するのは間違いないらしい。
確か国境の町がブンカムだったので、そこに泊まるのかもしれない。


いずれにせよバスの人が案内してくれるだろうと思ったので、
まぁいいかと気楽な気持ちでいた。
70ドル払ってチケットを受け取った。
その時は気付かなかったが後で確認してみると、日付が6月15日になっていた。
明日出発なので、16日が正しいのだが大丈夫だろうか。
少し心配だったがそのままにしておいた。


coconutcarry
チケットを買ったレストランで食べたココナッツカレー。
かすかな甘みがおいしい。10000キップ(約1.2ドル)



夕方頃、私たちの泊まっているバンガローにまた1人客がやってきた。
欧米人の男性でギターを抱えている。
その人は昨日から空いていた隣のバンガローに泊まる事にしたらしい。
以前から泊まっているもう方隣の1人旅の女性と親しげに話していたので、
彼女に紹介されたのかもしれない。


bangahan
宿泊しているバンガローはハンモック付


banganaka
部屋の中はベットのみ。電気は使えないが夜は裸電球がわずかに点る


ハンモックに揺られながら本を読んでいるとだんだんと日が沈んできた。
今日は天気も良くすごくきれいな夕日が浮かんでいた。
メコンに沈む夕日をぼんやり眺めていると、背後からギターの音色が聞こえてきた。
先ほどのギター男がおもむろにギターを弾き始めていた。


思わぬバックミュージックにしばし感慨にふける。
贅沢なひと時が流れ始めた。


sunset

しかしそんな至福のひと時も、突然ついた隣のゲストハウスのテレビの爆音に、
かき消されることとなった。


方やアコギの静かな音色、もう一方では場違いなポップミュージックの爆音。
二つの異なる音源に挟まれている状態は不快以外のなにものでもなかった。


このままバンガローでじっと騒音に囲まれているのは到底耐え切れない。
私たちはまだ済ませていなかった夕食をとりに、レストランへ移動することにした。


ギター男はその後、どこかからふらっとやってきた欧米人の女性と一緒に、
夜のバーかどこかへ消えていった。ニヒルな男だった。(yo)