ソムパミット(リーピー)の滝
デット島の隣にはコーン島というのがあり、
そこに滝があるというので見に行った。
滝の名前はソムパミット、
地元ではリーピーの滝と呼ばれているらしい。
歩いて行くのは遠いので自転車を借りることにした。
一見マウンテンバイク風だがママチャリのハンドルを持った、
レンタルバイシクルの料金は1人10000キップ(約1.1ドル)。
田舎道をひたすら自転車で進んで行く。
出発してからおよそ15分。砂利道に差し掛かった。
大きめの石にタイヤをとられながら進んでいると、
急にユリが乗っていた自転車のチェーンが外れてしまった。
まわりは田んぼ。誰もいない。
この先、自転車を押していく事は不可能。
かといって来た道を引き返すのは、
すでに相当走ってしまった今となっては憂鬱極まりない。
となると、自力で直すしかない。
チェーンを再びギアに引っ掛けペダルを回したり、
あれこれいじってみること数分。
苦心の末、ついにギアとチェーンは噛み合い、
再びタイヤを回すことが出来るようになった。
やれば出来るものだなぁ。
自転車も直り、再び走り出した。
デット島とコーン島は橋でつながっており、
自由に行き来できるようになっていた。
この橋は昔、フランス軍が物資を運ぶために敷いた、
鉄道のなごりであるらしい。
橋の傍らには線路の残骸が無造作に置かれていた。
橋を渡りきったところにはチェックポイントがあり、
通行料として1人9000キップ(約1ドル)払わなければならなかった。
滝はまだまだ先らしい。
しばらくして、寺院に差し掛かった頃、
遠くで水が激しく流れる音が聞こえてきた。
いよいよか。さらに農道を進んでいく。
水牛たちが木陰で体を休めている。とてものどかだ。
滝の入り口には焼きバナナを売るおばあさんがいた。
こんなところに1人で、
おそらく滝を見にやってくる外国人相手に商売しているとは、
なかなか商魂たくましいおばあさんだ。
焼きバナナは1本1000キップ(約0.1ドル)だった。
ソムパミットの滝は滝というよりは激流といった風だった。
高いところから落ちるのではなく、
大きな岩に水が激しくぶつかって流れ落ちていて、大迫力。
一歩間違えば、激流に飲み込まれてしまうというのに、
地元の人は生活の一部にしているようで、
滝に注ぐ流れの一部に魚を獲る網が仕掛けられていたり、
岩と岩の間に木で簡単な橋が掛けられたりしていた。
激流の滝。欧米人の女性が木で作られた橋に寝ころんでいる。
急な崖になっているのに勇気のある方々だ
滝の迫力を十分堪能した後、
少し先にビーチがあると看板にあったので見に行くことにした。
雨のぬかるみで悪路となっている道を抜け15分ほどすると、
急に視界が開け、砂浜のようなものが見えてきた。
確かに広い砂浜はビーチとも言えなくはないが、
そこは紛れもなく川辺だった。
滝から流れ落ちた水が勢いを弱めて緩やかに流れていた。
これをビーチと呼んでよいものか疑問に思いながら帰路につく。
貨物を引き上げる何かか?これもフランス軍の残したものだろうか
帰り道、水牛たちはまだ、同じ場所で休んでいた。
再び橋を渡り、チェーンの外れた砂利道に差し掛かると、
後ろから子供が自転車で追い越して行った。
振り返るともう1人同じく子供が自転車でやってくる。
そして、同じように私を追い越そうとしたその時、
突然自転車が停まり、子供が地面に足をついた。
どうやら、チェーンが外れてしまったらしい。
奇しくもそこは、朝、ユリの自転車のチェーンが、
外れた場所であった。
ここの道はよくチェーンが外れるようだ。
無事バンガローに戻ると急に雨が降ってきた。
もう少し遅くなると、ずぶ濡れになるところだった。
あぶなかった。(yo)
ラオスフードの餅米を食べた。この日夜に行ったレストランは少々高めだったが、
料理にはご飯がついてきてお得感があった。
トムヤムスープ、スパイシーチキンともに20000キップ(約2.3ドル)









