こんにちはラオス。メコンの夕暮れ | いってみよう! 夫婦で GO!GO! 世界一周。

こんにちはラオス。メコンの夕暮れ

ラオスに入ると、今までクラクションを鳴らしまくっていたバスが、
急に静かになった。

窓の外にちらほら見える住居はそのどれもが高床式だ。
ラオスの建築は高床式なのだろうか。
高床式は地震にとても弱そうだが、
ラオスでは地震は起きないのだろうか。

バスはしばらく走り続けると、ある食堂の前で停まった。
時計を見るともうお昼時である。


バスを降りると、人々は次々に店の奥に並びだした。
みんなご飯の上に好みのおかずをそれぞれ載せてもらっていた。
私たちも何か食べようとその列に並ぶ。
だが、いまいち要領を得ずもたもたしていると、
どんどんどんどん抜かされていった。ここは積極的に行かなければ。

あまりお腹が減っていなかったということもあり、二人で一皿にしようということにした。


食べ物をユリに任せて、私は座席の確保へ。

目ぼしい席を探してうろうろしていると、「日本人の方ですか?」と声を掛けられた。
今日はよく日本人に会う日だ。

聞けば、その男の子は学生で、東南アジアを周遊しているという。
タイからラオス、ベトナム、カンボジアと周り、再びタイから帰国するらしい。
日本へは就職活動のため一旦帰国しその後再び、インドへ旅行すると言っていた。

彼にラオスはどうですか?と尋ねると、「すごく良いです!」と答えが返ってきた。
彼はこれから行くベトナムでのボッタクリに対して不安がっており、
「ベトナムはボッタクられるんですよね?」という問いに対し、
「そうでもないよ。」と答えてしまったが、そういえば結構あったなぁ。
と後になって思った。
どこが良かったかと聞かれたので、ニャチャンをオススメしておいた。

しばらく旅の情報について交換しあった後、バスのクラクションが鳴らされ、
その男子は一足先にフエ行きのバスに乗りこんでいった。
バスで一緒になった日本人の女性は堂本剛に似ていると言っていた。
確かにそうかもしれない。さわやかな青年だった。


青年に聞いたとおり、ここでの食事は一皿2ドルだった。
ベトナムドンで言うと、32000ドン。やや高めだ。
ラオスは物価が高いと聞いていたがどうやら本当のようだ。


ランチを終え、バスは再び走り出す。

サワンナケートに到着したのは4時すぎだった。
大体時間どおりの到着である。


サワンナケートはメコン河に面しており、河を越えるともうそこはタイだ。
ベトナムの国境からタイの国境付近まで、5時間ほどでラオスを横断したことになる。
バスははじめ、ターミナルのようなところで停まり、
多くのベトナム人が降りていったので、てっきり到着したのかと思ったが、
どうやら市内まではまだ先らしく、
旅行者は更に10分ほど先のツーリストオフィス件ホテルの前で降りることとなった。


バスを降り、宿を探すために歩き出す。
といっても今がどの辺りなのか良く分からない。
バスが到着するのを待ち構えていたトゥクトゥクの親父に道を尋ね、
とりあえずメコン河をめざした。


サワンナケートの道は広い。

車はほとんど走っておらず、
走っていてもベトナムのようにクラクションは鳴らさない。
とても静かな町だ。


道行く人たちはすれ違う度に「サヴァイディー」と挨拶をしてくれる。
トゥクトゥクやバイクタクシーの親父もしつこく勧誘してこない。

ベトナムからやってきた私たちはあまりのギャップに驚いた。


atm
サワンにはATMがないと聞いていたが、ATMを発見!さっそくキップを引き出す


メコン河沿いを歩いているといろんな屋台が軒を連ねていた。
メコン河に沈む夕日を見ながら、食事をするなんて気持ちが良さそうだ。


yatai
メコン河沿いには様々な屋台が並ぶ


宿は何軒かまわった後、サイスックゲストハウスに泊まることにした。
一泊40000キップ(約4.6ドル)。水シャワーしか出なかったが、
歩き回って疲れていたのでここに決めた。
たいてい安宿は安宿街として固まっているものだが、
サワンナケートには安宿街が見当たらず、宿も点在しているようだった。
そのため、重い荷物を背負っての宿探しはなかなか骨が折れるのである。


宿も決まったところで、夕食へ繰り出す。
ここはやはり、メコン河沿いで食べたいものだ。
焼き鳥などおつまみ系の屋台が並ぶ中で、鍋物の店があった。
地元の人ですごく賑わっている。

なんと言っていいか分からないので、同じものを下さいと、
他の人の鍋を指差しながら言った。


店は家族経営らしく。大きい子から小さい子までせっせと働いていた。
彼らは鍋や食材などを運んでくれるたびに、手を合わせてお辞儀してくれた。
なんて礼儀正しい人たちだろうか。さすが仏教の国である。


鍋は非常においしかった。スープは少し酸味が利いており、良いダシが出ていた。
味は辛くないトムヤムクンといったところだろうか。

お肉にエビやイカなどの魚介類に春雨、野菜、そこにとき卵を入れて食べる。
作り方は分からなかったので店の人に教わった。


pot
土鍋に炭で起こした火がかかる。雰囲気抜群


pot gu
具は魚介類にお肉(牛?)それに野菜と春雨がつく


potnaka
スープはやや酸味が効いていて絶妙。二人前20000キップ(約2.3ドル)


bialao
ラオスのビール「ビアラオ」10000キップ(約1ドル)のモンドセレクション


mekonsunset
メコン河に沈む夕日に乾杯


鍋をつついていると、学校帰りなのか女の子たちの集団がやってきた。
みんなで鍋を囲みながらワイワイとやるつもりなのだろう。

楽しそうである。
ふと、ベトナムから一緒だった日本人女性も誘えばよかったなぁと思った。(yo)