2ヶ月くらいまえから、
週末が近くなると、仕事終わりに
大好きなパン屋さんで食パンを買って帰るようになりました。
土日の朝食として、
自宅で美味しい食パンを味わうため。
これが最高なのです！
しっとりふわふわで極上の美味しさ。
そして週末に備えてパンを買う時間すら、
なんて贅沢で豊かな時間なんだろうと感じています。
でも実は、2ヶ月前までの私は
✓いつも150円の市販の食パンを買う。
✓あえて平日にパン屋に行くことは皆無。
✓家事効率化の観点から、平日の買い物自体をしない方針。
✓週末の朝食なんて自宅にあるものでいいと思い、特に考えることをしない。
だから以前は、
パン屋の食パンの美味しさも知らないまま、
週末の朝食は、何を食べてるかも記憶にないほど。
その時にあるものを食べて、なんとなく満足していました。
けど今は、
美味しいパンがあると朝起きるとソワソワッとして、
パン大好きな息子と、パン美味しいねえ！と笑顔でゆっくり味わえる朝食タイムになっています。
どっちも幸せだとは思うけど、
美味しい食パンの時間が私の人生に入ったことを
とても嬉しく、豊かだなぁと思っています。
でもこの時間がこれまでなかったのは、全くもってお金の問題ではなくて‼
お金でいうと、月400〜500円くらいプラスでかかる程度。
“少しの手間で豊かさを味わえる生活をしたい”
という願いがあるのは言うまでもないのですが、
そこに些細な気付きとちょっとした行動を重ねたにすぎません。
◆
実は、私の週末のパン屋食パン生活が始まったのにはきっかけがありました。
それは本当に些細なこと。
まず、パン屋で友人と会った際、その友人が食パンを持ってレジに並ぶのを見たこと。
ハッとしました。
それ、アリなのね！と思った(笑)
そして、買って食べてみて、
そのしっとりふわふわの美味しさ、
食べた瞬間の幸せ～感が市販の食パンと違うことも知った。
そして、賞味期限が2～3日程度しかないことも知った。
買うタイミングを考えないとな～
パンの消費量が多くなる週末がいいかな～と思ってるとき、
職場とそのパン屋がそう遠くないことから、
平日に買いに行ってもいいじゃないか、と気づき、
仕事終わりに買いに行くようになった。
それまでの私だと、「平日にパン屋に行くこと」が一番有り得ない(笑)
なんだけど、これは大した労力でもなく、
むしろ、この行動のおかげで、
週末に美味しい食パンを味わう生活になったわけです。
私が今回の食パンの件で学んだ教訓は、
“当たり前”を少し外したところに、
自分の知らない豊かさがある。
寄り道を楽しんでいこう！
ということ。
自分の軸で生きるようになるために、
『小さなことから自分で選択しよう』とよく言われます。
『固定観念を外して』とも言われます。
それはもう100％、その通りなのだけど、
私たちは固定観念とか、「当たり前」に支えられて生きている部分もあって。
今日のランチを何にする？
とか比較的自由度の高いレベルだと、まだやりやすいのだけど、
日常のなかに「当たり前に溶け込んでいること」って自分だけじゃなかなか気づけないです。
そもそも、あえて手間を省くため、好みで「自動化」させていることもあったり。
「平日に買い物をしない」とかその典型ですよね。
忙しい毎日の中、ひとつひとつ意識する時間を作るのはなかなか困難な部分もあると思います。
だから、一気に何かを変えるとかじゃなく、
時々、ちょっと寄り道してみよう。
他のものを試してみよう。
寄り道を許そう。
そして、その時のもう一つのポイントはこの、
寄り道を楽しんでということ。
私の経験上、
やっぱり、これまでの「当たり前」を変えるのって、
少し手間だったり、面倒だったりもします。
✓日常のスケジュールが変更になる
✓日常のルールを一部変える
✓出費額が変わる
✓それに対する周りの反応が変わる
だからこそ、なおさら抵抗があるんだけど。
でも、だいたいそうした、
（ちょっと面倒だけど）意識的な選択に伴う行動をとると
結果、生活の満足度がグンと上がる！！
ということが経験上もわかっていて。
ステージがひとつ上にあがるような、
底上げ感があります。
もちろん、うまくいかないこともあるかもだけど、
それも大事な経験として、アリにてみよう。
だから、楽しんで寄り道をしてみよう。
未知の豊かさは、日常のすぐそばに、
隣り合わせであったりする。
ほんの少し、ずらしてみよう。
まさかの展開が待っていると思う。
かつて
上司に「柔軟性に欠ける」と言われ続けた私の、自戒を込めたメッセージです。