『これは本当の自分じゃない』
 

 

 

 

これまでの人生で、

私は何度も何度も、こう思ってきました。

 

 

 

 

 

そんな時は、たいてい

どこか満たされない気持ちがあって、

そこから抜け出したい苦しさがあります。

 

 

 

 

 

なんか違う。

でも、その何かは明確にはわからないし

周りの人にうまく説明できない。

周りには理解されなくて『よく分かんないこと言う人』『めんどくさい人』になる。

だから余計に辛い。

 

 

 

 

 

もがいて動きまくる。

それでも見つからないで、さらに動く。

・・・でも苦しい。

 

 

 

 

 

私は10年くらいそんなことを続けていたので、

そんな方の気持ちは痛いほどよくわかります。

 

 

 

 

 

そして今は、

その頃の苦しみからは脱出し、はるかに楽な毎日になりました。

『本当の自分』に日に日に近づく感覚があります。

 

 

 

 

 

だから、

『本当の自分でない』ことによる苦しい感覚は、絶対に確かにあったと言えます。

その感覚は、誰にも理解されなくても、確実に在るものです。

 

 

 

 

 

だから、もし今そんな感覚で苦しむ人がいたら

まずは、自分のその感覚そのものを疑わないで欲しいなと思います。

 

 

 

 

 

『本当の自分じゃない気がする』

『どこか満たされなくて苦しい』

 

 

 

 

その感覚自体にフタをしないで欲しいです。

 

 

 

 

このように思う人は、普段から自分の感覚にフタをして、感じなくしている場合が多いです。

 

 

 

 

うまく説明できないからダメ

代替案を言葉で提示しないからダメ

そんな夢見がちなことを言ったらダメ

地に足をつけて考えねばダメ

 

 

 

 

 

なんて思って、その気持ちを押し殺そうとすると、

余計に苦しくなるし、「本当の自分」からは遠ざかります。

 

 

 

 

 

あなたのその感覚は、間違っていない。

 

 

 

 

 

この苦しみから抜け出すには、

自分自身の『感じること』が最重要です。

 

 

 

 

 

全ての人に、

その人なりの感覚があり

好みがあり、

選ぶ自由があり、

決める力もあります。

 

 

 

 

だから、まずは

自分の感覚を疑わないで、そのまま受け止めて欲しいなと思います。