シャワー混合栓の部品交換 | おやまのしゅっぽ 出発進行♪

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フルマラソン:元サブ3.5の多趣味なオッサンが綴る、自己満足日記?
走ること以外に、写真撮影やロードバイクにも挑戦中!(^_^;)

ウチのシャワー混合栓に不具合が

出てきたので、部品交換を実施。

 

備忘録として残しておく。 ウインク

 

 

問題の台付きサーモスタット

湯水混合水栓

MYM(喜多村合金製作所)

サーモ3700シリーズ 【MS3705】

 

発生している不具合は2件。

・ カラン⇔シャワーのハンドルを

 ほぼ目一杯回さないと、お湯が出ない。

・ 温調ハンドルをいくら回しても お湯が

 出ない。(温調が効かず、ほのかに

 温かい水が出る程度)

 

以前にも同じ症状があったが、

しばらくして直っていた?ので放置。

 

今回は 気温の低下と共に我慢

できない状態になってきた。 えーアセアセ

 

 

前回不具合時から検討していたのは

以下の2パターン。

・ パーツが入手出来るなら 部品交換だけで

 済ませる。

・ パーツすら入手できなくなることを考え、

 混合栓ごと交換する。

 

 

MYM(喜多村合金製作所)と言うメーカー

だが、既に無いらしい。タラー

 

但し、アフターパーツはKVK と言う会社が

引き継いで供給しており、ネットで型番等を

調べて取り寄せた。

温調カートリッジが 8,733円,

切替部が 2,321円で 

合計 11,054円也(税込)

 

混合栓ごとの交換なら、

この3倍弱かかるタラー

 

 

<今回の購入品:3点>

温調カートリッジ KPS35E

奥と手前のパーツ2つで1セット。

 

 

 

 

この記事を書きながら調べ直すと、

違う型番を買ったことに気付くアセアセ

本来買うべき型番は KPS3

 

 

 

切替部 KP714B

 

 

 

 

 

あと、コインドライバー が必要。

コインでも作業できなくはないと

思うけど、作業効率が違う!

これは近所のホームセンターで購入。

 

 

まずは 情報収集

オイラが一番参考にしたのは・・・ コチラ

 

 

<準備する物>

・ モンキーレンチ

・ ドライバーセット

 (プラス#2 ・ キリ ・ マイナス#0,#1,#2を使用)

・ コインドライバー(上記紹介品)

・ ゴムハンマー(固着ねじ対策)

・ 古ハブラシ(部品洗浄用)

・ 古タオル(ウエス代わり)

・ グリス(無くても可?)

・ 温度計(←無いので、体温計で代用)

 

 

<事前準備>

1.洗面器一杯分の水を入れておく。

 (部品の洗浄用)

 →最初は、5~6分目くらいまで

 入れておけば十分。

2.水道の元栓を閉める。

3.カランの栓を開き、屋内の水圧で

 出る水を1.の洗面器に受ける。

 

 ※屋内配管の水圧が無くなり、

 水が出なくなったら作業開始。

 

 

<作業開始>

温調ハンドル をH(高温)まで回す。

ねじキャップ淵の穴が手前にくる。

 

 

その穴にキリを入れて、

ねじキャップをこじ開ける。

 

プラスドライバーでねじを外し、

温調ハンドル部 を取り外す。

960131 ←製造ロットだと思われ、

既に20年が経過。ガーン

 

ここで思いついたように、

ストレーナ(逆止弁付き) を清掃。

上は温調カートリッジ、下がストレーナ。

 

 

コインドライバー単体では緩まず、

モンキーレンチを併用。

写真を撮り忘れているけど・・・ストレーナは

湯・水用の2つを、洗面器の水と古ハブラシを

使って清掃&組み戻し。

 

 

いよいよ、温調カートリッジ(右側) の

取り外しにかかる。

結構カタくて、「混合栓下の洗面台が

割れるんじゃねぇはてなマーク」 と思った。

 

 

洗面台を壊すことなく、

温調カートリッジ(右側)が取り外せた。

 

 

最大の難所だったのが、温調カートリッジ

(左側) 取り外し。

コインドライバー+モンキーレンチでも緩まず。

 

コインドライバーの柄をゴムハンマーで叩き

ながらドライバーを回す。

 

手では回らないけど、モンキーレンチ併用で

何とか ねじが緩んだ。

 

が・・・フタだけが外れて、カートリッジが

内部に残ってしまった アセアセ

マイナスドライバーを2本使い、

「てこの原理」で引き出す。

 

 

温調カートリッジ(左側)

コインドライバーでなましてしまった

跡が分かる。タラー

 

 

新旧部品を比較。

温調カートリッジ(左側)

 

温調カートリッジ(右側)

一目で分かる違いに気付かず、

作業を進める。

 

 

混合栓に温調カートリッジを組み付ける。

ネットで調べたら、「先に左側・次に右側の

順番で付ける」 とのこと。

それに従い、温調カートリッジの組み付け完了。

 

 

ここで、切替部 交換作業に移行。

 

 

ねじキャップを外し、プラスねじを外す。

 

 

中央位置合わせの樹脂部品を外す。

手では動きそうになかったから、

裏側から段差にマイナスドライバーを

当て、コンコン叩いて手前へ出した。

 

 

この状態になったら、モンキーレンチで

取り外し可能。

 

 

切替部 の新旧部品比較。

切替部 の取り付け後、ハンドルの中央位置を

確認してねじ止めしてキャップをすれば完了。

 

 

さて、温調の温度設定をしようとハンドルを

付けると・・・届いていない!?

ここで、ようやく事態に気付き 軸の長さを比較。

いろんなネット記事を参考にして部品を

発注したけど、同じ混合栓を題材にした

記事を参考にしていなかった。 ガーン

 

 

新旧部品を分解して見比べると、軸の

部品だけ入れ替えれば対処可能。

分解は止め輪 を外すだけなので簡単。

 

 

古い軸だけを使いまわし、新しい軸から

Oリング・ワッシャを組み替える。

グリスの量がやや少なめだったので、

自転車用のグリスで補充。

 

 

軸を組み替えた 温調カートリッジ(右側)

の取り付けが完了。

温調ハンドルを 仮組みする。

(まだ、ねじ止めしない)

 

混合栓の切替器ハンドル位置の確認後、

水道の元栓を開ける。

 

低めの温度設定にしてお湯を出し、

温度計(体温計)で温度を確認。

 

温度計が40℃になるよう

温調ハンドルを回す。

 

温度設定が合えば、ハンドルの温度表示を

40℃に合わせて組み込みねじ止めする。

 

これで完了! 爆  笑

 

部品の発注ミスで余計な作業があったけど、

温かいシャワーが出るようになったので、

まぁ良しとしよう。てへぺろ

 

 

と言うコトで終わる予定だったが・・・

混合栓の汚れが半端ないので、

ピカピカにしてやった。キラキラ

この掃除だけでもかなりの時間を要し、

腰が痛くなる始末。

 

 

それでも、その後 25km走った けどね。 ランニングDASH!