【週間予報・1か月予報】2週目の東・西日本の太平洋側を中心に多雨傾向.スーパーエルニーニョ発生?
まずは気象状況からです.日本の東に移動性高気圧が去りつつある一方で,沿海州と中国東北区の低気圧が東に進んでいます.また,日本の南には前線が停滞していて,九州の南にも低気圧がほとんど停滞しています.前線や低気圧の影響で,沖縄・奄美,九州,四国を中心に雨が降っており,トラフ(上空の気圧の谷)の東進とともに低気圧は南岸を東に進み,雨の範囲は東日本に広がる見込みです.沖縄・奄美は26日は,東・西日本は27日にかけて大気の状態が不安定になるため,落雷,突風,急な激しい雨にご注意ください.明日は,沖縄・奄美,西日本の天気は回復してきますが,東日本は雨が残ります.東北も曇りの所が多く,北海道は概ね晴れる見込みです.さて,木曜日に更新されている気象庁の1か月予報,本日の気象庁の週間予報,および各国の予報資料によりますと,向こう1か月は程度は収まってきますが引き続き高温傾向の予報です.また2週目を中心に前線や湿った空気の影響を受けやすく多雨傾向の見込みです.今夏にエルニーニョがエルニーニョ現象が発生する見込みで,スーパーエルニーニョ(非常に強いエルニーニョ)になる可能性があります.スーパーエルニーニョの場合は通常とは違って,冷夏・暖冬とはならず,猛暑・寒暖の変動が大きい冬となるかもしれません.ご参考にNOAA(アメリカ海洋大気庁)とJAMSTEC(海洋研究開発機構)の予想図を添付いたします.以下に気象庁の週間予報と1か月予報の内容と根拠をまとめてみます.気象庁HP週間天気予報気象庁HP 季節予報(上のタブで気象要素、下のタブで期間を選択)※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります.<4/27(月)>冒頭に書きました通りです.<4/28(火)>気圧の谷と低気圧が日本海から北日本に進んできます.その影響で北日本と,東・西日本の日本海側は雲が広がりやすく,北海道,東北北部,東北南部日本海側,北陸を中心に雨.東北南部・東日本・西日本の太平洋側,沖縄・奄美は概ね晴れる見込みです.<4/29(水)>高気圧が本州付近に進んでくる一方で,大陸から東シナ海に前線がのびてきます.湿った空気の影響で全国的に雲が広がりやすく,前線に近い九州と沖縄・奄美を中心に雨が降る見込みです.<4/30(木)>高気圧は日本の東に進み,前線上に発生した低気圧が西日本の南に進んできます.低気圧や前線の周辺の湿った空気の影響で全国的に雲が広がりやすく,沖縄・奄美,東・西日本の太平洋側を中心に雨が降る見込みです.<5/1(金)>低気圧は日本の東に進み,高気圧が東シナ海に進んできます.沖縄・奄美と西日本は高気圧に覆われて概ね晴れ.北・東日本は低気圧の影響が残り,雲が広がりやすく,関東を中心に雨が降る見込みです.<5/2(土)>低気圧は千島付近に進み,高気圧は日本の南に進みます.北海道は低気圧の影響で概ね曇り,東北から沖縄・奄美は概ね晴れる見込みです.<5/3(日)>日本付近は気圧の谷となり,大陸から東シナ海に前線がのびてきます.全国的に雲が広がりやすい天気になりそうです.※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです.お出かけ前には,最新の気象情報のご確認をお願いします.<1か月予報 2週目(5/2-5/8)>東・西日本の太平洋側を中心に前線や湿った空気の影響を受けやすく多雨傾向の予報です.暖かい空気に覆われやすく,全国的に高温傾向の予報です.<1か月予報 3・4週目(5/9-5/22)>引き続き暖かい空気に覆われやすく,全国的に高温傾向の予報です.天候は全国的にほぼ平年並みの見込みです.【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19)上段:4/28-4/30、下段:5/1-5/3ハッチング部は前24hに5mm以上の降水量が予想されているエリア【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50)上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差【1か月予報 気温の予報】上:1か月平均、下:週別【1か月予報 降水量の予報】【1か月予報 日照時間の予報】