ペンギンおやじのお天気ブログ
  • 17Jun
    • 【週間予報】台風6号の通過後も台風一過とならず、梅雨前線活発化による大雨に注意。

      昨日に沖縄地方で50年に一度の大雨を降らせた台風6号は、今朝9時に温帯低気圧に変わっています。しかし油断大敵です。台風は熱帯の湿った空気を身にまとっていますので、ただの温帯低気圧とは違います。18日は東・西日本の太平洋側を中心に局地的に雷を伴って激しい雨が降り、大雨になる恐れがあります。また、気象庁のMSM(メソ予報モデル)のように、再発達する可能性もあります(現時点の予想図では関東沿岸で977hPaまで再発達)。最新の気象情報のご確認をお願いいたします。さて、本日の気象庁の週間予報資料、および各国の予報資料によりますと、今週は台風6号の通過後も台風一過とならず、梅雨前線の活動が活発になって西日本から東北で大雨になる恐れがあります。前線が南下した後も週末までスッキリしない天気が続きます。やっと梅雨らしくなってきた感じがします。以下に気象庁の6/17の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。気象庁HP 週間天気予報※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<6/18(月)>冒頭に書きましたように台風6号から変わった温帯低気圧の影響で、東日本太平洋側では19日朝にかけて風が強まり、大雨になる恐れがあります。最新の気象情報にご注意ください。その他の地方も湿った空気の影響で雲が広がりやすく、雨が降るところがあります。<6/19(火)>台風6号から変わった温帯低気圧は、関東沿岸から東海上に進みます。東北太平洋側と東日本では低気圧の影響が残って雨が降るところがあります。西日本もトラフ(上空の気圧の谷)が進んでくる影響で、雲が広がりやすく雨が降りやすいお天気です。沖縄・奄美は潜在的な前線の影響で曇りや雨。以降、沖縄・奄美は週末まで前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が続きます。<6/20(水)~6/21(木)>トラフが深まりながら南下してきます。その影響で梅雨前線は活発化しながら本州付近まで北上します。東・西日本は広い範囲で雨になり、西日本を中心に大雨になる恐れがあります。北日本も雨が降るところがあります。<6/22(金)~6/23(土)>トラフの通過とともに梅雨前線は本州南岸まで南下します。梅雨前線の影響で東・西日本は雲が広がりやすく、太平洋側を中心に雨が降るところがあります。北日本も低気圧やトラフの影響で雲が広がりやすく雨が降るところがあります。<6/24(日)>梅雨前線は本州南岸を南下傾向。全国的に雲が広がりやすいですが、今のところは雨が降るのは九州の一部の予報になっています。※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19)上段:6/19-6/21、下段:6/22-6/24ハッチング部は前24hに5mm以上の降水量が予想されている領域【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50)上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い今週は20~21日にかけて梅雨前線の活動が活発になる見込みです。なぜなのかは上空の様子を見ないと分からないです。20日9時の500hPa天気図を見ますと、北西からの風、西からの風、南西からの風が西日本付近で合流していることが分かります。このように風の流れが合流すると、南北の気温差を強めて梅雨前線が強化されます(フロントジェネシス:前線形成のパターンの一つ)。下層(925hPa)では梅雨前線に向かって相当温位342K以上の非常に湿った空気が強い南西風に乗って入ります。この湿った空気に含まれる大量の水蒸気が、大雨の原料になります。このように上層のシステムと下層のシステムが組み合わさって、梅雨時の大雨となります。

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  • 16Jun
    • 【1か月予報】6月の梅雨はほぼ平年並み。7月に入ると少雨傾向、梅雨明け早いかも

      台風6号ケーミーは9時現在、那覇市は西約60km、中心気圧992hPa、30km/hの速度で東北東に進んできます。沖縄本島は16日、奄美は16日午後から17日午前にかけて接近しますので、沖縄・奄美は強風、高波、雷を伴った激しい雨にご注意ください。気象庁の予想では台風6号は17日朝には温帯低気圧に変わる見込みですが、海外モデルのように台風のまま南岸を進む可能性もありますので、東・西日本の太平洋側でも要注意と思います。今後の気象情報にご注意ください。また、今日16日は上空寒気の影響で中部山岳は上空寒気の影響で今日の中部山岳大気の状態が不安定になります。気温が上がるお昼頃から局地的に積乱雲が発生、落雷、突風、急な強い雨に注意。晴れていても天気の急変にご注意ください。長野県と山梨県の全域に雷注意報。天気予報は予報文まで読みましょう。さて、木曜日に更新されている気象庁の1か月予報によりますと、6月中旬は南の方ほど梅雨前線の影響を受けやすいです。6月下旬は全国的にほぼ平年並みの天候ですが、沖縄・奄美は平年通り梅雨明けして高温傾向の見込みです。7月上旬は太平洋高気圧が強く、東日本太平洋側と西日本は平年より曇や雨の日が少ない見込み。気温は東・西日本を中心に全国的に高温傾向です。以下に、気象庁から発表されている1か月予報の概要と根拠についてまとめてみます。気象庁HP 1か月予報 (地方、要素、予報期間を選択してくださいね)※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。1週目(6/16-6/22)最新の週間予報では、台風6号ないしはそれから変わった温帯低気圧が通過した後、19日頃にいったんは梅雨前線は南下しますが、20日頃から湿った空気が入りやすくなって再び本州付近まで梅雨前線が北上して活発化する見込みです。気温は初めの16~17日頃にオホーツク海高気圧高気圧に覆われて、東日本太平洋側と北日本を中心に気温が低めですが、その後は平年並みの見込みです。お天気の流れの詳細は、明日の週間予報の記事で解説いたします。2週目(6/26-6/29)梅雨前線の平均的な位置は本州南岸付近。全国的に平年並みの天候で、北~西日本は平年と同様に曇りや雨の日が多く、沖縄・奄美は梅雨明けして晴れの日が多い見込みです。気温は全国的に平年よりやや高めの予報です。3・4週目(6/30-7/13)熱帯の対流活動が活発になるため、その北側にあるサブハイ(上空の亜熱帯高気圧)が平年より強まる見込みです。地上でも太平洋高気圧が平年より強いです。梅雨前線の平均的な位置は、不明瞭ながら北日本から東日本日本海側付近まで北上。そのため、東日本太平洋側と西日本は平年より曇りや雨の日が少ない見込みです。平年より梅雨明けが早まる可能性もありそうです。東日本日本海側と北日本は、平年と同じように曇りや雨の日が多く、沖縄・奄美は平年通り晴れの日が多い予報です。気温は東・西日本を中心に全国的に高温傾向の見込みです。【地上平均気温】左から1週目、2週目、3・4週目の予想暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい【降水量・日照時間】1か月平均【850hPa気温推移】左上:北日本、左下:東日本、右上:西日本、右下:沖縄・奄美ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い太線:平均、細線:各メンバー(個々の数値予報の結果)中央の縦線が6月13日で、その左側は実況、右側は予想

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  • 10Jun
    • 【週間予報】台風5号と梅雨前線による大雨に注意。その後も湿った空気や梅雨前線の影響でスッキリせず

      10時の時点で大型の台風5号は南大東島の南西にあって、中心気圧970hPa、東北東に30km/hで進んでいます。東海地方への最接近は11日朝、関東地方へは11日午後の見込みです。梅雨前線に向かって台風から暖かく非常に湿った空気(925hPaで相当温位342K以上)が入りますので、梅雨前線付近で大気の状態が不安定となり東海と関東甲信を中心に大雨になる恐れがあります。11日6時までの24時間に予想されている雨量は多い所で、伊豆諸島:250mm、東海地方:200mm、関東地方150mmです。12日6時までの24時間降水量は多い所で、関東地方・伊豆諸島:100mm、東海地方:50mmです。気象庁からは土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に注意・警戒を呼び掛けています。明日11日の通勤・通学の足に影響しそうですので、最新情報をご確認ください。さて、本日の気象庁の週間予報資料、および各国の予報資料によりますと、今週は台風5号の通過後も湿った空気や梅雨前線の影響でスッキリしない天気が続きそうです。また、オホーツク海高気圧が張り出してくるため北日本を中心に平年より気温が低くなりそうです。以下に気象庁の6/10の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。気象庁HP 週間天気予報※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<6/11(月)>台風5号は日本の南から関東の東に進みます。台風の接近とともに梅雨前線は活発化しながら北上するため、東日本太平洋側を中心に大雨になる恐れがあります。日本海沿岸にも前線ができるため、北陸や東北などの日本海側も注意が必要と思います。また、上空寒気の影響で西日本は大気の状態が不安定になりますので、急な激しい雨、落雷にご注意ください。<6/12(火)>台風5号は朝までに温帯低気圧化して北海道の東に進みます。日本海の前線上にできた低気圧が北日本に進んでくる影響で北日本は雨が降るところが多いです。北海道を中心に荒れた天気になる恐れがあります。東・西日本はトラフ(上空の気圧の谷)が通過する影響で、雲が広がりやすく日本海側を中心に雨が降るところがあります。トラフに押されて梅雨前線が南下するため、沖縄・奄美と九州南部は晴れる予報になっています。<6/13(水)>低気圧は北日本を通過して東に進みます。低気圧の上は寒冷渦(寒気を伴う上空の低気圧)があって、そこから西に伸びるトラフの影響で北・東日本は天気の回復が遅れます。そのため北・東日本は雲が広がりやすく、北日本を中心に雨が降るところがあります。西日本は日本海の高気圧に覆われて、雲が多いながらも晴れ。沖縄・奄美は沖縄地方を中心に晴れる見込みです。<6/14(木)>日本海の高気圧に覆われて、北日本は天気が回復してきます。東・西日本は「北高型」の天気のため、雲が多いながらも晴れ。梅雨前線が再び北上してくるため、沖縄・奄美は曇り時々雨のところが多いです。以降、沖縄・奄美は梅雨前線の影響で週末まで曇りや雨の日が続きます。<6/15(金)~6/17(日)>梅雨前線は次第に北上して南岸に停滞します。その影響で、前線から遠い北日本で晴れるところがある他は、曇りのところが多いです。※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19)上段:6/12-6/14、下段:6/15-6/17ハッチング部は前24hに5mm以上の降水量が予想されている領域【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50)上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低いこの後なのですが、ECMWF(欧州中期予報センター)が19日に台風を予想しています。今のところ台風を予想しているのはECMWFのみですが、今後の動向に注視したいと思います。

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  • 09Jun
    • 【1か月予報】東日本太平洋側は前半を中心に梅雨前線の影響を受けやすく多雨傾向。

      昨夜の東海地方は梅雨前線に向かって台風5号からの熱帯の湿った空気が入ったため、局地的に雷を伴った激しい雨が降りました。昨夜の天気図で梅雨前線が東海地方付近で北に向かって折れ曲がっているのがポイントです。台風5号からの湿った空気がこの折れ曲がった付近(キンクと言います)に集中的に入っていることを示しています。この台風5号は暴風域を伴ったまま東日本に接近、上陸の恐れも出てきました。台風から熱帯の湿った空気が入るため、10日午前中は九州南部と奄美、10日午後からは東日本太平洋側を中心に非常に激しい雨が降る恐れがあります。東日本太平洋側の雨は11日も続く見込みで、北日本も大雨に注意が必要と思います。最新の気象情報にご注意ください。さて、木曜日に更新されている気象庁の1か月予報によりますと、向こう1か月は、北日本で寒気の影響を受ける時期があるため前半を中心に低温傾向の一方、沖縄・奄美は高温傾向。東日本太平洋側は梅雨前線の影響を受けやすく、平年より曇や雨の日が多いみ。後半は全国的に平年並みの天候で、沖縄・奄美は梅雨明け。梅雨前線の平均位置は本州南岸付近の見込みです。以下に、気象庁から発表されている1か月予報の概要と根拠についてまとめてみます。気象庁HP 1か月予報 (地方、要素、予報期間を選択してくださいね)※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<1週目(6/9-6/15)>オホーツク海の寒冷渦(寒気を伴う上空の低気圧)から入る寒気の影響とオホーツク海高気圧の影響で北日本を中心に低温傾向。前半は台風5号からの湿った空気が入るため、梅雨前線の活動が活発になって全国的に降水量が多くなります。台風が通過した後は、天気は回復してくる見込み。お天気の流れの詳細は、明日の週間予報の記事で解説いたします。<2週目(6/16-6/22)>寒帯前線ジェット気流の蛇行のため、北海道を中心に寒気の影響を受けやすく若干の低温傾向。梅雨前線の平均的な位置は本州の南で、北・東・西日本の日本海側は低気圧や前線の影響を受けにくく少雨傾向、北・東・西日本の太平洋側は平年並みの降水量の見込み。沖縄・奄美は暖かく湿った空気の影響で高温傾向と多雨傾向の見込みです。南シナ海からフィリピン付近で対流活動が活発なため、台風や熱帯低気圧が発生する可能性があります。<3・4週目(6/23-7/6)>梅雨前線の平均的な位置は本州付近。全国的に平年並みの天候の予報で、沖縄・奄美はほぼ平年通り梅雨明けしそうです。沖縄・奄美と西日本は高温傾向の見込みです。梅雨も中盤から終盤に入りますので雨の降り方に注意が必要となりますので、梅雨前線や台風の動向にご注意ください。【地上平均気温】左から1週目、2週目、3・4週目の予想暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい【降水量・日照時間】1か月平均【850hPa気温推移】左上:北日本、左下:東日本、右上:西日本、右下:沖縄・奄美ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い太線:平均、細線:各メンバー(個々の数値予報の結果)中央の縦線が6月6日で、その左側は実況、右側は予想

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  • 03Jun
    • 【週間予報】今週は広い範囲で一斉に梅雨入り発表か? 台風・熱帯低気圧と梅雨前線の動向に注意。

      梅雨前線に近い沖縄・奄美、高気圧から遠い九州、上空の気圧の谷の影響を受けている北海道を除いて、梅雨前線の北側の乾いた空気に包まれて今日も爽やかに晴れています。しかし、南海上では対流活動が活発で、今夜には南シナ海に台風4号が発生しそうです。フィリピンの東に発生が予想されている熱帯低気圧(TD)はまだ非常に不確実ですが、熱帯低気圧のまま接近し梅雨前線を活発化して大雨になったり、台風5号となって日本付近に接近する可能性があります。さて、今週の焦点は梅雨入り発表と、梅雨前線・台風5号予定(熱帯低気圧のままかも)の動向です。この時期の台風は、たとえ上陸しなかったり、熱帯低気圧のままでも梅雨前線に向かって熱帯の湿った空気を大量に送り込むため、大雨になる恐れがあります。現時点では非常に不確実なため、最新情報のご確認をお願いいたします。以下に気象庁の6/3の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。気象庁HP 週間天気予報※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<6/4(月)>日本の東海上から高気圧に覆われて、北日本から西日本は晴れるところが多いです。沖縄・奄美は梅雨前線の影響で曇りや雨のお天気です。<6/5(火)>トラフ(上空の気圧の谷)の接近とともに、東シナ海から梅雨前線が西日本付近に伸びてきます。その影響で西日本は曇りから雨になります。東日本も雲が広がりやすく、夜遅くには雨が降り始めるところもありそうです。北日本は高気圧に覆われて晴れる見込みです。沖縄・奄美は梅雨前線が北上するため天気が回復してきます。<6/6(水)>東・西日本付近に梅雨前線が停滞します。その影響で東・西日本は広い範囲で雨が降ります。このタイミングで東・西日本の梅雨入り発表がありそうです(九州と四国は発表済み)。北日本や沖縄・奄美も湿った空気の影響で雲が広がりやすいです。以降、沖縄・奄美は梅雨前線や湿った空気の影響で曇りや雨の天気が続く予報になっています。<6/7(木)>梅雨前線は次第に南下し、日本海に高気圧が進んできます。梅雨前線に近い東・西日本の太平洋側で雨が残る他は、天気は回復してきます。<6/8(金)>オホーツク海高気圧と太平洋高気圧との間の鞍部となるため雲が多いですが、東・西日本では晴れるところが多いです。北日本はトラフの影響で北海道を中心に雲が広がりやすいです。<6/9(土)>トラフが接近してくるため、日本付近は南から湿った空気が入りやすくなります。その影響で全国的に雲が広がりやすいです。<6/10(日)>トラフは黄海付近に進み、南からの湿った空気の影響で梅雨前線の活動が活発になります。そのため全国的に雲が広がりやすく、西日本を中心に雨が降る見込みです。台風や熱帯低気圧の動向次第で、大きく天気が変わる可能性がありますので、最新の気象情報にご注意ください。※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19)上段:6/5-6/7、下段:6/8-6/10ハッチング部は前24hに5mm以上の降水量が予想されている領域【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50)上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低いまだ予想が非常に不確実な段階であることをお断りした上で、気象庁のGSM(全球予報モデル)による予想図を添付いたします。6/10にフィリピンの東の熱帯低気圧は、熱帯低気圧のまま沖縄付近に進み、そこから本州付近の梅雨前線に向かって湿った空気を送り込むため広い範囲で大雨になる予想です。一方、韓国気象庁は台風となって6/10に九州付近に上陸する予想です。まだ各国の予想はバラバラで、南シナ海の台風が日本付近に接近してくるシナリオもあります。台風や熱帯低気圧が実際に発生すればもう少し各国の予想が揃ってくると思います。最新情報は随時Twitterで投稿する予定です。

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  • 02Jun
    • 【1か月予報】いよいよ梅雨本番、6/5頃に一斉に梅雨入りか。東・西日本は多雨傾向。台風が頻発?

      本州付近は帯状の高気圧に覆われていて、梅雨前線は沖縄の南まで南下しています(気象衛星画像ご参考)。気圧の谷の影響を受けている北海道、梅雨前線に近い沖縄以外は6月と思えないぐらい爽やかに晴れています。この好天は明後日の月曜日まで続きます。ただし明後日は高気圧背面の湿った空気が入りやすくなるため、東・西日本の太平洋側では雲が広がりやすくなります。一方、赤道から北緯10度付近には台風の卵となる雲がたくさんあります。そのうち、南シナ海では今夜にも熱帯低気圧、フィリピンの東も低圧部が発生する見込みです。問題はフィリピンの東の方で、これが6/10頃に日本付近に接近する可能性があります。詳細は明日の週間予報の記事で解説予定です。さて、木曜日に更新されている気象庁の1か月予報によりますと、前半を中心に全国的に高温傾向の予報です。東日本と西日本は梅雨前線の影響を受けやすく多雨傾向、逆に沖縄・奄美は少雨傾向の見込みです。沖縄・奄美は平年より梅雨明けが早まる可能性があります。梅雨明けの平年値は沖縄6/23、奄美6/29。梅雨前線が東・西日本付近に停滞しやすいためです。熱帯の対流活動が活発な予想ですので、台風が頻発する可能性があります。この時期の台風は、例え接近しなくても梅雨前線を活発化させますので、梅雨前線と台風の動向には要注意です。以下に、気象庁から発表されている1か月予報の概要と根拠についてまとめてみます。気象庁HP 1か月予報 (地方、要素、予報期間を選択してくださいね)※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<1週目(6/2-6/8)>冒頭に書きましたように、6/4頃までは移動性高気圧に覆われて沖縄・奄美を除いて晴れるところが多いです。6/5は東シナ海から前線が伸びてきて週末まで曇りや雨の日が続きます。6/5に関東地方まで梅雨入りの発表が出そうな感じです。気温は全国的に高温傾向の見込みです。お天気の流れの詳細は、明日の週間予報の記事で解説いたします。<2週目(6/9-6/15)>梅雨前線が東・西日本付近に停滞することが多いです。そのために東・西日本は平年より曇りや雨の日が多いです。沖縄・奄美は台風の影響を受ける可能性があるため、少雨傾向の数値予報を相殺して平年並みの降水量の予報。気温は東・西日本を中心に高温傾向の見込みです。多雨傾向の予想と併せて考えると、蒸し暑くなりそうです。<3・4週目(6/16-6/29)>引続き、梅雨前線が東・西日本付近に停滞しやすいです。数値予報では東・西日本は多雨傾向ですが、不確実性が大きいため気象庁からは平年並みの天候の予報が出ています。沖縄・奄美は太平洋高気圧の張り出しが強く、少雨傾向の予報。沖縄・奄美の梅雨明けが平年より早まる可能性がありそうです。尚、梅雨明けの平年値は沖縄6/23、奄美6/29です。【地上平均気温】左から1週目、2週目、3・4週目の予想暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい【降水量・日照時間】1か月平均【850hPa気温推移】左上:北日本、左下:東日本、右上:西日本、右下:沖縄・奄美ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い太線:平均、細線:各メンバー(個々の数値予報の結果)中央の縦線が5月30日で、その左側は実況、右側は予想どうも6月は台風が頻発する可能性があるようです。気象庁の1か月予報資料では6月後半のベンガル湾からフィリピン付近の対流活動が活発なのは不確実としていますが、海水温の予測では6月末でもフィリピン付近の海水温は高い予想です。もしかすると6月末までに台風が3つか4つ続けて発生するかもしれません。

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  • 27May
    • 【週間予報】昨日の九州南部に続いて九州北部も明日に梅雨入りしそう。久し振りに台風(4号)が発生?

      昨日に九州南部は梅雨入り発表がありました(平年より5日早い)。今日は梅雨前線が一時的に南下していますので、沖縄・奄美で曇りや雨になっている他は晴れて暑くなっているところが多いです。しかし今夜には東シナ海に梅雨前線上の低気圧ができて、天気は下り坂。明日は梅雨前線が九州南岸まで北上するため北日本を除いて雲が広がりやすく、沖縄・奄美、九州、四国を中心に雨が降る見込みです。さて、本日の気象庁の週間予報資料、および各国の予報資料によりますと、今週半ばまでは南岸に梅雨前線が停滞して曇りや雨の日が多く、週末は晴れてきそうです。また、NOAA(アメリカ海洋大気庁)と韓国気象庁が6月上旬の台風発生を予想し始めています。発生すれば3月の台風3号以来となります。以下に気象庁の5/27の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。気象庁HP 週間天気予報※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<5/28(月)>高気圧縁辺の湿った空気や梅雨前線の影響で全国的に雲が広がりやすく、沖縄・奄美、九州、四国を中心に雨が降る見込みです。前線から離れている北日本は晴れるところもあります。<5/29(火)>梅雨前線上の低気圧が西日本に進みます。その影響で雲が沖縄・奄美から東日本では広がりやすく、沖縄地方、西日本太平洋側で雨が降るところがあります。北日本でも曇りのところが多いです。沖縄・奄美は以降、週末まで曇りや雨の日が続く見込みです。<5/30(水)>本州南岸を通過する梅雨前線上の低気圧と、北日本を通過するトラフ(上空の気圧の谷)の影響で、全国的に雲が広がりやすく、東・西日本の太平洋側と北日本では雨が降るところがある予報になっています。<5/31(木)~6/1(金)>次のトラフがゆっくりと東日本に進んできます。その影響で31日は梅雨前線の活動が活発になり、東・西日本の太平洋側で雨が降るところがあります。1日は高気圧が張り出してくるため、東・西日本の日本海側は晴れてるところがある見込みです。<6/2(土)~6/3(日)>移動性高気圧が通過するため、梅雨前線は南海上に南下して九州南部と沖縄・奄美以外は晴れるところが多いです。3日は高気圧が東海上に進むため、東・西日本の太平洋側では次第に雲が広がりやすくなります。※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19)上段:5/29-5/31、下段:6/1-6/3ハッチング部は前24hに5mm以上の降水量が予想されている領域【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50)上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低いさて、久し振りに発生する可能性がある台風4号なのてすが、今もところ発生を予想しているのはNOAA(アメリカ海洋大気庁)と韓国気象庁だけです。まだ予想が非常に不確実であることをお断りした上で、予想図を添付いたします。NOAAは6/8頃に本州南岸への接近を予想しています。念のため今後の動向に注意と思います。

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  • 26May
    • 【1か月・3か月予報】6月の東・西日本は多雨傾向で大雨注意。7月は猛暑。8月は天候不順の可能性。

      今日は梅雨前線上の低気圧が九州南部に進んできます。屋久島や九州南部の山は大雨に注意。屋久島は沢が増水して渡渉困難になる可能性があります。また上空寒気を伴う気圧の谷の影響で関東甲信で夕方から夜にかけて局地的ににわか雨や落雷の可能性があります。ご注意ください。関東甲信が不安定なのは上空寒気に加えて、高気圧が北に偏っているため下層で海から湿った東風が入るためです。さて、今週は木曜日に1か月予報、今曜日に3か月予報が更新されています。6月は東・西日本で梅雨前線の影響を受けやすく平年より多雨傾向の予報です。7月は東日本太平洋側、西日本、沖縄・奄美で太平洋高気圧が強く猛暑の予報。8月は太平洋高気圧の張り出しは弱まる数値予報ですが、予報の不確実性を考慮してほぼ平年並みの天候で気温はやや高温傾向。8月は猛暑、天候不順どちらにも転ぶ可能性がありそうです。以下に気象庁の週間予報、1か月予報、3か月予報の内容と根拠をまとめてみます。気象庁HP1か月予報 (地方、要素、予報期間を選択してくださいね)3か月予報 (地方、要素、予報期間を選択してくださいね)※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<1か月予報 1週目(5/26-6/1)>フィリピンから東に北緯10度付近の熱帯の対流活動が活発なため、その北側でサブハイ(亜熱帯高気圧)が強い。そのため、梅雨前線は北上気味で沖縄地方で少雨傾向の一方で、東・西日本は前線の影響を受けやすく平年より曇りや雨の日が多いです。九州では近日中に梅雨入り発表されると思います。また、北日本も気圧の谷の影響で平年より晴れの日が少ない見込みです。気温は沖縄・奄美から東日本で高温傾向の見込みです。<1か月予報 2週目(6/2-6/8)>1週目に比べて梅雨前線の位置がやや南下しますが、沖縄・奄美は引続き少雨傾向。一方で、東・西日本の太平洋側は低気圧や前線の影響を受けやすく多雨傾向の見込みです。早ければ九州以外でも梅雨入りの発表がありそうです。<1か月予報 3・4週目(6/9-6/22)>熱帯の対流活動が活発で、偏西風は平年より北側を流れる見込み。そのため日本付近は暖かい空気に包まれやすいですが、全国的に曇りや雨の日が多いため、気温は平年よりやや高い予報です。東・西日本は梅雨前線の影響を受けやすく多雨傾向の見込みです。梅雨時の大雨に注意と思います。南海上でサブハイ(亜熱帯高気圧)が強いため、そこからの湿った空気が入りやすいと考えられますので、局地的な大雨に注意と思います。<6月>東・西日本は低気圧や前線の影響を受けやすく多雨傾向の一方で、沖縄・奄美は逆に少雨傾向の予報です。北日本は平年並みの天候。気温は北日本と沖縄・奄美で高温傾向の見込みです。<7月>フィリピン付近から東で熱帯の対流活動が活発なため、その北側で下降気流となって日本付近の太平洋高気圧の張り出しを強めます(PJパターンと言います)。チベット高気圧の張り出しも強いため、沖縄・奄美、西日本、東日本太平洋側では平年より晴れの日が多く猛暑になりそうです。北日本は前線や低気圧の影響で若干の多雨傾向。<8月>数値予報ではフィリピンの東の対流活動が弱まり、太平洋高気圧の張り出しも弱まる予想ですが、3か月先の予報は精度が低いとして気象庁からはほぼ平年並みの天候の予報が出ています。気温は全国的にやや高温傾向の見込みです。【地上平均気温】上段:左から1週目、2週目、3・4週目の予想下段:左から6月、7月、8月の予想暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい【1か月予報 降水量・日照時間】【3か月予報 降水量】左から6月、7月、8月の降水量今回の3か月予報では、8月の天気が大変気になります。NOAA(アメリカ海洋大気庁)の予想では、秋から冬にエルニーニョになる確率が高くなってきているとしています。JAMSTEC(海洋研究開発機構)の季節ウォッチよりますと、夏にはエルニーニョと正のインド洋ダイポールが発生するとしています。正式にエルニーニョと認定されるためには、エルニーニョ監視域の海水温が0.5℃以上になった期間が6か月以上続く必要がありますので、これはエルニーニョ傾向として捉えてください。夏にエルニーニョが発生すると、天候不順になることが多いです。果たしてどうなるか注視していきたいと思います。

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  • 20May
    • 【週間予報】23日から24日にかけて通過する南岸低気圧と前線による大雨に注意。

      日本付近は大陸からの移動性高気圧による冷涼な空気が入って、金曜日までの暑さが嘘のように爽やかな天気になっています。昨日は低気圧や前線と高気圧との間で気圧の傾きが大きくなっていて各地で強風が吹きましたが、高気圧が日本付近に進んでくるとともに次第に風が収まってきます。高気圧の中心付近は風が弱いのですが、高気圧の周辺は等圧線の間隔が狭くなって(気圧の傾きが大きくなって)、風が強いことが多いですので地上天気図を見る上でご留意いただくと良いと思います。さて、本日の気象庁の週間予報資料、および各国の予報資料によりますと、今週の焦点は23日から24日にかけて通過する南岸低気圧と、中国東北区の低気圧から伸びる前線の通過による大雨です。南岸低気圧の影響で西日本と東日本太平洋側で局地的に激しい雨になりそうです。また前線の影響で北陸と東北で再び大雨になる恐れがありますので、最新の気象情報にご注意ください。以下に気象庁の5/20の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。気象庁HP 週間天気予報※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<5/21(月)>移動性高気圧が通過するため、晴れるところが多いです。ただし、前線の影響で九州南部と沖縄・奄美は雲が広がりやすく、雨が降るところがある見込みです。<5/22(火)>日本の東に抜けた移動性高気圧が日本付近に張り出し続けます。そのため引続き晴れるところが多いです。ただし、沖縄・奄美と西日本太平洋側は湿った空気の影響で雲が広がりやすく、雨が降るところがある見込みです。<5/23(水)~5/24(木)>中国東北区の低気圧から伸びる前線と南岸低気圧が日本付近を通過します。その影響で23日は西日本を中心に、24日は東日本と東北を中心に雨が降ります。局地的に激しい雨が降る恐れがあります。。現時点では昨日の予想ほどの湿った空気は入らなくなっていますが、まだ今後変わってくる可能性がありますので、最新の気象情報にご注意ください。沖縄・奄美は、23日は南岸低気圧から伸びる前線の影響で雨が降りますが、24日は高気圧に覆われて晴れる予報になっています。<5/25(金)~5/26(土)>移動性高気圧が本州の南を通過します。覆われて概ね晴れる見込みですが、北日本はトラフ(上空の気圧の谷)、沖縄・奄美は湿った空気の影響で雲が広がりやすいです。また、26日の西日本も高気圧縁辺の湿った空気の影響で次第に雲が広がりやすくなる見込みです。<5/27(日)>寒冷渦(寒気を伴う上空の低気圧)と対応する地上の低気圧が中国東北区に進んできます。その影響で日本付近は南からの湿った空気が入りやすくなり、全国的に雲が広がりやすく、東シナ海から前線が前線が伸びてくる西日本を中心に雨が降るところがある見込みです。※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19)上段:5/22-5/24、下段:5/25-5/27ハッチング部は前24hに5mm以上の降水量が予想されている領域【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50)上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い23日から24日にかけて通過する南岸低気圧と前線ですが、まだ予想が不確実であることをお断りした上で予報図を添付いたします。順番に23日21時と24日9時の地上天気図、23日15時の925hPa相当温位図です。本日の時点では非常に湿った空気(相当温位336K以上)が入るのは九州南部のみに変わったのですが、まだ変わってくる可能性はありそうです。現時点でもそこそこの雨は降る見込みですので、最新の気象情報にご注意ください。

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  • 19May
    • 【1か月予報】東・西日本は6月に入ると梅雨前線が停滞しやすい。梅雨入りが早まる可能性も

      昨日は秋田県を中心に東北や北陸で大雨になり、各地で河川の氾濫が起きています。前線の閉塞点にできた低気圧が東に抜けて大雨は峠を越えていますが、秋田沖には元の低気圧が残っており、しばらくは河川の氾濫や土砂災害に対する警戒が必要です。低気圧が三陸沖から東に進むとともに朝鮮半島付近から高気圧が張り出してきて、北・東日本は一時的な冬型気圧配置になります。気圧の傾きが大きく、中部山岳の3000m稜線は風が強い状態(20m/s以上)が続きます。天気が回復してきても強風による滑落等にご注意ください。さて、木曜日に発表されている気象庁の1か月予報によりますと、北日本と沖縄・奄美は高温傾向ですが、東・西日本はほぼ平年並みの気温の予報です。また、5月までの東・西日本は周期的な天気の変化の中で低気圧や前線の影響を受けやすく、6月に入ると梅雨前線が停滞しやすいです。梅雨入りが平年より早まる可能性もありそうです。偏西風が平年より北側を流れるため季節進行が早くなりそうな感じがします。以下に、気象庁から発表されている1か月予報の概要と根拠についてまとめてみます。気象庁HP 1か月予報 (地方、要素、予報期間を選択してくださいね)※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<1週目(5/19-5/25)>偏西風の蛇行の波のため、日本付近は気圧の谷となって東・西日本は低気圧や前線の影響を受けやすいです。そのため、東・西日本は多雨傾向の見込みです。その他の地方は平年並みの天候の予報です。気温は、北海道で高温傾向、沖縄・奄美も高温傾向でかなりの高温になる可能性もあります。<2週目(5/26-6/1)>引続き日本付近は気圧の谷ですが、1週目より不明瞭です。日本の南海上への太平洋高気圧の張り出しが強く、沖縄・奄美は沖縄を中心に平年より曇りや雨の日が少ない見込みです。北日本から西日本はほぼ平年並みの天候の予報。気温は平年より梅雨前線の影響を受けにくい沖縄・奄美と、暖かい空気に包まれやすい北日本で高温傾向になっています。<3・4週目(6/2-6/15)>日本付近の偏西風が平年より北を流れる傾向。そのため、梅雨前線が東・西日本付近に停滞しやすく、東日本太平洋側と西日本は多雨傾向。梅雨入りが平年より早まる可能性もありそうです。逆に沖縄・奄美は梅雨前線の影響を受けにくく少雨傾向。気温は北日本と沖縄・奄美で高温傾向の見込みです。【地上平均気温】左から1週目、2週目、3・4週目の予想暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい【降水量・日照時間】1か月平均【850hPa気温推移】左上:北日本、左下:東日本、右上:西日本、右下:沖縄・奄美ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い太線:平均、細線:各メンバー(個々の数値予報の結果)中央の縦線が5月16日で、その左側は実況、右側は予想

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  • 13May
    • 【週間予報】今週半ばは夏日続出。北欧付近のブロッキング高気圧のせい。

      今日は東シナ海から前線が伸びてきて、夜までには関東付近で前線上の低気圧が発生する見込みです。前線に向かって非常に湿った空気(925hPaで相当温位336K以上)が入るため、西日本から東日本では大気の状態が不安定になり、局地的に雷を伴った激しい雨が降る恐れがあります。すでに中部山岳は雨が降り始めていますが、お昼頃から本降りになりますので、早めの下山をお勧めします。増水が予想されますので、沢筋は避けた方が無難と思います。さて、本日の気象庁の週間予報資料、および各国の予報資料によりますと、今週は周期的な天気の変化で、週半ばは晴れて気温がかなり高くなる見込みです。30℃を超える真夏日になるところもありますので、熱中症など体調管理にご注意ください。以下に気象庁の5/13の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。気象庁HP 週間天気予報※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<5/14(月)>沖縄付近に中心を持つ高気圧が張り出してきて、天気は回復してきます。沖縄・奄美と西日本は概ね晴れ、東日本と北日本も午前中は雨が残りますが次第に晴れてくる見込みです。<5/15(火)>日本付近に移動性高気圧が進んできて、全国的に晴れる見込みです。ただし、北海道と沖縄・奄美は高気圧の中心から離れているため雲が広がりやすいです。<5/16(水)~5/17(木)>移動性高気圧が日本の南を通過します。また、サハリン付近を低気圧が通過します。16日の北日本から西日本は晴れて気温が上がります。17日の北日本は低気圧の影響で雲が広がりやすく、雨が降るところがあります。東・西日本は晴れますが、高気圧の背面の湿った空気の影響で雲が広がりやすくなります。沖縄・奄美は両日とも湿った空気の影響で曇りの予想です。以降、沖縄・奄美は湿った空気の影響で雲が広がりやすい天気が続きます。<5/18(金)~5/19(土)>日本付近を気圧の谷が通過します(低気圧が発生する可能性もあります)。その影響で、18日は北・東日本の日本海側と西日本、19日は北日本から西日本の広い範囲で雨が降る予想になっています。<5/20(日)>前線が南岸に停滞します。その影響で、全国的に雲が広がりやすく、東・西日本の太平洋側を中心に雨が降る見込みです。※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19)上段:5/15-5/17、下段:5/18-5/20ハッチング部は前24hに5mm以上の降水量が予想されている領域【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50)上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い今週は16~17日にかけて30℃越えが予想されています。現時点で32℃は、山梨県、群馬県、埼玉県ですが、他にも30~31℃の予想のところがあります。この高温の原因は、北欧付近のブロッキング高気圧。ブロッキングは偏西風の流れを滞らせて、世界各地に異常気象をもたらします。気象庁の週間予報資料FXXN519の北半球500hPa予想図を見てみましょう。添付は17日を中心とした5日平均天気図で、図の中心が北極、日本は右下中央にあります。北緯40度付近に注目すると、北欧付近がリッジ(上空の気圧の尾根)、ロシアがトラフ(上空の気圧の谷)となっていて、華北から日本付近にその波が伝播してきて500hPaの高度が高くなっている(点線で囲まれた白抜き)ことが分かります。つまり、日本付近の気温が高くなるには、北欧付近に原因があります。現在、500hPa天気図では北欧付近にブロッキング高気圧があります。ブロッキングというのは、西から東に吹く偏西風の流れをブロックして滞らせることからこの呼び方になっています。

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  • 12May
    • 【1か月予報】前半の北~西日本を中心に全国的に高温傾向。東・西日本は多雨傾向。冬はエルニーニョ?

      今朝は東北から東日本で雲が多くなっていますが、高気圧の勢力が残って気圧の谷の影響を受ける沖縄以外は晴れて気温が上がるところが多いです。すでに大陸で停滞前線ができていますが、明日はこの停滞前線が本州付近に進んでくるため、西日本から東日本では大気の状態が不安定となって、局地的に雷を伴った激しい雨が降る恐れがあります。中部山岳はお昼前後から雨が降り始める見込みで、午後から夜にかけて雨(標高3000mでも雨)が強くなりそうです。早めの下山をお勧めいたします。さて、木曜日に更新されている気象庁の1か月予報によりますと、前半の北日本から西日本を中心に、全国的に高温傾向の予報です。西日本と東日本は低気圧や前線の影響を受けやすく平年より降水量が多めの一方で、沖縄・奄美は湿った空気が入りにくく平年より少雨傾向。日本の南で太平洋高気圧が強く、東・西日本に太平洋高気圧縁辺の湿った空気が入りやすいためです。以下に、気象庁から発表されている1か月予報の概要と根拠についてまとめてみます。気象庁HP 1か月予報 (地方、要素、予報期間を選択してくださいね)※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<1週目(5/12-5/18)>日本付近の偏西風が平年より北を流れるため、500hPaの高度(地上から500hPaまでの気温に比例)が高く、日本付近は暖かい空気に包まれやすいです。地上でも「南高北低型」の気圧配置のため気温が高くなりやすいです。また、偏西風は東西流の流れのため、低気圧と高気圧が交互に通過する周期的な天気の変化になります。5/15頃からの約1週間について、北日本から奄美まで高温に関する異常天候早期警戒情報が出ています。お天気の流れの詳細は、明日の週間予報の記事で解説いたします。<2週目(5/19-5/25)>500hPa高度は高い状態が続きます。1週目と違うのは日本付近が500hPaの気圧の谷になります。地上でも本州南岸が気圧の谷になりますので、東・西日本の太平洋側は低気圧や前線の影響を受けやすく、平年より晴れの日が少ない見込みです。逆に沖縄・奄美は低気圧や前線の影響を受けにくく、平年より曇りや雨の日が少ない予報です。その他の地方ではほぼ平年並みの天候の予報です。気温は期間の前半を中心に全国的にかなり高くなる見込みです。<3・4週目(5/26-6/8)>引続き500hPa高度が平年より高いです。日本の南でサブハイ(亜熱帯高気圧)が強いため、東・西日本はサブハイ縁辺の湿った空気が入りやすいです。その影響で、東・西日本は低気圧や前線の影響を受けやすく多雨傾向の予報です。逆に沖縄・奄美は湿った空気の影響を受けにくい状況が続きます。気温は全国的に高めですが、東・西日本は平年より晴れの日が少ないため、高温の度合いが抑えられています。【地上平均気温】左から1週目、2週目、3・4週目の予想暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい【降水量・日照時間】1か月平均【850hPa気温推移】左上:北日本、左下:東日本、右上:西日本、右下:沖縄・奄美ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い太線:平均、細線:各メンバー(個々の数値予報の結果)中央の縦線が5月9日で、その左側は実況、右側は予想さて、昨日に気象庁からエルニーニョ監視速報が発表されています。すでに50%の確率で今冬にエルニーニョが発生するとNOAA(アメリカ海洋大気庁)は予想していますが、気象庁の予想でもエルニーニョになる可能性が出てきたようです。監視域の海水温が基準値を0.5℃下回る状態が続くとラニーニャ、0.5℃上回る状態が続くとエルニーニョです。北極振動、EUパターン、WPパターンの影響もありますので、エルニーニョの冬が必ずしも暖冬になるわけではないのですが、今後も注目していきたいと思います。

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  • 06May
    • 【週間予報】GW明けの7日の大雨に注意。そして沖縄の梅雨入り発表が焦点。火曜日あたりに発表?

      上空寒気の影響を受けた5/4~5を除いてまずまずの天気だったGWも今日が最終日。そしてそれに合わせたように天気は下り坂で、低気圧と前線の影響で九州や中国地方では雨が降り始めています。GW明けの明日は、低気圧に前線に向かって梅雨時のような湿った空気(925hPaで相当温位336K)が入るため大気の状態が不安定になります。西日本から東日本で局地的に雷を伴って激しい雨が降る恐れがありますのでご注意ください。尚、下層暖湿気は850hPa(上空約1500m)よりも下の、500~1000m付近から入りますので、975~925hPa(250~750m)の相当温位を見ます。さて、本日の気象庁の週間予報資料、および各国の予報資料によりますと、今週は周期的な天気の変化で、さしあたっては明日7日の大雨に注意です。そして停滞前線が沖縄付近に南下してくる8日(火)あたりに沖縄・奄美の梅雨入りが発表される可能性があります。「梅雨入り」の発表は「大雨のシーズン」に入ったことを注意喚起する目的がありますので、その後の沖縄・奄美で曇時々晴ぐらいの天気になっても、7日に東・西日本で大雨になれば沖縄・奄美の梅雨入り発表がありそうです。以下に気象庁の5/6の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。気象庁HP 週間天気予報※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<5/7(月)>前線を伴った低気圧が西日本から東日本を通過します。また、北海道付近を低気圧が通過。その影響で沖縄地方を除いて全国的に雨が降るところが多く、西日本や東日本では局地的に雷を伴った激しい雨が降る恐れがあります。<5/8(火)>低気圧は東海上に抜けますが、前線は本州南岸から沖縄・奄美付近に停滞し、西日本南岸の前線上に新たな低気圧が発生する見込みです。その影響で、東日本から沖縄・奄美は雲が広がりやすく、九州南部や沖縄・奄美は雨が降ります。北日本は高気圧に覆われて晴れるところが多い見込みです。このタイミングで沖縄・奄美の梅雨入り発表がありそうです。<5/9(水)~5/10(木)>寒冷渦(寒気を伴う上空の低気圧)が北日本を通過します。その影響で、北日本と東日本は雲が広がりやすいです。西日本は晴れるところが多いですが、9日は上空寒気の影響で日本海側は雲が広がりやすいです。沖縄・奄美も前線(梅雨入り発表があれば梅雨前線)の影響で雲が広がりやすいです。以降、沖縄・奄美は前線や湿った空気の影響で雲が広がりやすい天気が続きます。<5/11(金)~5/12(土)>日本付近を移動性がゆっくりと通過するため、北日本から西日本は晴れるところが多いです。ただし、12日の西日本は高気圧縁辺の湿った空気が入るため雲が広がりやすいです。<5/13(日)>トラフ(上空の気圧の谷)が接近してきて、対応する地上の低気圧が朝鮮半島付近に進んできます。その影響で全国的に雲が広がりやすく、西日本では雨が降るところがある見込みです。※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19)上段:5/8-5/10、下段:5/11-5/13ハッチング部は前24hに5mm以上の降水量が予想されている領域【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50)上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い冒頭に掲載しました気象庁の48時間予想図で右下隅に熱帯低気圧が予想されていますが、各国の予想図を見ますとこの熱帯低気圧は台風にまで発達しないと思われます。その後は韓国気象庁のみが5/15頃に台風になりそうな熱帯擾乱を予想しています。4月は台風が発生していませんので、2か月振りの台風になるか注目と思います。

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  • 04May
    • 【1か月予報】前半の東・西日本を中心に全国的に高温傾向。東・西日本は低気圧の影響で多雨傾向。

      今日はこの時期としては強い上空寒気が入っているため、全国的に不安定に天気になっています。前線を伴わない低気圧の上には上空寒気が入っていることが多く、今回もそうなっています。白馬山荘のFacebook情報では小屋の周辺は吹雪となっています。日本海からの湿った西からの強風がまともに当たる日本海側の山は断続的に吹雪になるため、稜線上での行動は控えた方が無難と思います。また、広い範囲で雷注意報がでているため、落雷や竜巻などの突風にも注意が必要です。気象庁からは今朝、「雷と突風及び降ひょうに関する全般気象情報 第3号」を発表し、「西日本では4日夕方にかけ、東日本では5日朝にかけ、日本海側を中心に大気の状態が非常に不安定となる見込み」として、「落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意」を呼び掛けています。「急な強い雨」は、山では「急な吹雪」と読み替えてください。太平洋側の山でも、晴れていたとしても天気の急変にはご注意ください。尚、中部山岳の稜線では明日5日も風が強い状況が続く見込みです。さて、昨日に更新されている気象庁の1か月予報によりますと、前半の東・西日本を中心に全国的に暖かい空気に包まれやすく、向こう1か月の気温は全国的に高めの見込みです。東・西日本は周期的な天気の変化の中で、平年より多雨傾向、逆に沖縄・奄美は少雨傾向の予報です。日本の南で太平洋高気圧が強く、九州の西から東日本の南岸を低気圧が通過しやすいためです。以下に、気象庁から発表されている1か月予報の概要と根拠についてまとめてみます。気象庁HP 1か月予報 (地方、要素、予報期間を選択してくださいね)※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<1週目(5/5-5/11)>7日から10日にかけて寒冷渦(寒気を伴う上空の低気圧)がゆっくりと北海道付近を通過します。地上では低気圧や前線が日本付近を通過するため、7日を中心に全国的に天気が崩れる見込みです。寒冷渦の影響で天気の回復は遅く、9日頃まですっきりしないお天気です。気温は寒気の影響を受けやすい北海道で低めで、最新の週間予報資料では関東地方も1か月予報ほどは高温傾向にならないと思われます。<2週目(5/12-5/18)>日本付近の偏西風は平年より北を流れ、地上では「南高北低型」の気圧配置のため、日本付近は全国的に暖かい空気に包まれやすいです。北日本から西日本は周期的な天気の変化で、平年並みの天候の予報。沖縄・奄美は湿った空気の影響を受けにくく、平年に比べて曇りや雨の日が少ない見込みです。沖縄の梅雨入りの平年値は5/9ですが、1週目に発表がなければ予報官の方は発表のタイミングに困るかもしれません。1951年以降の気象庁の統計で、一番遅い沖縄の梅雨入りは1963年の6/4です。これ以外の年で沖縄の梅雨入りが6月にずれ込んだことはありません。さすがに5月下旬には発表されるのではと思います。<3・4週目(5/19-6/1)>本州の南から南東海上で太平洋高気圧が強く、本州付近は太平洋高気圧の北側で気圧の谷となって低気圧や前線の影響を受けやすいです。そのため、沖縄・奄美は引続き少雨傾向。東・西日本は平年より晴れの日が少なく多雨傾向の予報です。周期的な天気の変化ですまで、まだ東・西日本の梅雨入り発表はないと思われます。北日本は平年並みの天候。気温は全国的に高温傾向の見込みです。【地上平均気温】左から1週目、2週目、3・4週目の予想暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい【降水量・日照時間】1か月平均【850hPa気温推移】左上:北日本、左下:東日本、右上:西日本、右下:沖縄・奄美ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い太線:平均、細線:各メンバー(個々の数値予報の結果)中央の縦線が5月2日で、その左側は実況、右側は予想

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  • 29Apr
    • 【週間予報】5/3頃に通過する低気圧に警戒、2012年の白馬岳遭難と同じ気象状況!

      日本付近は「帯状の高気圧」に覆われて、全国的なGWらしい爽やかな天気になっています。この好天は明日4/30まで続きますが、明日夜に大陸で顕在化する前線が5/1に東シナ海に伸びてくるため、5/1は西の方から天気は下り坂となります。また、明日の北日本は寒冷前線の影響を受けるため、天気が崩れる所がある見込みです。さて、本日の気象庁の週間予報資料、および各国の予報資料によりますと、5/2~5/4にかけて日本付近を低気圧が発達しながらゆっくりと通過する見込みです。雨が降った後、5/4は一時的な冬型気圧配置になります。東日本日本海側や北日本の山では吹雪くところもありそうです。太平洋側の山も天気は回復しても稜線では西風が強いです。また、強い上空寒気が入りますので落雷、急な吹雪にも注意と思います。今回の低気圧は、2012年の5/4に白馬岳で北九州の6人全員が吹雪の中で低体温症で亡くなった時の気象状況と非常に良く似ています。低気圧が中部山岳で分裂、2つの低気圧の間での疑似好天、その後の強い上空寒気で荒れそうなのも全く同じ。慎重な行動をお願いいたします。以下に気象庁の4/29の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。気象庁HP 週間天気予報※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<4/30(月)>日本の東海上から高気圧に覆われて晴れるところが多いですが、高気圧の縁辺の湿った空気が入りやすい沖縄・奄美、東・西日本の太平洋側、北日本日本海側では雲が広がりやすいです。<5/1(火)>北海道と東北北部は寒冷前線が南下する影響で雲が広がりやすく、北海度を中心に雨が降るところがあります。東北南部と東日本は南海上を進む高気圧に覆われて晴れる見込み。西日本は大陸から伸びてくる前線の影響で天気は下り坂で、九州では雨が降るところがあります。沖縄・奄美も雲が広がりやすく、前線に近い奄美では曇時々雨。<5/2(水)~5/3(木)>低気圧が太平洋側と日本海側に分裂して、西日本から東日本を通って北日本に進みます。その影響で、5/2は西日本を中心に沖縄・奄美、東海、甲信で雨が降り、5/3は全国的に雨が降るところが多い予想です。東・西日本は低気圧や前線の影響で荒れた天気(大雨や強風など)になる恐れがあります。<5/4(金)>太平洋側の低気圧は不明瞭となり、日本海側の低気圧が北日本を通過します。その影響で北海道は雨または雪が降ります。低気圧の通過後は一時的な冬型気圧配置となり、東・西日本の日本海側は寒気の影響で雲が広がりやすく、雨が降るところがあります。この時期としては強い上空寒気が入るため、日本海側の山では落雷や急な吹雪に要警戒です。東日本太平洋側や西日本も不安定な天気になる可能性がありそうです。沖縄・奄美は天気が回復する見込み。<5/5(土)>移動性高気圧に覆われて晴れるところが多いですが、北・東日本の日本海側は寒気が残る影響で雲が広がりやすく、雨または雪が降るところがある予想になっています。<5/6(日)>GW最後を飾るように、全国的に高気圧に覆われて晴れる見込みです。※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19)上段:5/1-5/3、下段:5/4-5/6ハッチング部は前24hに5mm以上の降水量が予想されている領域【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50)上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低いまだ予想が不確実な段階であることをお断りした上で、気象庁のGSM(全球予報モデル)による予想図を添付いたします。5/3は低気圧が西日本から東日本に進みます。低気圧が中部山岳を通過する時に日本海側と太平洋側に分裂するため、5/3後半に中部山岳は一時的に天気が回復(疑似好天)する可能性がありますが、その後は日本海側の山を中心に大荒れになります。500hPで-24℃というこの時期としては非常に強い寒気が入るため、5/4は大気の状態が不安定になりますので、日本海側の山では落雷、突風、急な吹雪に要警戒と思います。この気象状況は2012年5月の白馬岳遭難事故の時にと全く同じです。今回の場合は、日本付近の高緯度側にリッジ(上空の気圧の尾根)、低緯度側にトラフ(上空の気圧の谷)がある、いわゆる「逆位相」の気圧配置のため、低気圧の速度がノロノロとしていて悪天が長く続く恐れがあります。

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  • 28Apr
    • 【1か月・3か月予報】5月は高温傾向、6月は多雨傾向、7月の梅雨明け後は猛暑

      今日のGW入りに合わせたかのように日本付近は移動性高気圧に覆われて北陸や北海道を除いて雲一つない好天になっています。4/30までは「帯状の高気圧」に覆われて晴れが続きますが、5/1はトラフ(上空の気圧の谷)と対応する地上の低気圧の接近とともに、西の方から天気は下り坂となります。さて、水曜日に更新されている3か月予報、木曜日に更新されている1か月予報によりますと、5月は周期的な天気の変化で高温傾向、梅雨入りする6月は東・西日本を中心に多雨傾向、7月の梅雨明け後は沖縄・奄美から東日本を中心に晴れの日が多く、猛暑になる見込みです。夏山では晴れが続いて水場が枯渇することも考えられますのでご注意ください。また、山岳地帯では、午後からは熱雷が発生しやすいですので、「早立早着」を心掛けてください。以下に気象庁の週間予報、1か月予報、3か月予報の内容と根拠をまとめてみます。気象庁HP1か月予報 (地方、要素、予報期間を選択してくださいね)3か月予報 (地方、要素、予報期間を選択してくださいね)※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<1か月予報 1週目(4/28-5/4)>「南高北低型」の気圧配置で、日本付近は南から暖かい空気が入りやすく、沖縄地方を除いて全国的に高温傾向。5/2~5/3にかけて低気圧が発達しながら日本付近を通過し、5/3頃の北日本から西日本は荒れた天気になる恐れがあります。低気圧の通過後の5/4は一時的な冬型気圧配置になって、日本海側の山では気温が急低下して吹雪く恐れがあります。また、5/4は上空寒気によって大気の状態が不安定になる可能性があるため、日本海側の山を中心に落雷や急な降雪の強まりなどのリスクが予想されますので慎重な行動をお願いいたします。お天気の流れの詳細は、明日の週間予報の記事で解説いたします。<1か月予報 2週目(5/5-5/11)>周期的な天気の変化となります。今のところはGW最後の5/5~5/6は、低気圧の影響が残る北日本を除いて、移動性高気圧に覆われて天気は良さそうです。引続き全国的に気温は高めの見込みです。沖縄・奄美は湿った空気の影響を受けにくいため、平年より梅雨入りが遅れそうです。<1か月予報 3・4週目(5/12-5/25)>沖縄・奄美は梅雨入り。北日本から西日本は周期的な天気の変化ですが、東・西日本は西谷(日本の西の上空の気圧の谷がある)の気圧配置のため、湿った空気の影響を受けやすく、平年より晴れの日が少ない見込みです。<5月>太平洋全域でITCZ(熱帯収束帯)が北緯10~20度付近まで北上するため、日本付近の偏西風は平年より北側を流れて、日本付近は暖かい空気に包まれやすいです。そのため沖縄・奄美から東日本は高温傾向。また、沖縄・奄美は湿った空気の影響を受けにくいため、平年より曇りや雨の日が少ない見込みです。<6月>フィリピン付近の対流活動が活発なため、平年より太平洋高気圧が強く、日本付近は太平洋高気圧の縁辺の湿った空気が入りやすいです。地上では東・西日本付近に梅雨前線が予想されていて、東・西日本は梅雨前線の影響を受けやすく、平年より曇りや雨の日が多い見込みです。<7月>日本付近の偏西風が平年より北側を流れる傾向が続きます。フィリピン付近の対流活動が活発なこともあり、太平洋高気圧が平年より北側で強い見込みです。そのため、梅雨明け後の東・西日本は太平洋高気圧に覆われやすく猛暑になりそうです。梅雨明けが早まる可能性もありそうです。沖縄・奄美は梅雨明けして、平年より晴れの日が多い見込みです。【地上平均気温】上段:左から1週目、2週目、3・4週目の予想下段:左から5月、6月、7月の予想暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい【1か月予報 降水量・日照時間】【3か月予報 降水量】左から5月、6月、7月の降水量

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  • 22Apr
    • 【週間予報】GW前半(4/28-5/2)は帯状の気圧に覆われ天気良さそう。5/4頃に崩れる?

      昨日は川本(島根県)の32.1℃を筆頭に各地で真夏日になっています。今日も移動性高気圧に覆われて気温が上がります。まだ身体が暑さに慣れていないので、水分をこまめに補給するなどして熱中症にご注意ください。明日は、一転して東北太平洋側、関東、東海などで最高気温が10℃ぐらい下がります。地上天気図では典型的な「北東気流型」で、根室の南東に予想されている高気圧から冷湿な北東風が吹き込んできて、下層雲が広がり気温が上がらないです。明日は華中から前線が伸びてきて、前線上に低気圧が発生するため西日本では天気は下り坂で、中部山岳でも午前中は雲海の上で晴れていても次第に上層雲が広がってきます。さて、本日の気象庁の週間予報資料、および各国の予報資料によりますと、4/24~25にかけて天気が崩れますが、その後は4/28~5/2頃までは帯状の高気圧に覆われてまずまずの天気のようです。まだ非常に不確実ですが、GW後半は5/4頃に前線が通過して一時的に天気が崩れそうです。以下に気象庁の4/22の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。気象庁HP 週間天気予報※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<4/23(月)>冒頭で解説済みです。<4/24(火)>前線上の低気圧が山陰沖から能登半島付近に進みます。全国的に雲が広がりやすく、雨が降るところが多いです。ECMWF(欧州中期予報センター)やNOAA(アメリカ海洋大気庁)は気象庁の予想より、トラフ(上空の気圧の谷)が深まって、通過速度が遅くなる予想をしていることから、現在出ている気象庁の予報より悪天が長びいて荒れる可能性があります。最新の気象情報にご注意ください。<4/25(水)>低気圧は北日本付近を通過して、そこから伸びる前線が本州付近を南下します。その影響で全国的に雨が降る予想になっています。<4/26(木)>前線が南海上に残って、西日本南岸では新たに低気圧が発生する可能性があります。全国的に雲が広がりやすく、雨が降るところがある見込みです。<4/27(金)>本州南岸を気圧の谷または低気圧が通過する可能性があって、西日本と東日本を中心に雲が広がりやすいお天気です。<4/28(土)~4/29(日)>高気圧に覆われて全国的に晴れるところが多い予想になっています。この後はまだ不確実性が大きいですが、5/2頃まで移動性高気圧に覆われて概ね晴れて、5/4頃に前線または気圧の谷が通過して一時的に天気が崩れそうです(NOAAの16日先の予想図による)。※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19)上段:4/24-4/26、下段:4/27-4/29ハッチング部は前24hに5mm以上の降水量が予想されている領域【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50)上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い24日から25日の天気なのですが、25日夜のECMWF、NOAA、気象庁のGSMの500hP予想図を添付いたします(GPV気象予報さんHPから)。各国の25日夜の500hPのトラフ(気圧の谷)の予想の違いは興味深い。トラフの深さはECMWF、NOAA、気象庁GSMの順に浅くなっていて、同じ順で通過速度が速まる。要するに気象庁の予想より24日から25日の悪天が長びいて荒れる可能性があるということを意味しています。ご注意ください。

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  • 21Apr
    • 【1か月予報】5月初めまでの東・西日本を中心に全国的に気温が高め。沖縄・奄美はそろそろ梅雨入り。

      日本付近は移動性高気圧が進んできて、北海道の一部を除いて良く晴れていて、9時の気象衛星ひまわりの可視画像では雲がほとんどないです。今日・明日は気圧の谷の影響を受ける北海道を除いて、夏のような「背の高い高気圧」に覆われ、晴れて気温が上がります。30℃を超えるところもありますので、登山のアプローチでは熱中症に注意。ただし夏と決定的に違うのは、上空はサブハイ(亜熱帯高気圧)でも下層は大陸育ちの乾燥した移動性高気圧。爽やかに暑いです。さて、木曜日に更新されている気象庁の1か月予報によりますと、向こう1か月は5月初めまでの東日本と西日本を中心に全国的に平年より気温が高めの予報です。関東甲信、東海、近畿、四国ではかなり高くなる可能性があります。周期的な天気の変化になりますが、沖縄・奄美は5月に入るとそろそろ梅雨入りです。降水量は少なめの沖縄・奄美を除いて平年並み。ただし、降る時には降るので注意と思います。以下に、気象庁から発表されている1か月予報の概要と根拠についてまとめてみます。気象庁HP 1か月予報 (地方、要素、予報期間を選択してくださいね)※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<1週目(4/21-4/27)>24日から25日にかけて低気圧がゆっくりと日本付近を通過します。その影響で全国的に天気が崩れ、東・西日本では荒れた天気になる恐れがあります。南岸に前線が残るため、26日も雲が広がりやすいです。気温は全国的に高めの見込みです。4/26頃からの約1週間について、関東甲信、東海、近畿、四国では高温に関する異常天候早期警戒情報が発表されています。<2週目(4/28-5/4)>引続き日本付近は暖かい空気に包まれやすく、全国的に気温は平年より高め。平年同様の周期的な天気の変化で、降水量も平年並み。沖縄・奄美は湿った空気の影響を受けにくく、平年より晴れの日が多い見込みです。今のところ、中部山岳は5/2までの天気は良さそうですが、5/3に気圧の谷や前線が通過して天気が崩れそうです。<3・4週目(5/5-5/18)>予報の不確実性を考慮して、沖縄・奄美から東日本の気温は平年よりやや高めの予報が出ています。北日本から西日本は周期的な天気の変化、沖縄・奄美はそろそろ梅雨入りと思われます。【地上平均気温】左から1週目、2週目、3・4週目の予想暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい【降水量・日照時間】1か月平均【850hPa気温推移】左上:北日本、左下:東日本、右上:西日本、右下:沖縄・奄美ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い太線:平均、細線:各メンバー(個々の数値予報の結果)中央の縦線が4月18日で、その左側は実況、右側は予想既に公開されている3か月予報資料によりますと、6月はオホーツク海高気圧と太平洋高気圧ともに強く梅雨前線による気圧の谷も予想されているので、それなりに降りそう(恐らく梅雨は平年並みの降水量)。7月は太平洋高気圧、上空のチベット高気圧ともに強く、降水量は少なめ。猛暑の兆しがあります。3か月予報は25日に発表予定です。さらにNOAA(アメリカ海洋大気庁)の最新のエルニーニョ予報では、北半球の秋までは中立の状態が続きますが、冬はエルニーニョに転じる可能性が出てきたようです。日本の冬はエルニーニョだけでは決まりませんが、暖冬になるかも。

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  • 15Apr
    • 【週間予報】周期的な天気の変化、後半は夏の高気圧に覆われ気温上昇。今のところGW前半は晴れそう。

      今朝の6時頃に寒冷前線が中部山岳付近を通過、西日本は雨が止んで晴れ間が見えてきています。中部山岳の3000m稜線(700hPa)は気圧の傾きが大きく、風が強い状態(河口湖の上空の風を参照)が続いていています。この強風は次第に収まってきますが、明日の日中までは風が強いです。明日は移動性高気圧が進んできて晴れるところが多いですが、上空の気圧の谷の影響で北日本や北陸(中部山岳の日本海側の山も)は天気の回復が遅れる見込みです。さて、本日の気象庁の週間予報資料、および各国の予報資料によりますと、今週は春らしい周期的な天気の変化になります。17日から18日に天気が崩れますが、天気の崩れは比較的小さい見込みです。週の後半は夏のような背の高い高気圧に覆われて、晴れて気温が上がる見込みです。また、GWの天気がNOAA(アメリカ海洋大気庁)の16日先の予想図の範囲に入ってきましたが、今のところはGW前半(4/28-5/1)は高気圧に覆われて、晴れそうな感じです。まだ予想が不確実な段階ですので、最新の気象情報のご確認をお願いいたします。以下に気象庁の4/15の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。気象庁HP 週間天気予報※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<4/16(月)>北日本をトラフ(上空の気圧の谷)が通過します。そのため北日本や北陸は天気の回復が遅れる見込みです。その他の地方では移動性高気圧に覆われて概ね晴れる予想になっています。<4/17(火)>次のトラフが東シナ海から九州に進んできて、東シナ海から日本の南で前線が顕在化します。その影響で沖縄・奄美、東・西日本は雲が広がりやすく、沖縄・奄美や九州南部を中心に雨が降る見込みです。北日本は高気圧に覆われて概ね晴れ。<4/18(水)>前線が日本の南岸を東に進みます。その影響で沖縄・奄美、東・西日本は雲が広がりやすく、沖縄・奄美や東・西日本の太平洋側で雨が降るところがある見込みです。北日本は引続き高気圧に覆われて晴れるところが多いです。<4/19(木)~4/22(日)>500hPの高気圧と地上の高気圧が歩調を合わせて、ゆっくりと日本付近を通過します。全国的に晴れて気温が上がる見込みです。※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19)上段:4/17-4/19、下段:4/20-4/22ハッチング部は前24hに5mm以上の降水量が予想されている領域【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50)上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い今週後半は夏のような背の高い高気圧に覆われて、晴れて気温が上がる見込みですが、500hPの北半球500hPa天気図を見てみましょう。図の中心が北極で日本は右下中央にあります。朝鮮半島から東シナ海の等高度線が大きく盛り上がっていて、気圧の尾根になっています。地上でも日本付近を高気圧がゆっくりと通過しますので、移動性高気圧でありながら夏のような「背の高い高気圧」になっています。西風になりますので、乾いたフェーン現象によって早くも30℃を超える真夏日になるところがあるかもしれません。気になるGWの天気ですが、NOAA(アメリカ海洋大気庁)の16日先の予想図が圏内に入ってきました。今のところは25~26日頃に低気圧が発達しながら日本付近を通過した後、移動性高気圧が進んでくるためGW前半(4/28-5/1)の天気は良さそうです。まだ非常に不確実ですので、最新の気象情報のご確認をお願いいたします。GWの天気が悪そうな1か月予報が外れると良いですね。

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  • 14Apr
    • 【1か月予報】4月下旬は高気圧に覆われて晴れの日多いが、GWに入ると低気圧や前線の影響受けやすい

      14日から15日にかけて日本付近を低気圧が発達しながら通過します。低気圧や前線に向かって、梅雨時のような非常に湿った空気(925hPaで相当温位336K)が入りますので、14日は西日本を中心に、15日は北日本~西日本の広い範囲で大気の状態が不安定になります。局地的な激しい雨、落雷、突風にご注意ください。中部山岳は15日の午前中に寒冷前線が通過、その後は気温が急低下して昼前から3000m稜線は雪(吹雪)に変わる見込みです。また北日本~西日本では風が強まり、中部山岳の3000m稜線は14日午後からは20~30m/sの暴風になりますので、無理をしないようにお願いいたします。さて、木曜日に更新されている気象庁の1か月予報によりますと、4/20頃までは北日本はやや気温が高めの一方で、沖縄・奄美は低めの見込みです。4/21日以降は東・西日本を中心に全国的に気温が高めの予報です。4/21-27頃は高気圧に覆われやすく全国的に晴れの日が多そうです。4/28以降は湿った空気が入りやすく晴れの日少なめ。GWは低気圧や前線の影響を受けやすそうですので最新情報にご注意ください。今回のような「春の嵐」‥GWなのでメイストーム(5月の嵐)、が来る可能性もあります。以下に、気象庁から発表されている1か月予報の概要と根拠についてまとめてみます。気象庁HP 1か月予報 (地方、要素、予報期間を選択してくださいね)※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<1週目(4/14-4/20)>今回の「春の嵐」が通過した後は、18日頃に本州の南を前線が通過して天気が崩れますが、大崩れはしない見込みです。その他は北日本から西日本は高気圧に覆われて晴れて晴れる日が多いです。沖縄・奄美は前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多い見込みです。お天気の流れの詳細は、明日の週間予報の記事で解説いたします。<2週目(4/21-4/27)>日本付近は500hPのリッジ(気圧の尾根)の前面で、地上では広く高気圧に覆われます。日本付近は暖かい空気に包まれやすく、全国的に気温が高めで、平年より晴れの日が多い見込みです。<3・4週目(4/28-5/11)>日本の遥か東で高気圧が強く、日本付近は高気圧縁辺の暖かく湿った空気が入りやすいです。その影響で北日本から西日本は低気圧や前線の影響を受けやすく、平年より晴れの日が少ない見込みです。沖縄・奄美は不確実性を考慮して平年並みの予報。気温は東・西日本を中心に全国的に高めの見込みです。【地上平均気温】左から1週目、2週目、3・4週目の予想暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい【降水量・日照時間】1か月平均【850hPa気温推移】左上:北日本、左下:東日本、右上:西日本、右下:沖縄・奄美ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い太線:平均、細線:各メンバー(個々の数値予報の結果)中央の縦線が4月11日で、その左側は実況、右側は予想

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ペンギンおやじ

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山と空手とお天気が趣味で、お酒をこよなく愛するおやじです。ブログの他に、HPの空手練習日記は毎週金曜...

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