ペンギンおやじのお天気ブログ
  • 02Aug
    • 【週間予報】南西諸島と北日本は台風4号に警戒。その他の地方は猛暑。山では午後からの雷に注意。の画像

      【週間予報】南西諸島と北日本は台風4号に警戒。その他の地方は猛暑。山では午後からの雷に注意。

      まずは気象概況です。昨日の15時に台風3号、21時に台風4号と相次いで台風が発生しています。警戒が必要なのは台風4号で、9時現在、石垣島の南南東約220kmにあって中心気圧1002hPa、20km/hで北西に進んでいます。海水温30℃以上の海域で台風4号は発達し、2日夜~3日朝に暴風域を伴って先島諸島に接近、4日未明には強い台風となって華中に進む見込みです。その後は台風は温帯低気圧化していきますが、温低化した瞬間、気象庁は進路予報を止めるので北日本は要注意。温帯低気圧として再発達して、7日~8日頃に北海道付近に進みそうです。また、日中の昇温、上空寒気、ヒートロウ(熱的低気圧)の影響で、中部山岳は3日にかけて大気の状態が不安になります定。特に午後からは天気の急変、落雷、突風にご注意ください。「早立早着」が山の大原則です。さて、本日の気象庁の週間予報資料、および各国の予報資料によりますと、今週は南西諸島と北日本は台風4号に警戒と思います。その他の地方は猛暑となりますが、山では引続き午後からの雷にご注意ください。以下に気象庁の7/26の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。気象庁HP週間天気予報※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります<8/3(月)>台風4号は先島諸島付近に接近、石垣地方を中心に大荒れの天気となります。先島諸島を除く沖縄・奄美と西日本は太平洋高気圧に覆われて晴れ。山沿いや山岳を中心に午後からにわか雨や雷雨になる所もあります。北日本と東日本は、オホーツク海高気圧と太平洋高気圧の間の気圧の谷となって雲が広がりやすいです。東日本でも山沿いや山岳を中心に午後からわか雨や雷雨になる所も。<8/4(火)>東北南部から西日本は太平洋高気圧に覆われて晴れ。山沿いや山岳を中心に午後からにわか雨や雷雨になる所も。北海道と東北北部は気圧の谷の影響で雲が広がりやすく、雨が降る所もあります。先島諸島は台風4号に入る湿った空気の影響で曇りや雨。先島諸島を除く沖縄・奄美は晴れ。<8/5(水)>日本海北部の気圧の谷に発生した小低気圧がオホーツク海に進みます。低気圧周辺の湿った空気の影響で北日本は雲が広がりやすく、北海道を中心に雨が降る所があります。東日本から沖縄・奄美は高気圧に覆われて晴れ。山沿いや山岳では、以降も引き続き午後からの雷にご注意ください。<8/6(木)>元台風4号の温帯低気圧が朝鮮半島から日本海に進んできます。その影響で、北日本は雲が広がりやすく、北海道を中心に雨が降ります。東日本から沖縄・奄美は引き続き晴れ。<8/7(金)>サブハイ(上空の亜熱帯高気圧)は張り出しを弱めて、東日本太平洋側まで南下し、元台風4号の温帯低気圧が北海道付近に進んできます。低気圧やサブハイ後退の影響で、北日本、東日本日本海側では雲が広がりやすく、北海道を中心に雨が降ります。元台風4号の温帯低気圧の発達度合いと進路によっては北日本で大荒れの天気になる可能性があります。最新の気象情報にご注意ください。東日本太平洋側、西日本、沖縄・奄美は晴れ。<8/8(土)>元台風4号の温帯低気圧は北海道付近を通過して、オホーツク海に進み、低気圧から伸びる前線が日本海に停滞します。8/7が立秋なので、早くも秋雨前線の登場です。低気圧や前線の影響で、北日本、東日本日本海側は雲が広がりやすく、北海道を中心に雨が降ります。東日本太平洋側、西日本、沖縄・奄美は晴れ。<8/9(日)>秋雨前線が日本海に停滞します。その影響で、北日本、東日本日本海側は曇りの所が多いです。東日本太平洋側、西日本、沖縄・奄美は晴れ。※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19)上段:8/4-8/6、下段:8/7-8/9ハッチング部は前24hに5mm以上の降水量が予想されている領域【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50)上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低いまだ非常に不確実な段階であることをお断りした上で、台風4号のNOAA(アメリカ海洋大気庁)のGFSモデルによるアンサンブル予報、気象庁GSM(全球予報モデル)による7日9時の予想図を添付いたします。温帯低気圧になっても、元台風は要警戒です。今後の情報にご注意ください。

  • 01Aug
    • 【1か月予報】いよいよ梅雨明け! 暑い夏が来る。台風の動向に注意。の画像

      【1か月予報】いよいよ梅雨明け! 暑い夏が来る。台風の動向に注意。

      まずは気象概況です。関東の東の低気圧はゆっくりと東に進み、太平洋高気圧が九州の南でほとんど停滞しています。オホーツク海高気圧と太平洋高気圧との間で気圧の谷になっているため、9時現在では東北から西日本の日本海側で曇りや雨になっている他は晴れている所が多いです。今日は東・西日本を中心に晴れて暑くなります。東海地方などを中心に35℃を超える猛暑日の予想が出ていますので、熱中症には十分にご注意ください。こまめな水分補給をお願いします。また、山では午後からの雷に注意です。現在、南シナ海とフィリピンの東に熱帯低気圧があって、南シナ海の熱帯低気圧は今夜までに台風3号になりそうです。1951年の気象庁の統計以来で7月に台風が発生しなかったのは初めてのことです。フィリピンの東の熱帯低気圧は台風になるか微妙ですが、日本付近に影響を及ぼす可能性がありますので、今後の動向にご注意ください。さて、木曜日に更新されている気象庁の1か月予報、および各国の予報資料によりますと、やっといつもの暑い夏がやつてきます。週間予報資料と併せると8/2頃からサブハイ(上空の亜熱帯高気圧)が東北付近まで張り出し、東北まで一斉に梅雨明けと思われます。北日本は太平洋高気圧の縁になるため多雨傾向。フィリピン付近の対流活動が活発になってくるため台風の動向に注意と思います。以下に、気象庁から発表されている1か月予報の概要と根拠についてまとめてみます。気象庁HP 1か月予報(地方、要素、予報期間を選択してくださいね)※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<1週目(8/1-8/7)>最新の週間予報資料では8/4頃までは全国的に好天に恵まれそうですが、8/5以降は北日本で低気圧や前線の影響を受けやすくなりそうです。東日本から沖縄・奄美は、概ね晴れて猛暑が続く見込みです。山では午後からの雷に注意です。「早立早着」を心掛けましょう。お天気の流れの詳細は、明日の週間予報の記事で解説いたします。<2週目(8/8-8/14)>8月初め頃から南シナ海とフィリピン付近の対流活動が活発な状態が続き、そこからの上昇気流が太平洋高気圧付近で下降気流となる(PJパターン)ため、日本付近で太平洋高気圧が強まります。東・西日本と沖縄・奄美は、平年同様に晴れの日が多く猛暑。北日本は太平洋高気圧の縁となるため、湿った空気の影響を受けやすく多雨傾向の予報。<3・4週目(8/15-8/28)>太平洋高気圧が引続き日本付近を覆うため、全国的に平年並みの天候の予報。気温は全国的に高温傾向の予報で、猛暑が続きます。ただし、台風の動向次第で予報が変わってくる可能性があります。1か月予報では個々の台風の予報はできません。【地上平均気温】1か月予報左から1週目、2週目、3・4週目の予想暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい【降水量・日照時間】1か月平均降水量 暖色系:少ない、寒色系:多い日照時間 寒色系:少ない、暖色系:多い【850hPa気温推移】1か月予報左上:北日本、左下:東日本、右上:西日本、右下:沖縄・奄美ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い太線:平均、細線:各メンバー(個々の数値予報の結果)中央の縦線が7月29日で、その左側は実況、右側は予想

  • 26Jul
    • 【週間予報】西日本は梅雨明け。東日本・北陸・東北は梅雨明け無しか最遅の梅雨明けになるかもの画像

      【週間予報】西日本は梅雨明け。東日本・北陸・東北は梅雨明け無しか最遅の梅雨明けになるかも

      まずは気象概況です。朝鮮半島付近の低気圧の上空には動きが遅い寒冷渦(寒気を伴う上空の低気圧)があって、本州付近に梅雨前線が本州付近に停滞しています。梅雨前線に向かって湿った空気が入るため、広い範囲で大気の状態が不安定となっていて、強い雨が降っている所があります。沖縄・奄美から北海道まで雷注意報が出ています。特に東・西日本では局地的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨になる恐れがあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の氾濫に警戒、山では落雷、落石にもご注意ください。気象庁からは今朝「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第8号」を発表して警戒を呼び掛けています。さて、本日の気象庁の週間予報資料、および各国の予報資料によりますと、今週は西日本から東海までは梅雨明けしそうですが、東日本、北陸、東北は観測史上最も遅い梅雨明け、または梅雨明け無しになる可能性が出てきています。以下に気象庁の7/26の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。気象庁HP週間天気予報※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります<7/27(月)>太平洋高気圧の縁辺を回って梅雨前線に入る湿った空気の影響で、北海道から西日本は曇りや雨。局地的に雷を伴って激しく降る所もありますので、雨の降り方にご注意ください。沖縄・奄美も湿った空気の影響で、やや雲が広がりやすいです。<7/28(火)>サブハイ(上空の亜熱帯高気圧)は西日本を覆うようになります。地上天気図ではオホーツク海高気圧が強いため、梅雨前線は日本海から東北付近に停滞します。西日本は梅雨前線から離れた九州南部では晴れますが、その他の地方では雲が広がりやすいです。恐らく九州南部(ひょっとしたら北部も)は梅雨明けと思います。東日本と北日本は梅雨前線の影響で雲が広がりやすく、東日本と東北を中心に雨。梅雨前線の活動状況によっては29日にかけて大雨になる可能性がありますので、最新の気象情報にご注意ください。沖縄・奄美は晴れで、以降は週末まで晴れが続く見込み。<7/29(水)>500hPaのサブハイと地上の高気圧が広く西日本を覆います。西日本は晴れて猛暑になる所が多いです。西日本の多くの地方では梅雨明けになると思います。引続き梅雨前線が日本海から東北付近に停滞するため、東北と東日本は雨や曇り。北海道も湿った空気の影響で雲が広がりやすいです。<7/30(木)>梅雨前線は東北ですが、しだいに活動が不活発になります。北日本と東日本は梅雨前線の影響で曇りや雨。西日本はサブハイと太平洋高気圧に覆われて晴れて猛暑。<7/31(金)>北日本から関東付近にトラフ(上空の気圧の谷)が停滞、地上では北・東日本はオホーツク海高気圧からの湿った空気の影響を受けやすいです。そのため北日本から関東甲信、北陸は雲が広がりやすく、雨が降る所もあります。ただし東海はオホーツク海高気圧の影響を受けにくいため晴れ。東海地方も梅雨明けと思われます。西日本は太平洋高気圧に覆われて晴れ。<8/1(土)>トラフは引続き北日本から関東付近に停滞、そのため北日本から関東甲信、北陸は雲が広がりやすく、雨が降る所もあります。東海から西日本は太平洋高気圧に覆われて晴れ。<8/2(日)>1日と同じような気圧配置が続くため、1日とほぼ同様の天気の予報になっています。※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19)上段:7/28-7/30、下段:7/31-8/2ハッチング部は前24hに5mm以上の降水量が予想されている領域【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50)上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い今年の関東甲信、北陸、東北は気象庁の観測史上最も遅い梅雨明け、もしくは梅雨明け無しになる可能性が出てきていますので、解説いたします。本日の週間予報資料では、500hPaでは日本の東でリッジとトラフがセットの逆位相の気圧配置になっています。そして、地上天気図では8/2もオホーツク海高気圧が残る予想です。そのため、オホーツク海高気圧と太平洋高気圧の間で梅雨前線が残りやすいです。気象庁統計では関東甲信の梅雨明けは、遅い順から1993年:梅雨明けなし、1982年:8/4、1998年:8/2、2007年:8/1となっています。

  • 25Jul
    • 【1か月・3か月予報】9月の東・西日本を中心に残暑が厳しい。台風の動向にも注意。の画像

      【1か月・3か月予報】9月の東・西日本を中心に残暑が厳しい。台風の動向にも注意。

      まずは気象概況です。梅雨前線が本州付近に停滞、東・西日本は大気の状態が不安定となって、局地的に激しい雨になっている所があります。朝鮮半島付近の低気圧の上空には、動きが遅い寒冷渦(寒気を伴う上空の低気圧)があって、梅雨前線が停滞して悪天が長く続く気圧配置になっています。この梅雨前線に向かって湿った空気が入るため、西日本から東北の広い範囲で大気の状態が非常に不安定になります。その影響で、東・西日本は26日にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、警報級の大雨の恐れ。土砂災害、河川の氾濫、低い土地の浸水に警戒。地盤が緩んでいるため山では落石にも注意と思います。特別警報が出される前の早めの避難が大事です。特別警報が出た時には既に災害は発生していることを意味します。さて、今週は水曜日に3か月予報、木曜日に1か月予報が発表されています。それによりますと、7月末までは太平洋高気圧の張り出しが弱く多雨傾向で、オホーツク海高気圧の影響も受けるため東・西日本を中心に低温傾向の見込み。そして、梅雨明けしてもしばらくは天気が安定せず、太平洋高気圧が強まって夏らしくなるのは8月の第2週目以降になりそうな予報です。また、ラニーニャ 傾向により、インドネシアからフィリピン付近の海水温が高くなり対流活動が活発化します。そのため、日本付近で偏西風は平年より北を流れ、暖かい空気に覆われやすくなります。その結果、9月の東・西日本を中心に残暑が厳しい予報です。再び台風が何個か発生しそうなので動向注意と思います。以下に気象庁の週間予報、1か月予報、3か月予報の内容と根拠をまとめてみます。気象庁HP1か月予報(地方、要素、予報期間を選択してくださいね)3か月予報(地方、要素、予報期間を選択してくださいね)※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<1か月予報 1週目(7/25-7/31)>梅雨前線は29日頃まで本州付近に停滞、その後は次第に消滅していく見込みです。梅雨明けは西日本で28日頃、東海で29日頃、その他の地方では月末になりそうな感じです。梅雨明けが平年より遅れるため、西日本から東北は低温傾向の予報となっています。<1か月予報 2週目(8/1-8/7)>太平洋高気圧は西日本付近を覆うようになり、全国的に平年並みの天候の予報。ただし、北海道の東にオホーツク海高気圧が予想されており、太平洋高気圧との間で気圧の谷ができるため、東北太平洋側や関東甲信は湿った空気の影響で雲が広がりやすい見込みです。気温は、北海道と沖縄で高温傾向の予報。<1か月予報 3・4週目(8/8-8/21)>フィリピン付近と南シナ海で対流活動が活発化し、サブハイ(上空の亜熱帯高気圧)は東北付近まで覆うようになります。全国的に平年並みの天候で、高温傾向の予報です。ようやく夏らしい厳しい暑さとなりそうです。<8月>太平洋高気圧が本州付近を覆うようになります。全国的に平年並みの天候ですが、東・西日本は高気圧に覆われやすいためやや少雨傾向の予報です。気温は全国的に高温傾向。<9月>日本付近の偏西風は平年より北を流れるため、全国的に暖かい空気に覆われやすいです。そのため全国的に高温傾向で、厳しい残暑になりそうです。また、太平洋高気圧は8月に比べると張り出しを弱めるため、台風が発生すると日本に接近しやすくなります。動向に要注意と思います。<10月>引続き日本付近は暖かい空気に覆われやすく、全国的に高温傾向。湿った空気の影響を受けやすい沖縄・奄美と西日本太平洋側で多雨傾向。フィリピン付近の対流活動が活発になってくるため、台風が頻発する可能性があります。【地上平均気温】上段:左から1週目、2週目、3・4週目の予想下段:左から8月、9月、10月の予想暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい【1か月予報 降水量・日照時間】降水量 暖色系:少ない、寒色系:多い日照時間 寒色系:少ない、暖色系:多い【3か月予報 降水量】左から8月、9月、10月降水量  暖色系:少ない、寒色系:多い

  • 18Jul
    • 【週間予報】太平洋高気圧弱く、オホーツク海高気圧強し。西日本から東北は梅雨空が続く。の画像

      【週間予報】太平洋高気圧弱く、オホーツク海高気圧強し。西日本から東北は梅雨空が続く。

      まずは気象概況です。今朝は南岸に停滞する梅雨前線上の低気圧と上空寒気の影響で、東日本で雷を伴った強い雨が降っています。明日19日まで梅雨前線が活発な状態が続きますので、西日本から東北では落雷、突風、急な強い雨にご注意ください。特に東海から関東太平洋側を中心に、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水などに注意・警戒が必要です。さて、本日の気象庁の週間予報資料、および各国の予報資料によりますと、今週は太平洋高気圧の張り出しが弱い一方でオホーツク海高気圧が強く、梅雨前線が本州付近に停滞するため西日本から東北は梅雨空が続く見込みです。太平洋高気圧の西への張り出しか強く、日本付近に高気圧縁辺の湿った空気が入りやすいため、引続き大雨に対する警戒が必要と思います。以下に気象庁の7/18の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。気象庁HP週間天気予報※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります<7/19(日)>東北から西日本は冒頭に書きました通りです。北海道や奄美も湿った空気の影響で雲が広がりやすいです。沖縄は太平洋高気圧に覆われて晴れ。<7/20(月)>梅雨前線が東日本の南に停滞する一方で、中国東北区の低気圧から伸びる梅雨前線(温暖前線)が日本海に進んできます。北海道はオホーツク海高気圧に覆われて晴れる所が多いですが、西日本から東北では2つの前線付近の湿った空気の影響で曇りや雨。沖縄・奄美は太平洋高気圧に覆われて晴れ。ようやく奄美の梅雨明け発表がありそうです。以降、沖縄・奄美は週末まで晴れが続く予報です。<7/21(火)>オホーツク海高気圧が停滞する一方、梅雨前線上の低気圧が日本海に進んできます。低気圧や前線の影響で、北日本から西日本は曇りや雨。<7/22(水)>梅雨前線上の低気圧が北日本を通過します。その影響で、北日本から西日本は雲が広がりやすく、北日本と東日本を中心に雨が降る見込み。<7/23(木)>本州付近の梅雨前線は不明瞭化する一方で、梅雨前線上の低気圧が黄海付近に発生して、低気圧から新たに梅雨前線(温暖前線)が日本海に伸びてきます。その影響で、北日本から西日本は雲が広がりやすく、前線に近い西日本を中心に雨が降る見込みです。<7/24(金)>黄海の低気圧が前線を伴って日本海に進んできます。その影響で、北日本から西日本は雲が広がりやすく、前線に近い東・西日本の日本海側を中心に雨が降る見込みです。<7/25(土)>日本海を低気圧が前線を伴ってゆっくりと進みます。そのため、北日本から西日本は曇りや雨の予報になっています。<7/26(日)>(おまけ)日本海の低気圧から伸びる寒冷前線(または梅雨前線)が本州付近を南下します。北日本から西日本は曇りや雨の天気になりそうです。※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19)上段:7/20-7/22、下段:7/23-7/25ハッチング部は前24hに5mm以上の降水量が予想されている領域【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50)上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い

  • 16Jul
    • 【1か月予報】7月末頃まで東・西日本は曇りや雨の日が冷夏。8月は平年並みの夏に戻る予報の画像

      【1か月予報】7月末頃まで東・西日本は曇りや雨の日が冷夏。8月は平年並みの夏に戻る予報

      まずは気象概況です。日本海とオホーツク海に高気圧があって、ともにゆっくりと東に進んでいます。梅雨前線は屋久島付近から本州の南に停滞していて、沖縄・奄美から屋久島付近では強い雨が降っています。その他の地方でも北日本はオホーツク海からの湿った空気、東・西日本は日本海の高気圧の周辺の湿った空気の影響で雲が広がっている所が多いです。今週末は梅雨前線が本州南岸に停滞するため、北日本日本海側で晴れる以外は曇りや雨の天気になる見込みです。特に19日の日曜日は梅雨前線に向かって非常に湿った空気が入るため、局地的に雷を伴った激しい雨が降る可能性があります。まだ不確実ですので、最新の気象情報をご確認ください。さて、本日の気象庁の1か月予報資料、および各国の予報資料によりますと、7月末頃までは太平洋高気圧の北への張り出しが弱く、東日本と西日本は梅雨前線や湿った空気の影響を受けやすい予想に変わっています。そのため、7月末頃まで多雨傾向の予報です。また、オホーツク海高気圧が強いため、北日本は太平洋側を中心に冷湿な空気の影響を受けやすいです。7月後半は冷夏と思われます。8月に入ると暑い夏が戻ってくる予報です。以下に、気象庁から発表されている1か月予報の概要と根拠についてまとめてみます。気象庁HP 1か月予報(地方、要素、予報期間を選択してくださいね)※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<1週目(7/18-7/24)>500hPaではオホーツク海に顕著なリッジ(気圧の尾根)があって、それに対応して地上でもオホーツク海高気圧が強いです。そのため、梅雨前線は北上できず、20日頃まで本州南岸に停滞し衰弱。そして新たに東シナ海から梅雨前線が伸びてきて、22日頃には前線上に発生した低気圧が進んできます。ようするにこの週の東・西日本の梅雨明け発表は、まずないということになります。奄美は20日頃から太平洋高気圧に覆われるようになり。やっと梅雨明けと思います。気温は、奄美、西日本、東日本太平洋側、東北太平洋側で低温傾向の見込みです。<2週目(7/25-7/31)>1週目ほど強くはありませんがオホーツク海高気圧が予想されており、梅雨前線の平均的な位置は東日本から西日本日本海側付近。オホーツク海高気圧や梅雨前線の影響で、北日本太平洋側、東北日本海側、東日本と西日本太平洋側で多雨傾向。平年より梅雨明けが大幅に遅れる感じです。<3・4週目(8/1-8/14)>ようやくサブハイ(上空の亜熱帯高気圧)、地上の太平洋高気圧ともに本州付近を覆うようになって、暑い夏が戻ってくる予報です。気温は全国的に高温傾向。【地上平均気温】1か月予報左から1週目、2週目、3・4週目の予想暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい【降水量・日照時間】1か月平均降水量 暖色系:少ない、寒色系:多い日照時間 寒色系:少ない、暖色系:多い【850hPa気温推移】1か月予報左上:北日本、左下:東日本、右上:西日本、右下:沖縄・奄美ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い太線:平均、細線:各メンバー(個々の数値予報の結果)中央の縦線が7月15日で、その左側は実況、右側は予想

  • 12Jul
    • 【週間予報】本州付近に梅雨前線が停滞、東・西日本は曇りや雨の日が続く。梅雨明けは来週以降に持越しの画像

      【週間予報】本州付近に梅雨前線が停滞、東・西日本は曇りや雨の日が続く。梅雨明けは来週以降に持越し

      まずは気象概況です。梅雨前線は本州南岸まで南下するも、九州付近では停滞。また、日本海の低気圧が東北付近に進んでいます。梅雨前線や低気圧の影響で、東北、東日本日本海側、四国や九州を中心に雨が降っています。梅雨前線は13日にかけて日本海まで北上、14日は梅雨前線上に発生した低気圧が日本海を東北東に進みます。その影響で、西日本から東日本では局地的に雷を伴った非常に激しい雨 が降り、大雨 になる恐れがあります。最新の気象情報にご注意ください。さて、本日の気象庁の週間予報資料、および各国の予報資料によりますと、今週は本州付近に梅雨前線が停滞するため、東・西日本は曇りや雨の日が続きます。今のところ、奄美から東日本の梅雨明けは来週以降になりそうです。引続き大雨に警戒と思います。以下に気象庁の7/12の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。気象庁HP週間天気予報※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります<7/13(月)>梅雨前線が本州付近を北上、夜には梅雨前線上にに発生した低気圧が日本海に進みます。北日本から西日本の広い範囲で雲が広がりやすく、東日本と西日本は雨。梅雨前線北上により、沖縄・奄美は晴れ。<7/14(火)>冒頭に書きましたように、梅雨前線上に発生した低気圧が日本海をゆっくりと東北東に進み、東日本と西日本を中心に局地的に非常に激しい雨が降り、大雨になる恐れがあります。最新の気象情報にご注意ください。北日本も雲が広がりやすいです。沖縄・奄美は引続き晴れ。<7/15(水)>日本海の低気圧は前線を伴ってゆっくりと東北東に進み、東日本の東海上に別の低気圧が発生します。北日本から西日本は低気圧や前線の影響で雲が広がりやすく、雨が降る所が多いです。前線の活動状態によっては15日も大雨になる恐れがあります。沖縄・奄美も湿った空気の影響で雲が広がりやすいです。<7/16(木)>梅雨前線はやや南下して本州南岸付近に停滞。その影響で奄美から北日本は雲が広がりやすく、東・西日本は雨が降る所が多いです。沖縄は高気圧に覆われて概ね晴れ。以降、沖縄は週末まで晴れが続きます。<7/17(金)>梅雨前線は本州南岸からやや北上。奄美と東・西日本は曇りや雨。北日本は高気圧に覆われて晴れる所もあります。<7/18(土)>太平洋高気圧が強まって、梅雨前線はやや北上して本州付近に停滞。梅雨前線の湿った空気の影響で、奄美から東日本は曇りや雨。北日本も雲が広がりやすいですが、リッジ(上空の気圧の尾根)によって晴れる所もあります。<7/19(日)>太平洋高気圧がさらに強まって、梅雨前線は北・東日本から、西日本では日本海付近まで北上し、活動が不活発になります。東・西日本は概ね曇りで、雨が降る所があります。北日本や奄美も湿った空気の影響で雲が広がりやすく、曇り時々晴れ。※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19)上段:7/14-7/16、下段:7/17-7/19ハッチング部は前24hに5mm以上の降水量が予想されている領域【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50)上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低いさて、冒頭の天気図で登場したフィリピンの東の熱帯低気圧ですが、まったく油断できないです。熱帯低気圧は、昨夜9時にフィリピンの東で発生しており、各国とも99W として警戒を開始。今のところ台風まで発達しない見込みですが、16~17日頃に日本付近に接近 してくる可能性があります。離れていても太平洋高気圧縁辺を回って、梅雨前線に熱帯の湿った空気を送り込んで、梅雨前線を活発化する可能性があるので、動向には要注意と思います。

  • 11Jul
    • 【1か月予報】7/18頃から太平洋高気圧の北への張り出しが強まる見込み。それまでは大雨に厳警警戒の画像

      【1か月予報】7/18頃から太平洋高気圧の北への張り出しが強まる見込み。それまでは大雨に厳警警戒

      まずは気象概況です。本州付近に停滞している梅雨前線上に発生した低気圧が日本海を東進。低気圧や梅雨前線に向かって非常に湿った空気が入るため、大気の状態が不安定。12日にかけて西日本から東北では、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降る恐れがあります。これまでの大雨で地盤が緩んでいるため、少しの雨でも土砂災害の危険が高まっている所があります。引続き、河川の増水・氾濫にも警戒が必要です。昨日、気象庁は「梅雨前線に伴う大雨の見通しについて」の報道発表で、12日にかけて大雨に対する厳重警戒を呼び掛けています。さて、木曜日に更新されている気象庁の1か月予報、および各国の予報資料によりますと、少なくとも15日頃までは大雨に警戒が必要で、最悪は17日頃まで警戒を要する期間が伸びる可能性があります。18日頃から次第に太平洋高気圧の北への張り出しが強まってきて、未曾有の大雨の出口がようやく見えてきそうです。また、昨日に気象庁のエルニーニョ監視速報が発表されており、今冬は各国と同様にラニーニャ傾向の予想になってきています。以下に、気象庁から発表されている1か月予報の概要と根拠についてまとめてみます。気象庁HP 1か月予報(地方、要素、予報期間を選択してくださいね)※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<1週目(7/11-7/17)>1か月予報資料、最新の週間予報資料ともに本州付近の梅雨前線が停滞する予想です。そのため、西日本から北日本まで曇りや雨の日が続きます。沖縄・奄美は太平洋高気圧に覆われて概ね晴れ。気温は、沖縄・奄美で高温傾向、西日本から東北は日照時間が平年より少ないため低温傾向の予報です。お天気の流れの詳細は、明日の週間予報の記事で解説いたします。<2週目(7/18-7/24)>太平洋高気圧が次第に強まってきて、平均的な梅雨前線の位置は日本海から北日本付近。そのため、東・西日本の日本海側と北日本は多雨傾向の予報です。東・西日本の太平洋側は平年並みの天候の予報ですので、ほぼ平年並みの梅雨明けと思われます。ここから予想されることは、近畿や関東甲信のように日本海側を含む地方では、梅雨明け発表が遅れる可能性がありそうです。沖縄・奄美は平年同様に晴れの日が多い見込み。気温は沖縄・奄美から東・西日本でやや高温傾向。<3・4週目(7/25-8/7)>ようやく太平洋高気圧が広く日本付近を覆うようになります。天候は全国的に平年並みの予報で、沖縄・奄美から東日本は平年同様に晴れの日が多く猛暑。北日本は周期的な天気の変化で、晴れると猛暑になりそうです。【地上平均気温】1か月予報左から1週目、2週目、3・4週目の予想暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい【降水量・日照時間】1か月平均降水量 暖色系:少ない、寒色系:多い日照時間 寒色系:少ない、暖色系:多い【850hPa気温推移】1か月予報左上:北日本、左下:東日本、右上:西日本、右下:沖縄・奄美ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い太線:平均、細線:各メンバー(個々の数値予報の結果)中央の縦線が7月8日で、その左側は実況、右側は予想いつの間にか今冬のラニーニャを予想する予報機関が過半数になっています。NOAA(アメリカ海洋大気庁)は、一貫してラニーニャを予想していますが、昨日の気象庁のエルニーニョ監視速報もラニーニャ傾向の予想になっています。最近は暖冬が続いていますが、久々に 寒冬になるのか注目しております。(注:エルニーニョ監視域での海水温が平年より0.5℃以上低い状態が数か月続くとラニーニャと認定されます)

  • 05Jul
    • 【週間予報】8日頃まで梅雨前線が本州付近に停滞、引続き大雨に警戒。その後も梅雨空続くの画像

      【週間予報】8日頃まで梅雨前線が本州付近に停滞、引続き大雨に警戒。その後も梅雨空続く

      九州に大雨を降らせ、熊本県の球磨川の氾濫により多くの死者や行方不明者を出した梅雨前線は、今朝はいったん南下して小康状態。しかし、6日にかけて梅雨前線は本州付近を北上して、再び西日本から東日本で大雨になる恐れがあります。これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があるため、新たな災害に警戒が必要です。雨の降り方にご注意ください。気象庁から今朝「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第8号」を発表して、引続き警戒を呼び掛けています。さて、本日の気象庁の週間予報資料、および各国の予報資料によりますと、今週は8日頃まで本州付近に停滞する梅雨前線の活動が活発なため、週半ばまでは大雨に対する警戒が必要です。その後も梅雨前線は活動を弱めながらも本州付近に停滞するため、西日本から北日本は梅雨空が続く見込みです。以下に気象庁の7/5の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。気象庁HP週間天気予報※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります<7/6(月)>梅雨前線が西日本から東日本まで北上して停滞し、活動が活発な状態が続きます。そのため西日本から東日本の広い範囲で雨が降り、大雨となる所がある見込みです。北日本や奄美も湿った空気の影響で雲が広がりやすいです。沖縄は太平洋高気圧に覆われて晴れ。<7/7(火)>オホーツク海でリッジ(上空の気圧の尾根)が顕在化するため、日本付近は西谷(日本の西に気圧の谷がある)の気圧配置が明瞭になります。そのため、北日本から西日本に停滞する梅雨前線に向かって、太平洋高気圧縁辺の湿った空気が入りやすくなり、東北から西日本は広い範囲で雨。北海道も次第に雲が広がって、雨が降る所があります。奄美も湿った空気の影響で曇り。沖縄は引続き晴れ。<7/8(水)>梅雨前線はやや南下して東日本から西日本に停滞、北日本を地上の気圧の谷が通過します。梅雨前線や気圧の谷の影響で、北日本から西日本と奄美は曇りや雨。太平洋高気圧が弱まるため、沖縄も雲が広がりやすいです。<7/9(木)>梅雨前線は本州南岸付近に停滞します。そのため、東日本から奄美は湿った空気の影響で曇りや雨。北日本はトラフ(上空の気圧の谷)の影響で、雲が広がりやすく雨が降る所があります。太平洋高気圧が弱まるため、沖縄も曇り時々晴れ。<7/10(金)>サブハイ(上空の亜熱帯高気圧)が本州南岸まで張り出してくるため、梅雨前線の活動は次第に弱まってきます。北日本から西日本は、太平洋高気圧縁辺の湿った空気の影響で雲が広がりやすく、東・西日本を中心に雨が降ります。沖縄・奄美は概ね晴れ。<7/11(土)>サブハイは東・西日本付近まで張り出してきますが、梅雨前線が日本海付近に伸びてくるため、北日本から西日本は湿った空気の影響で雲が広がりやすいです。沖縄・奄美は太平洋高気圧に覆われて晴れ。<7/12(日)>梅雨前線上に発生した低気圧が日本海を北東に進みます。北日本から西日本は湿った空気の影響で雲が広がりやすく、北・東日本の日本海側では雨が降る所があります。沖縄・奄美は引続き晴れ。※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19)上段:7/7-7/9、下段:7/10-7/12ハッチング部は前24hに5mm以上の降水量が予想されている領域【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50)上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い今週の天気を週間予報資料FZCX50で解説いたします。8日頃まで日本付近は、5880mが目安のサブハイ(亜熱帯高気圧)の縁辺の南西風と、トラフ(上空の気圧の谷)による西風が合流する気圧配置になっています。これは前線が強化(フロント・ジェネシス)される場の一つで、「合流の場」と呼ばれています。そのため、8日頃まで梅雨前線の活動が活発な予想になっています。その後もサブハイの北への張り出しは弱いため、本州付近から日本海に停滞して梅雨空が続く見込みです。

  • 04Jul
    • 【1か月予報】全国的に高温傾向が続く。梅雨前線北上により北日本は多雨傾向。の画像

      【1か月予報】全国的に高温傾向が続く。梅雨前線北上により北日本は多雨傾向。

      まずは気象概況です。本州付近に梅雨前線が停滞、梅雨前線上の低気圧が次々と発生して東進。梅雨前線や低気圧に向かって梅雨末期の非常に湿った空気が入っているため、九州を中心に大雨になっており、現在、熊本県と鹿児島県に大雨特別警報が発表されています。その他の地域でも東・西日本の太平洋側を中心に大雨警報や洪水警報が出ています。西日本は4日夕方にかけて、東日本は5日明け方にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。梅雨前線は5日以降も西日本から東日本に停滞し、西日本を中心に大雨となる恐れがあります。気象庁は今朝「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第5号」を発表して警戒を呼び掛けています。雨の降り方にご注意ください。さて、木曜日に更新されている気象庁の1か月予報、および各国の予報資料によりますと、向こう1か月は全国的に高温傾向の予報です。特に北・東日本と沖縄・奄美は7月中旬まで平年よりかなり高くなる見込み。梅雨前線の平均的な位置は日本海から北日本のため、北日本は梅雨前線の影響で多雨傾向の見込み。一方で、太平洋高気圧の北への張り出しが強まるため、東日本太平洋側と西日本は梅雨明けが少し早まりそうな感じです。以下に、気象庁から発表されている1か月予報の概要と根拠についてまとめてみます。気象庁HP 1か月予報(地方、要素、予報期間を選択してくださいね)※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<1週目(7/4-7/10)>最新の週間予報資料によりますと、梅雨前線が東・西日本に停滞するため、東・西日本は曇りや雨の日が続きます。特に8日までは梅雨前線の活動が活発なため、大雨に対する警戒が必要です。北日本も梅雨前線や気圧の谷の影響で雲が広がりやすく、期間の半ばまでは雨が降りやすいです。沖縄・奄美は、梅雨前線に近い奄美で雲が広がりやすく、沖縄は太平洋高気圧に覆われて概ね晴れ。気温は、梅雨前線の影響を受けやすい九州と四国を除いて全国的に高温傾向の予報です。<2週目(7/11-7/17)>500hPaの5880mを目安とするサブハイ(亜熱帯高気圧)が日本付近まで張り出してきます。それとともに梅雨前線の平均的な位置は、日本海から北日本に北上します。そのため北日本は梅雨前線の湿った空気の影響で多雨傾向。梅雨前線の影響を受けにくい、東日本太平洋側と西日本は少雨傾向。梅雨明けが平年より少し早まる可能性がありそうです。その他の地方では平年並みの天候の予報。気温は全国的に高温傾向の見込み。<3・4週目(7/18-7/31)>フィリピン付近からフィリピンの北で対流活動が活発になってきます。その影響で、PJ(太平洋-日本)パターンによって太平洋高気圧、上空のサブハイともに東日本付近まで張り出してきます。全国的に平年並みの天候の予報で、気温は沖縄・奄美から東日本を中心に全国的に高温傾向が続きます。東・西日本は猛暑になりそうな感じです。【地上平均気温】1か月予報左から1週目、2週目、3・4週目の予想暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい【降水量・日照時間】1か月平均降水量 暖色系:少ない、寒色系:多い日照時間 寒色系:少ない、暖色系:多い【850hPa気温推移】1か月予報左上:北日本、左下:東日本、右上:西日本、右下:沖縄・奄美ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い太線:平均、細線:各メンバー(個々の数値予報の結果)中央の縦線が7月1日で、その左側は実況、右側は予想

  • 28Jun
    • 【週間予報】6/30から7/1は西日本で大雨に警戒。7/1は東日本でも大雨の恐れ。の画像

      【週間予報】6/30から7/1は西日本で大雨に警戒。7/1は東日本でも大雨の恐れ。

      まずは気象概況です。今朝まで九州に大雨をもたらした梅雨前線は、次第に南下して九州での大雨は峠を越えています。一方、東日本太平洋側では梅雨前線に伴う降水域がかかっていて、今夜まで局地的に雷を伴った激しい雨が降る恐れがありますのでご注意ください。明日の29日は梅雨前線が南下するため「梅雨の中休み」となりますが、早くも次の大雨をもたらす梅雨前線に発生した低気圧が東シナ海に進んできます。さて、本日の気象庁の週間予報資料、及び各国の予報資料によりますと、今週は6/30から7/1の梅雨前線による大雨に注意と思います。西日本が中心と思われますが、7/1は東日本でも大雨になる恐れがありますので、最新の気象情報にご注意ください。以下に気象庁の6/28の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。気象庁HP週間天気予報※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります<6/29(月)>北日本は北海道付近の低気圧の影響で曇りや雨ですが、他の地方は梅雨前線が南下するため梅雨の中休み。ただし、東シナ海の低気圧の影響で、西日本は九州や四国などで雨が降り始める見込みです。<6/30(火)>東シナ海の低気圧は、ゆっくりと日本海に進んでくるとともに、梅雨前線は東日本付近まで北上します。一方、北海道付近の低気圧は次第に不明瞭になります。低気圧や梅雨前線の影響で先島諸島を除いて全国的に雨や曇りの所が多く、西日本では大雨になる恐れがあります。<7/1(水)>日本海の低気圧はゆっくりと北東に進み、梅雨前線は本州付近に停滞します。梅雨前線に向かって非常に湿った空気が入るため、前線の活動が活発になる見込みです。そのため、全国的に雨が降る所が多く、西日本と東日本では局地的に雷を伴って激しく降る恐れがあり、大雨になる恐れがあります。最新の気象情報にご注意ください。<7/2(木)>日本海の低気圧は北日本を通過してオホーツク海に進みます。低気圧から伸びる前線が北・東日本を通過し、本州南岸から東シナ海で停滞します。低気圧や前線の影響で、全国的に曇りや雨の天気の予報になっています。<7/3(金)>梅雨前線は本州南岸から東シナ海に停滞するため、北日本から奄美は曇りや雨の天気で、東日本太平洋側と西日本を中心に雨が降る見込みです。梅雨前線から離れた沖縄方面は概ね晴れ。<7/4(土)>梅雨前線は引続き本州南岸に停滞するため、北日本から西日本は雲が広がりやすく、東・西日本を中心に雨が降る見込みです。東シナ海では梅雨前線が北上するため、沖縄・奄美は概ね晴れ。<7/5(日)>次のトラフ(上空の気圧の谷)の接近に伴い、梅雨前線は再び本州付近まで北上します。北日本から西日本は雲が広がりやすく、東・西日本を中心に雨。沖縄・奄美は概ね晴れ。※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19)上段:6/30-7/2、下段:7/3-7/5ハッチング部は前24hに5mm以上の降水量が予想されている領域【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50)上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い6/30から7/1の大雨ですが、まだ不確実性がありますが、現時点でのシナリオをまとめます。6/29に東シナ海にあった低気圧がゆっくりと日本海を東に進み、低気圧や前線に向かって非常に湿った空気が入るため、西日本では再び大雨になる恐れがあります。また、6/30夜から7/1にかけて東日本でも局地的に雷を伴った激しい雨が降る恐れがありますので、最新の気象情報にご注意ください。

  • 27Jun
    • 【1か月・3か月予報】8月の西・東日本は猛暑の予報。7月の北海道は梅雨のような天気の画像

      【1か月・3か月予報】8月の西・東日本は猛暑の予報。7月の北海道は梅雨のような天気

      まずは気象概況です。梅雨前線は九州北部から東日本南岸に停滞、九州北部では線状降水帯ができていて大雨になっています。梅雨前線は28日にかけて九州南部までゆっくりと南下するため、28日にかけて九州と四国では雷を伴った非常に激しい雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に警戒が必要。今朝に気象庁は「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第4号」を発表して警戒を呼び掛けています。東日本でも太平洋側を中心に、局地的に雷を伴った激しい雨が降る恐れがありますので、ご注意ください。さて、今週は水曜日に3か月予報、木曜日に1か月予報が更新されています。それによりますと、7月は梅雨前線の平均的な位置が平年に比べて北寄りのため、北日本では多雨傾向の予報です。梅雨がないとされている北海道でも梅雨のような天気になりそうです。そして8月は太平洋高気圧と、上空にあるチベット高気圧ともに強まるため、西日本と東日本を中心に猛暑になりそうです。インドネシア付近とフィリピンの北で対流活動が活発になるため、この海域で台風が発生したり、強まったりしそうな感じがします。以下に気象庁の週間予報、1か月予報、3か月予報の内容と根拠をまとめてみます。気象庁HP1か月予報(地方、要素、予報期間を選択してくださいね)3か月予報(地方、要素、予報期間を選択してくださいね)※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<1か月予報 1週目(6/27-7/3)>サブハイ(亜熱帯高気圧)の西への張り出しが強く、日本付近はサブハイ縁辺の湿った空気が入りやすいです。そのため梅雨前線は本州付近に停滞しやすく、北日本から奄美まで曇りや雨の日が多い見込み。6/30から7/1頃にも梅雨前線の活動が活発になるため、大雨になる可能性がありますので、最新の気象情報にご注意ください。すでに「#降る時には降る」という状況になっています。お天気の流れの詳細は、日曜日の週間予報の記事で解説いたします。<1か月予報 2週目(7/4-7/10)>亜熱帯ジェット気流の蛇行の波によって、日本付近で偏西風の流れが北に蛇行するため、サブハイ(亜熱帯高気圧)が九州南部まで張り出す見込みです。梅雨前線の平均的な位置は日本海から東北付近まで北上するため、北日本は多雨傾向の予報です。まだ地上の太平洋高気圧の日本付近への張り出しは弱いため、東・西日本は平年同様に梅雨空が多い見込み。太平洋高気圧の西への張り出しは強いため、高気圧縁辺の湿った空気が日本付近に流れ込みやすいです。気象庁の資料にはコメントがありませんが、引続き大雨に注意と思います。<1か月予報 3・4週目(7/11-7/24)>2週目よりもサブハイの勢力が強まり、サブハイは九州と四国まで張り数値予報予想です。地上天気図では梅雨前線に対応する気圧の谷は、なんと北海道付近まで北上しています。しかし、気象庁の見解は予報の不確実性を考慮して、全国的に平年並みの天候の予報です。気温は、沖縄・から東日本を中心に全国的に高温傾向。<7月>3か月予報の平均では表現されているフィリピンの北の対流活動が不明瞭で、太平洋高気圧の西への張り出しは強いが、日本付近への張り出しは平年並み。そのため、梅雨前線が平年に比べて北寄りになる影響を受ける北日本でやや多雨傾向になる他は、平年並みの天候の予報。気温は全国的に高温傾向。<8月>インドネシア付近とフィリピンの北で対流活動が活発になる数値予報。そのため、太平洋高気圧、上空のチベット高気圧ともに日本付近への張り出しが強まる見込み。その結果、西日本と東日本は高気圧に覆われやすく、平年より晴れの日が多い見込み。気温は全国的に高温傾向の予報なので、西日本と東日本は猛暑になりそうです。登山には朗報と思いますが、山では午後からの熱雷に注意。「早出早着」が落雷事故に遭わないための夏山の原則です。<9月>8月と同様の気圧配置の傾向が続きますが、太平洋高気圧が弱まってくることを考慮して、北日本で多雨傾向、その他の地方では平年並みの天候の予報です。気温は全国的に高温傾向の予報で、沖縄から東日本では厳しい残暑となりそうです。【地上平均気温】上段:左から1週目、2週目、3・4週目の予想下段:左から7月、8月、9月の予想暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい【1か月予報 降水量・日照時間】降水量 暖色系:少ない、寒色系:多い日照時間 寒色系:少ない、暖色系:多い【3か月予報 降水量】左から7月、8月、9月降水量  暖色系:少ない、寒色系:多い

  • 21Jun
    • 【週間予報】北日本から西日本は前半晴れる所もあるが、後半は梅雨空に逆戻り。大雨に注意の画像

      【週間予報】北日本から西日本は前半晴れる所もあるが、後半は梅雨空に逆戻り。大雨に注意

      まずは気象概況です。梅雨前線は大陸から奄美付近を通って、日本の南海上に伸びています。そして梅雨前線上に発生した低気圧が奄美付近を通過しています。北日本から西日本の日本海側では晴れている所もありますが、太平洋側は湿った東風の影響で曇りや雨の天気になっています。梅雨前線が停滞する奄美付近、梅雨前線上の低気圧が進んでくる伊豆諸島は22日にかけて、雷を伴った非常に激しい雨の恐れがあり、土砂災害、低地の浸水、河川の増水・氾濫に警戒・注意が必要です。この低気圧の影響で北日本から西日本も太平洋側を中心に雲が広がりやすく、雨が降る所もある見込みです。さて、本日の気象庁の週間予報資料、および各国の予報資料によりますと、北日本から西日本は今週の前半晴れる所もありますが、後半は梅雨空に逆戻りとなります。大雨になる可能性もありますので、最新の気象情報にご注意ください。また、少し前までNOAA(アメリカ海洋大気庁)は7月上旬に日本付近への台風3号の接近を予想していましたので、台風発生の動向も気になるところです。以下に気象庁の6/21の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。気象庁HP週間天気予報※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります<6/22(月)>北日本から西日本の日本海側は晴れる所がありますが、太平洋側は梅雨前線や低気圧の影響で雲が広がりやすく、雨が降る所もあります。沖縄・奄美は、奄美を中心に雨となり、雷を伴って激しく降る恐れがあります。ご注意ください。<6/23(火)>梅雨前線は弱まりながら、引続き沖縄・奄美に停滞。沖縄・奄美は雲が広がりやすく、沖縄を中心に雨が降る見込みです。北日本から西日本は本州の南の寒冷渦(寒気を伴う上空の低気圧)の影響で大気の状態が不安定。東日本や東北で雨が降る所があります。<6/24(水)>寒冷渦は本州の南をゆっくりと北上し、対応する地上の気圧の谷が東日本付近を北上します。そのため北日本から西日本は雲が広がりやすく、東日本太平洋側を中心に雨が降る所がある見込みです。沖縄・奄美は引続き梅雨前線が停滞するため、曇りや雨の天気です。<6/25(木)>黄海付近にトラフ(上空の気圧の谷)が進んでくるとともに、東シナ海から日本海で梅雨前線が顕在化し、梅雨前線上に低気圧が発生します。低気圧や梅雨前線に向かって湿った空気が入るため、北日本から西日本は雲が広がりやすく、雨が降る所があります。梅雨前線の活動状況によっては、西日本では九州を中心に26日にかけて大雨になる可能性がありますのでご注意ください。。沖縄・奄美も湿った空気の影響で曇りや雨。<6/26(金)>梅雨前線上に発生した低気圧は日本海北部から北海道付近に進み、低気圧から伸びる寒冷前線が本州付近を南下します。その影響で北日本から西日本の広い範囲で雨が降ります。北日本や北陸でも大雨になる可能性がありますのでご注意ください。沖縄・奄美も太平洋高気圧縁辺の湿った空気の影響で曇りで、雨が降る所もある予報になっています。以降、沖縄・奄美は週末まで曇りや雨の天気が続きます。<6/27(土)>低気圧は北海道付近をゆっくりと東に進み、梅雨前線は本州南岸に停滞します。そのため、北日本から西日本は雲が広がりやすく、雨が降る所もある見込みです。<6/28(日)>引続き梅雨前線は本州南岸に停滞。全国的に曇りのところが多く、梅雨空が続きます。湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定になる可能性もありますのでご注意ください。※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19)上段:6/23-6/25、下段:6/26-6/28ハッチング部は前24hに5mm以上の降水量が予想されている領域【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50)上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い6/25から6/26に予想されている大雨ですが、まだ不確実性が高いですが備えておくのが無難です。今のところ、西日本は九州を中心に、梅雨前線 に向かって非常に湿った空気が入るため大雨になる可能性があります。6/26は北日本や北陸でも低気圧や梅雨前線の影響で大雨になる可能性があります。今週後半の北日本から西日本は再び梅雨前線の活動が活発になり、梅雨空が戻るため、雨の降り方に注意と思います。そして28日は湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定(SSIがゼロ以下)になる可能性があります。このSSIの予想通りなら落雷、突風、急な強い雨の恐れがあります。最新の気象情報にご注意ください。

  • 19Jun
    • 【1か月予報】東・西日本は平年より曇りや雨の日が少ないが、降る時は降る「陽性型」のパターンか?の画像

      【1か月予報】東・西日本は平年より曇りや雨の日が少ないが、降る時は降る「陽性型」のパターンか?

      まずは気象概況です。西日本を中心に大雨を降らせた梅雨前線上の低気圧は、午後には東海上に抜けて西の方から天気が回復してきています。明日・明後日は高気圧が日本海に進んできて、「北高型」の気圧配置となります。高気圧がしっかりと本州付近を覆わないため、北日本から西日本は湿った空気が入りやすく晴れても雲が多い天気となります。一方、梅雨前線が南下してくる沖縄・奄美は梅雨空に逆戻りとなる見込みです。さて、木曜日に更新されている気象庁の1か月予報、および各国の予報資料によりますと、向こう1か月は日本付近の偏西風は平年より北側を流れ、日本の南への太平洋高気圧の張り出しが強い予報です。そのためオホーツク海高気圧の影響を受ける北海道を除いて全国的に高温傾向の見込み。東北から西日本は梅雨前線の影響を受けにくい時期があり、平年より曇や雨の日が少ない予報ですが、降水量は平年並みですので降る時は降る陽性型のパターンではないかと思われます。以下に、気象庁から発表されている1か月予報の概要と根拠についてまとめてみます。気象庁HP 1か月予報(地方、要素、予報期間を選択してくださいね)※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<1週目(6/20-6/26)>最新の週間予報資料では、梅雨前線は23日頃まで沖縄・奄美付近に停滞して、24日頃には不明瞭になります。そして25日頃から東シナ海から梅雨前線が伸びてきて、本州付近は梅雨空に逆戻りしそうです。そして、沖縄・奄美は夏空が戻ってきます。<2週目(6/27-7/3)>太平洋高気圧の北西への張り出しが強く、梅雨前線の平均的な位置は日本海から北・東日本付近の予報。そのため、東日本太平洋側と西日本は梅雨前線の影響を受けにくく、平年より曇りや雨の日が少ない見込み。少雨傾向なのは西日本太平洋側だけなので、その他の地方では降る時には降ると考えておくのが無難です。東日本日本海側と北日本、沖縄・奄美は平年並みの天候の予報です。気温は、北海道を除いて高温傾向の見込みです。<3・4週目(7/4-7/17)>スーパーコンピュータによる数値予報では、まるで東北まで梅雨明けしたかのような天気図なのですが、気象庁では予報の不確実性を考慮して、全国的に平年並みの天候と高温傾向の予報を発表しています。いよいよ梅雨末期となりますので、強まってきた太平洋高気圧の縁辺からの湿った空気が梅雨前線に入ることによる大雨に警戒です。【地上平均気温】1か月予報左から1週目、2週目、3・4週目の予想暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい【降水量・日照時間】1か月平均降水量 暖色系:少ない、寒色系:多い日照時間 寒色系:少ない、暖色系:多い【850hPa気温推移】1か月予報左上:北日本、左下:東日本、右上:西日本、右下:沖縄・奄美ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い太線:平均、細線:各メンバー(個々の数値予報の結果)中央の縦線が6月17日で、その左側は実況、右側は予想

  • 14Jun
    • 【週間予報】明日朝まで引続き大雨に注意。15日の関東は猛暑日。西日本は19日も大雨に注意。の画像

      【週間予報】明日朝まで引続き大雨に注意。15日の関東は猛暑日。西日本は19日も大雨に注意。

      まずは気象概況です。梅雨前線に発生した低気圧が東北東に進んでいて、今夜から明日未明に東北北部を通過する見込みです。低気圧や前線に向かって梅雨末期のような湿った空気が入るため、広い範囲で大気の状態が非常に不安定。局地的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨になる恐れがあります。西日本から北日本では明日朝まで土砂災害、低地の浸水、河川の増水・氾濫などに警戒が必要です。気象庁からは今朝に「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第4号」を発表して警戒を呼び掛けています。なお、明日の関東地方は西風のドライフェーンによって最高気温35℃以上の猛暑日となる所がある見込みです。小まめな水分の補給、無理せずにマスクを外す等、熱中症には十分にご注意ください。さて、本日の気象庁の週間予報資料、および各国の予報資料によりますと、今週は17日頃に移動性高気圧が通過すると同時に梅雨前線は日本の南まで南下しますが、18日から19日にかけて再び本州付近まで北上してきます。梅雨前線の活動状態によっては西日本を中心に大雨になる可能性があります。最新の気象情報にご注意ください。以下に気象庁の6/14の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。気象庁HP週間天気予報※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります<6/15(月)>梅雨前線の低気圧が未明に東北北部を通過するとともに、梅雨前線は本州南岸まで南下します。日本海北部の低気圧の影響を受ける北日本や梅雨前線の影響が残る九州南部では雨が降る所がありますが、その他の地方では次第に天気が回復して晴れる所が多いです。冒頭に書きましたように、関東地方は猛暑日となる所がありますので熱中症には十分にご注意ください。<6/16(火)>寒冷渦(寒気を伴う上空の低気圧)と直下の地上低気圧が北海道付近に進んできます。低気圧から伸びるシアライン(局地前線)が北日本から東日本を通過します。シアラインの影響で北日本から東日本では不安定な天気になりますので、落雷や急な強い雨にご注意ください。梅雨前線は九州南部から四国沖に停滞するため、九州南部や奄美では大気の状態が不安定となり雨が降りやすい天気です。九州南部を除く西日本でも湿った空気の影響で雲が広がりやすいです。沖縄方面は太平洋高気圧に覆われて晴れ。<6/17(水)>寒冷渦と地上低気圧はゆっくりと北海道に東に進みます。一方、日本海には移動性高気圧が進んできます。北日本は低気圧の影響で雲が広がりやすいですが、東日本は晴れる所が多いです。梅雨前線は九州南岸から本州の南海上に停滞するため、西日本と奄美は九州や四国で雲が広がりやすく、九州南部や奄美を中心に雨が降る見込みです。沖縄方面は太平洋高気圧に覆われて晴れ。<6/18(木)>移動性高気圧は東に抜けて、梅雨前線は西日本付近まで北上してきます。北日本から奄美は湿った空気の影響で雲が広がりやすく、九州・中国・四国を中心に雨が降る予報です。沖縄方面は太平洋高気圧に覆われて晴れ。<6/19(金)>梅雨前線上の低気圧が東シナ海で発生して、九州付近を通過して本州南岸を東に進みます。北日本から奄美は梅雨前線や湿った空気の影響で雲が広がりやすく、東・西日本と奄美を中心に雨が降ります。梅雨前線の活動状態によっては西日本で大雨になる可能性がありますので、最新の気象情報にご注意ください。沖縄方面は概ね晴れ。<6/20(土)>梅雨前線上の低気圧が日本の南を東に進み、梅雨前線の位置は沖縄・奄美付近まで南下します。低気圧や梅雨前線の影響で全国的に雲が広がりやすく、東日本と沖縄・奄美を中心に雨が降る予報です。<6/21(日)>引続き梅雨前線は沖縄・奄美付近から日本の南に停滞。梅雨前線やオホーツク海高気圧からの湿った空気の影響で全国的に雲が広がりやすく、沖縄・奄美を中心に雨が降る所もある見込みです。※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19)上段:6/16-6/18、下段:6/19-6/21ハッチング部は前24hに5mm以上の降水量が予想されている領域【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50)上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い明日の関東地方は、最高気温35℃以上の猛暑日になる所がある予報ですが、これには中部山岳からの山越え気流が影響しています。地表面付近では関東の風は不明瞭ですが、上空では西風が吹いています。この西風によって中部山岳で暖められた空気が関東地方に吹き下ろす(関東地方は下降気流)ため、断熱昇温によって関東地方は周囲より気温が高くなります。降水を伴わないため、ドライフェーンと呼ばれています。西風によって発生することが多いです。

  • 13Jun
    • 【1か月予報】昨日に沖縄が梅雨明け、本州は梅雨本番。大雨に注意。2週目は低温。の画像

      【1か月予報】昨日に沖縄が梅雨明け、本州は梅雨本番。大雨に注意。2週目は低温。

      まずは気象概況です。昨夜9時に発生した台風2号は南シナ海を北西に進み、大陸に向かう見込みです。この台風による日本付近への直接の影響はありませんが、大陸で偏西風を北に蛇行させて、日本付近では南に蛇行させるため、1か月予報の2週目に予想されている低温傾向を助長する可能性があります。昨日に全国に先駆けて沖縄で梅雨明け発表がありました。これは梅雨前線が沖縄付近から本州付近に北上したということで、本州付近はこれから梅雨本番となります。西日本から北日本の広い範囲で15日にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨になる恐れがあります。土砂災害、低地の浸水、河川の増水・氾濫に警戒。間違っても沢には入らない方が無難です。気象庁からは今朝に「大雨に関する全般気象情報 第2号」を発表して警戒を呼び掛けています。西日本では16日から17日にかけても大雨が続く可能性がありますので、最新の気象情報にご注意ください。さて、木曜日に更新されている気象庁の1か月予報、および各国の予報資料によりますと、向こう1か月は太平洋高気圧の西への張り出しが強く、西日本を中心に暖かく湿った空気が入りやすく全国的に高温傾向で、西日本は多雨傾向の予報です。西日本を中心に大雨に注意と思います。ただし2週目(6/20〜26頃)は太平洋高気圧の張り出しが一時的に弱まるため東北から西日本で低温傾向となる見込みです。以下に、気象庁から発表されている1か月予報の概要と根拠についてまとめてみます。気象庁HP 1か月予報(地方、要素、予報期間を選択してくださいね)※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<1週目(6/13-6/19)>最新の週間予報資料では、本州付近に停滞している梅雨前線は17日にいったん南海上に遠ざかり、18日から19日にかけて再び本州付近に北上してくる見込みです。日本の南で太平洋高気圧の勢力が強いため、本州付近は太平洋高気圧縁辺の湿った空気が入りやすい状況が続くため、梅雨前線の動向と大雨にご注意ください。お天気の流れの詳細は、明日の週間予報の記事で解説いたします。<2週目(6/20-6/26)>フィリピン付近とフィリピンの東で対流活動が不活発になるため、太平洋高気圧の勢力が一時的に弱まります。そのため、梅雨前線は本州南岸まで南下し、本州付近は梅雨前線の北側の冷涼な空気に覆われやすく東北から西日本で低温傾向、梅雨前線の南側の沖縄は高温傾向の予報。北・東日本の日本海側は梅雨前線の影響を受けにくく少雨傾向となる一方で、沖縄・奄美は梅雨前線の影響を受ける時期があり多雨傾向の見込み。その他の地方では平年並みの天候の予報です。<3・4週目(6/27-7/10)>2週目より太平洋高気圧の張り出しが強まり、梅雨前線は再び本州付近まで北上。全国的に平年並みの天候の予報で、気温は沖縄・奄美で高温傾向。【地上平均気温】1か月予報左から1週目、2週目、3・4週目の予想暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい【降水量・日照時間】1か月平均降水量 暖色系:少ない、寒色系:多い日照時間 寒色系:少ない、暖色系:多い【850hPa気温推移】1か月予報左上:北日本、左下:東日本、右上:西日本、右下:沖縄・奄美ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い太線:平均、細線:各メンバー(個々の数値予報の結果)中央の縦線が6月10日で、その左側は実況、右側は予想

  • 07Jun
    • 【週間予報】本州も11日頃に一斉に梅雨入りか? 一方で沖縄・奄美は梅雨明けして猛暑が始まるの画像

      【週間予報】本州も11日頃に一斉に梅雨入りか? 一方で沖縄・奄美は梅雨明けして猛暑が始まる

      まずは気象概況です。梅雨前線は沖縄・奄美付近に停滞、沖縄・奄美は8日にかけて雷を伴った激しい雨が降る恐れがあり、土砂災害や河川の増水に引続き警戒が必要な状況です。梅雨前線の北側になる本州付近は今日も厳しい暑さとなり、中部山岳などでは熱的低気圧ができることによって雷雨やにわか雨が降る所がありそうです。雲行きに注意して、雷鳴が聞こえたら稜線から降りて安全な場所に避難をお願いします。トラフ(上空の気圧の谷)の影響を受ける北海道を除いて、明日も本州付近は厳しい暑さとなる見込みです。まだ身体が暑さに慣れていない時期ですので、こまめな水分補給をするなど熱中症には十分にご注意ください。さて、本日の気象庁の週間予報資料、および各国の予報資料によりますと、今週は11日頃にいよいよ本州付近は一斉に梅雨入りしそうです。梅雨前線の北上に伴って、沖縄・奄美は梅雨明けとなると思います。太平洋高気圧の勢力が強いので、沖縄・奄美は猛暑の始まりとなります。以下に気象庁の6/7の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。気象庁HP週間天気予報※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります<6/8(月)>冒頭に書きました通りです。<6/9(火)>500hPaの5880mが目安のサブハイ(亜熱帯高気圧)が日本海から東北付近まで北上、北日本から西日本はこの時期としては厳しい暑さとなります。ただし、北海道は太平洋高気圧の縁辺の湿った空気が入るため、雲が広がりやすいです。沖縄・奄美には梅雨前線が停滞、トラフ(上空の気圧の谷)の影響で梅雨前線の活動が活発になる恐れがありますので、最新の気象情報にご注意ください。<6/10(水)>高気圧は東海上に進み、東・西日本は高気圧縁辺の湿った空気の影響で雲が広がりやすく、西日本では雨が降る所もあります。早ければ西日本の梅雨入り発表がありそうです。北日本は下降流場が続くため、雲が発生しにくく晴れる所が多い見込み。沖縄・奄美では梅雨前線の活動は弱まって不明瞭化しますが、湿った空気の影響で曇りや雨の所が多いです。<6/11(木)>高気圧は遥か東海上に遠ざかり、トラフが黄海付近に進みます。その影響で梅雨前線が黄海から東シナ海に伸びてきます。北日本から西日本は、梅雨前線や高気圧縁辺の湿った空気の影響で雲が広がりやすく、日本海側を中心に雨。10日に梅雨入り発表がなかった地方も、11日には梅雨入りとなりそうです。梅雨前線の北上に伴って、沖縄・奄美の天気は回復傾向。<6/12(金)>梅雨前線が黄海から本州付近に停滞、梅雨前線や湿った空気の影響で北日本から西日本は雨や曇りの天気。沖縄・奄美は晴れ、奄美は曇り時々晴れ。恐らく沖縄は梅雨明けとなりそうです。奄美は少し微妙です。<6/13(土)>梅雨前線が本州付近に停滞し、北日本から西日本は曇りや雨。沖縄・奄美は晴れ、奄美は曇り時々晴れ。<6/14(日)>13日と同様の天気の予報となっています。※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19)上段:6/9-6/11、下段:6/12-6/14ハッチング部は前24hに5mm以上の降水量が予想されている領域【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50)上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い

  • 06Jun
    • 【1か月予報】太平洋高気圧の沖縄方面への張り出しが強まり、本州は梅雨本番への画像

      【1か月予報】太平洋高気圧の沖縄方面への張り出しが強まり、本州は梅雨本番へ

      まずは気象概況です。東シナ海から九州南岸に停滞する梅雨前線の活動が活発になっていて、奄美の中之島、九州南部の屋久島や種子島を中心に大雨になっています。気象レーダーでは線状降水帯が形成されていて、気象衛星画像では大雨に警戒すべき「テーパリング・クラウド(人参雲)」が明瞭。7日にかけて九州南部から奄美では土砂災害に警戒。本州では「北高型」の気圧配置となるため、今日は関東地方や中部山岳を中心に大気の状態が不安定。落雷、突風、急な強い雨に注意。雷鳴が聞こえたら稜線から降りて安全な場所へ。さて、木曜日に更新されている気象庁の1か月予報、および各国の予報資料によりますと、向こう1か月は沖縄方面への太平洋高気圧の張り出しが強まり、本州付近に梅雨前線が停滞、いよいよ本州も梅雨本番となります。平均すると平年並みの降水量の予報ですが、太平洋高気圧の張り出しが強いため、「降る時は降る」という陽性型の梅雨になるのではないかと予想しております。以下に、気象庁から発表されている1か月予報の概要と根拠についてまとめてみます。気象庁HP 1か月予報(地方、要素、予報期間を選択してくださいね)※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<1週目(6/6-6/12)>最新の週間予報資料によりますと、11日以降は本州付近に梅雨前線が停滞する予報になっていますので、東・西日本で(場合によっては東北も)一斉に梅雨入り発表がありそうな感じです。一方で梅雨前線の北上に伴って、沖縄・奄美は梅雨明けとなりそうです。<2週目(6/13-6/19)>太平洋高気圧が日本の南に張り出し、梅雨前線は本州付近に停滞。トラフ(上空の気圧の谷)の影響で平年並み北海道を除いて、暖かく湿った空気の影響で全国的に高温傾向の予報。太平洋高気圧の勢力が強く、梅雨前線の位置が平年より北寄りになるため、東・西日本の日本海側で多雨傾向。一方、太平洋高気圧に覆われやすい沖縄・奄美は少雨傾向の見込みです。<3・4週目(6/20-7/3)>500hPaのサブハイ(亜熱帯高気圧)、地上の太平洋高気圧ともに沖縄方面への張り出しが強く、梅雨前線に対応する地上の低圧部が明瞭になっていますが、予報の不確実性を考慮して全国的に平年並みの天候の予報が出ています。数値予報通りならば、平年より降水量が多くなる可能性がありますので、最新の気象情報にご注意ください。気温は沖縄・奄美から東北でやや高温傾向の予報。【地上平均気温】1か月予報左から1週目、2週目、3・4週目の予想暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい【降水量・日照時間】1か月平均降水量 暖色系:少ない、寒色系:多い日照時間 寒色系:少ない、暖色系:多い【850hPa気温推移】1か月予報左上:北日本、左下:東日本、右上:西日本、右下:沖縄・奄美ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い太線:平均、細線:各メンバー(個々の数値予報の結果)中央の縦線が6月3日で、その左側は実況、右側は予想

  • 31May
    • 【週間予報】昨日は九州南部、今日は四国が梅雨入り。本州も大雨に警戒が必要なシーズン入り。の画像

      【週間予報】昨日は九州南部、今日は四国が梅雨入り。本州も大雨に警戒が必要なシーズン入り。

      まずは気象概況です。トラフ(上空の気圧の谷)の接近とともに梅雨前線上に低気圧が発生し、東シナ海を東に進んでいます。梅雨前線の北上とともに天気は下り坂となり、昨日は九州南部、今日は四国の梅雨入りが発表されています。梅雨前線上の低気圧は明日にかけて本州南岸を東進し、前線に向かって湿った空気が入るため、西日本から東北で大気の状態が非常に不安定になります。局地的に雷を伴った激しい雨が降る恐れがありますので、雨の降り方にご注意ください。さて、本日の気象庁の週間予報資料、および各国の予報資料によりますと、今週は6/3頃に梅雨前線の活動が活発になり、西日本を中心に大雨になる恐れがあります。いよいよ大雨に対して警戒が必要なシーズンになってきました。注意喚起の意味合いで意味九州南部と四国に続いて、他の地方でも梅雨入り発表がされそうです。以下に気象庁の5/31の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。気象庁HP週間天気予報※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります<6/1(月)>梅雨前線上の低気圧が本州南岸を東進、東北から西日本では雨が降り、大気の状態が不安定のため局地的に雷を伴った激しい雨が降る恐れがあります。梅雨前線から離れている北海道は影響が小さく、晴れ。黄海に高気圧が進んできて梅雨前線が南下するため、沖縄・奄美は雨が降る見込みです。<6/2(火)>低気圧は伊豆諸島付近を東に進み、気圧の谷が北日本から東日本を通過します。その影響で北日本と東日本は雨が降る所が多い。西日本はリッジ(上空の気圧の尾根)が進んでくるため概ね晴れ。沖縄・奄美は梅雨前線の影響で曇りで、雨が降る所もある見込みです。ただし、梅雨前線から遠い先島諸島では晴れる予報です。<6/3(水)>トラフ(上空の気圧の谷)の接近とともに、梅雨前線が九州から本州南岸に伸びてきます。その影響で北日本から西日本は雲が広がりやすく、西日本を中心に雨が降る見込みです。梅雨前線の活動状態によっては西日本で大雨になる恐れがあります。最新の気象情報にご注意ください。沖縄・奄美は、梅雨前線に近い奄美は曇り、影響が少ない沖縄は晴れ。<6/4(木)>梅雨前線が本州南岸に停滞するとともに、地上の気圧の谷が日本海に進んできます。そのため、北日本から西日本では雲が広がりやすく、雨が降る所があります。梅雨前線に近い奄美は曇り時々晴れ、影響が少ない沖縄は概ね晴れ。<6/5(金)>梅雨前線は本州南岸に停滞、北日本に低気圧が進んできます。梅雨前線や低気圧の影響で北日本から西日本は雲が広がりやすく、北海道や九州南部を中心に雨。梅雨前線がやや南下するため、沖縄・奄美も雲が広がりやすく、奄美を中心に雨が降る見込み。<6/6(土)>梅雨前線はやや南下して本州南岸に停滞、日本海には高気圧が進んできます。北日本から西日本の日本海側は晴れる所もありますが、太平洋側は梅雨前線の影響で雲が広がりやすいです。沖縄・奄美も梅雨前線に近い地方ほど雲が広がりやすく、奄美を中心に雨が降る所がある予報です。<6/7(日)>梅雨前線は日本の南に停滞、日本海には次の高気圧が進んできます。北日本から西日本の日本海側は晴れる所がありますが、太平洋側は雲が広がりやすいです。梅雨前線が南下するため、奄美と沖縄本島では曇り時々雨、南西諸島は概ね晴れ。※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19)上段:6/2-6/4、下段:6/5-6/7ハッチング部は前24hに5mm以上の降水量が予想されている領域【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50)上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低いまだ梅雨前線の予想は不確実なところがありますが、6/3頃に トラフ(上空の気圧の谷)に接近とともに梅雨前線に向かって非常に湿った空気が入るため、梅雨前線の状態によっては西日本で大雨になる恐れがあります。最新の気象情報と雨の降り方ご注意ください。

  • 29May
    • 【1か月・3か月予報】西日本を中心に大雨に警戒。PJパターンにより夏の後半は猛暑。の画像

      【1か月・3か月予報】西日本を中心に大雨に警戒。PJパターンにより夏の後半は猛暑。

      まずは気象概況です。今日は高気圧に覆われて晴れた所が多い一方で、午後からは上空寒気の影響で北日本や東日本でにわか雨や雷雨になった所がありました。明日も晴れる所が多い見込みですが、上空寒気が残る影響で東北と東日本を中心に午後からは不安定な天気になりそうです。雲行きに注意して、雷雲が来そうだったら安全な場所に避難しましょう。明後日は高気圧が東に遠ざかっていき、西の方から天気は下り坂となります。さて、今週は月曜日に3か月予報、木曜日に1か月予報が発表されています。それによりますと、向こう1か月は太平洋高気圧の西への張り出しが強まり、沖縄・奄美は間もなく梅雨明け、そして梅雨前線は本州南岸付近に停滞しやすいため、いよいよ西日本を中心に大雨に警戒が必要なシーズンとなります。夏の後半は次第にフィリピンの東での対流活動が活発になるため、PJ(太平洋・日本)パターンによって日本付近で太平洋高気圧が強まって猛暑になりそうです。以下に気象庁の週間予報、1か月予報、3か月予報の内容と根拠をまとめてみます。気象庁HP1か月予報(地方、要素、予報期間を選択してくださいね)3か月予報(地方、要素、予報期間を選択してくださいね)※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。<1か月予報 1週目(5/30-6/5)>梅雨前線が本州南岸付近まで北上してきます。沖縄・奄美は後半は晴れる日が多く、間もなく梅雨明けと思われます。北日本から西日本は晴れる日もありますが、梅雨前線付近の湿った空気の影響で曇りや雨の日が多くなってきます。<1か月予報 2週目(6/6-6/12)>太平洋高気圧が日本の南への張り出しを強め、沖縄・奄美は平年より晴れの日が多い一方で、梅雨前線が本州南岸に停滞しやすいため、西日本を中心に多雨傾向。いよいよ西日本と東日本(北陸は微妙)は梅雨入りと思います。気温は、北日本ではオホーツク海高気圧の影響を考慮して平年並み、その他の地方では高温傾向の予報です。<1か月予報 3・4週目(6/13-6/26)>引続き太平洋高気圧は日本の南に張り出しますが、予報が不確実なため全国的に平年並みの天候の予報が発表されています。気温は全国的に高温傾向。<6月>1か月予報と同様に、西日本で多雨傾向、その他の地方では平年並みの天候の予報。全国的に高温傾向。<7月>フィリピン付近から日本の南での対流活動が不活発なため、太平洋高気圧は日本の南への張り出しが強い。そのため北日本から西日本は、太平洋高気圧縁辺の暖かく湿った空気が入りやすい。梅雨前線の位置が平年より北になることを考慮して東・西日本が平年並みの降水量で北日本がやや多雨傾向になっているが、大雨が降りやすい状況ではあるので注意。気温は全国的にやや高温傾向。<8月>フィリピンの東で対流活動が活発になってくるため、太平洋高気圧は本州付近への張り出しを強める見込み。そのため、東・西日本は平年より晴れの日が多く猛暑。北日本と沖縄・奄美は平年並みの天候の予報です。【地上平均気温】上段:左から1週目、2週目、3・4週目の予想下段:左から6月、7月、8月の予想暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい【1か月予報 降水量・日照時間】【3か月予報 降水量】左から6月、7月、8月の降水量気象庁の5/12のエルニーニョ監視速報でも今冬はラニーニャ傾向が予想されるようになってきましたが、NOAAはもう少しはっきりとラニーニャ傾向を予想しています。エルニーニョ監視域の海水温が平年より0.5℃以上低い状態が続くとラニーニャと認定されます。ラニーニャの冬は寒冬傾向になりますが、果たしてどうなるのか楽しみです。