社畜女子株式会社の表紙カラーと「風立ちぬ」 | 尾山泰永の漫画生活

社畜女子株式会社の表紙カラーと「風立ちぬ」

社畜女子株式会社 表紙カラー

マガジンサイベリア連載中の「社畜女子株式会社」5話の表紙カラーです(^^)
アメブロ仕様なので背景無しの一部なんですけど(^^;)

背景が仕上がったら全体図はTwitterにアップしますので~!

おやまんのTwitterはこちら

この女の子は眉が太めなので名前を変更して「古杉まゆ」ちゃんにしましたよw
マイ・ネーム・イズ・マユ・コスギw

いや、そんなに眉濃過ぎとは思わないけどw

今日は作業に集中する為にコメントのお返しとか遅れます(^^;)
毎回申し訳ありません!

風立ちぬ [DVD]/ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

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宮崎駿監督の最後の長編アニメ「風立ちぬ」を見ましたよ~!
見る人を選ぶ作品だとは思うのですが、すごく大人の作品に仕上がってて面白かったです(^^)

堀越二郎は幼少の頃から飛行機に憧れ、念願の飛行機製作をする会社に入社する。
日本軍の為に飛行機を設計する日々を過ごしていたが、ある日以前命を救った菜穂子に出会う。
二郎は菜穂子と恋に落ちるが、菜穂子は結核を患っていて…。

宣伝だと恋愛映画っぽいですが、恋愛映画ではなく架空の堀越二郎さんの人生を描いた物語です。
幼少の頃から主人公の二郎はいつも飛行機の妄想しています。

その妄想の中に登場するのがカプローニという飛行機を製作している人物なのです。
カプローニは飛行機の夢を追い求める人物でいつも二郎にいろんな飛行機を見せてくれます。
その妄想の人物(実際に居る人ですけど)に影響を受けて自分の夢を追い求めていくのです。

現実の世界は無彩色でくすんだカンジなのですが夢の世界はパステル調で鮮やかなんですよね。
妄想と現実世界の対比が視覚的にもわかりやすく表現されていました。

戦時中なので現実では人が死んだり、銀行が破産したり悲惨な事が起きています。
ところが妄想はいつも鮮やかで夢のような飛行機が飛び綺麗な女性がいっぱい出てくるのです。
つまり主人公は戦争中なのに飛行機を作るのが楽しくて仕方ない浮世離れした人物なんですよね。

そういうズレは主人公が洋菓子を買って貧しい子供に分け与えようとする場面にも現れてます。
普通のご飯も食べれない貧しい子供達にとってそんな洋菓子は見た事もないモノなんですよね。

二郎の同僚・本庄は貧しい国が飛行機という高価なモノを作る事の不条理さを二郎に語ります。
それで飯を食べている自分達もおかしいとは思ってますが二郎はそれでも構わないのです。
二郎はいつも飛行機の事で頭がいっぱいで、飛行機の事にしか興味が無いんですよね(^^;)

そんな二郎も菜穂子と恋に落ち、二人は結婚を決意します。
しかし菜穂子は結核を患っていて、結婚のため治療を決意し離ればなれで暮らす事にするのです。
そんなある日、菜穂子が病院を抜け出した事がわかって…。

菜穂子とのエピソードはせつないシーンが沢山あってホロリときちゃいました(^^;)
ラストで菜穂子が取った行動も主人公が自分を好きな理由を考えると、さらにせつない…。

主人公が好きなものって儚いけど美しい物なのかなぁ。
主人公が作る零戦も美しいけどスピードの為に機体を軽くした脆い機体ですからね。
しかもそれは特攻に使われ若い人の命を奪う乗り物なわけで…。

伝記映画、恋愛映画、戦争映画…どれとも言えない不思議な映画でしたが面白かったです!
飛行機の効果音を口で言ってるのもすごくインパクトがありましたしw

あと主人公の声は庵野秀明監督がなさってますが、栗原類さんっぽいなぁ~って思いましたw
映画の人物とかなりマッチしてましたし、意外とイケメン声なのかもw





この映画を見て全然違う作品なのですが「博士の異常な愛情」を思い出しましたね。
こちらはブラック・コメディなんですけど(^^;)

キキ 魔女の宅急便

先日描いた「魔女の宅急便」のキキちゃんも再アップ!

アリエッティ

以前描いた「借り暮らしのアリエッティ」もついでにw