原稿あとちょっと…。「華麗なるギャツビー」

原稿あとちょっと…。
がんばったんですけど明日までかかっちゃいそうです(^^;)＜また！？

言い訳させてもらうと、スマホとかの合成作業が思ったより多くて…(^^;)
出た！言い訳大王！

…というわけでコメントは明日からになります(^^;)

華麗なるギャツビー ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産) [Blu-ray]/ワーナー・ホーム・ビデオ

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バズ・ラーマン監督とレオナルド・ディカプリオが再びコンビを組んだ「華麗なるギャツビー」
私がここ最近見た中では一番印象に残った素晴らしい出来で、バズ・ラーマン監督の最高傑作！

ニックは隣人の大富豪ギャツビーに招待され豪華絢爛なパーティーを行っている屋敷へ行く。
盛大なパーティーをいつも主催しているギャツビーの正体はほとんど誰も知らなかった。
パーティー会場でギャツビーについていろいろ噂する中、ニックはギャツビーから声をかけられる。
ギャツビーに従姉妹のデイジーと会う為のセッティングを頼まれるが…。

古い作品のリメイクですがバズ・ラーマン監督の演出でスピーディかつスリリングになってます！
トビー・マグワイア演じるニックは物語の語り部で小説を書きながら過去を振り返っていきます。

ニックの従姉妹のデイジーは過去に約束した軍人の恋人がいましたが別の富豪と結婚しています。
デイジーの夫、トム・ブキャナンは浮気者で愛人の為に引っ越すようなとても身勝手な男。
当然ながら二人の夫婦関係は冷めておりデイジーは毎日の生活に疲れてます(^^;)

ニックが知り合った謎の大富豪ギャツビーは毎日パーティーを繰り返す程の超大金持ち。
招待を受けたニックはギャツビーに出会い、次第に仲良くなっていき人間として惹かれていきます。
ギャツビーもお金とは関係ない付き合いをしてくれるニックに信頼を寄せていくのです。

ギャツビーがニックに頼んで来たのは従姉妹のデイジーと会うセッティングをする事でした。
彼がデイジーに会いたかった理由は、なんと彼こそがデイジーと約束した恋人だったからなのです。
再会を果たし焼けぼっくいに火がついてしまった二人は一目に隠れて不倫関係を続けます。

その事を知ったデイジーの夫トムは自分は愛人がいるくせに嫉妬の炎にかられます。
そしてギャツビーはデイジーに夫トムの前で別れ話をするように説得するのですが…。

ギャツビーは過去の失敗を取り返し無事デイジーと結ばれるのでしょうか！？
嫉妬にかられた夫トムとギャツビー、そしてデイジーの運命は！？

バズ・ラーマン監督は結ばれない身分違いの男女の恋を描くのが好きですよね(^^)
「ロミオ&ジュリエット」「ムーラン・ルージュ」同様儚い恋を美しく描く監督さんです。
今回も美術、舞台が素晴らしく綺麗で映像を見るだけでも価値があります。

レオ様は顔もすごくオーソン・ウェルズに似ていて「市民ケーン」に似たお話を好みますよね。
「アビエーター」は「市民ケーン」のモデルともいえる実在の人物を描いた作品でした。
大金持ちの孤独を描いた作品ですが、今回のギャツビーはちょっと違います。

ギャツビーの世界はとても華やかなのですが実は虚栄に満ちた儚いものなのです。
貧しさ故に金と権力に憧れ必死になってそれを手に入れましたが彼の心は満たされません。
彼がお金を手にした理由は愛するデイジーと過ごした過去の時間を取り戻す為なのでした。

ギャツビーはお金で過去を取り戻せると言いますがニックは否定します。
無くしてしまった時間はお金で買い戻す事はできないと言いますがギャツビーは受け入れません。
今回はお金と権力に憧れた青年がそれを一度掴むものの満たされる事がないというお話なのです。

お金に群がる人々が虚栄にまみれた生活をし、やがてそれが弾けて崩れさってしまう。
どこかで最近も聞いたようなお話じゃ～あ～りませんか(^^;)
現代の資本主義経済への風刺もこめられていて本当に素晴らしい出来でした(^^)

恋愛物として見ても楽しめると思いますのでオススメですよ～！
最後のデイジーの取った行動にはみんな腹立つと思いますけど(^^;)
フェリー転覆させても責任取らない人みたいなカンジですかね…。