催眠モノのネームと「プラン9・フロム・アウタースペース」「グレンとグレンダ」 | 尾山泰永の漫画生活

催眠モノのネームと「プラン9・フロム・アウタースペース」「グレンとグレンダ」

催眠モノ ネーム

催眠モノのネーム作業でちょっと詰まっております(^^;)

催眠モノ 仕上げ

今回は催眠術を使うお父さんを持つ娘の女友達がメインのお話。

催眠モノ 仕上げ

パパと娘も登場しますよ~!

カラーにして頂けるので仕上がりが楽しみです(^^)
配信日が決り次第ブログでご報告しますね~!

エド・ウッド DVD-BOX

Figmaのニャル子さんとエド・ウッド監督のDVD-BOXが届きましたw
めっちゃお得なDVD-BOXでしたよ~!

ニャル子を見ながらこの頭身の描き方を研究しようと思ってます(^^)

プラン9・フロム・アウター・スペース 新訳版 [DVD]/有限会社フォワード

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久しぶりにエド・ウッド監督の「プラン9・フロム・アウター・スペース」を鑑賞w
「史上最低監督の最高傑作!」ってコピーがいいですねw
昔見たのより全然画質が良くなってて良かったです(^^)

地球人に戦争をやめさせるために空飛ぶ円盤に乗ってやってきた宇宙人たち。
宇宙人が地球人に平和を訴えるメッセージを送る作戦はことごとく失敗してしまう。
そこで宇宙人たちは墓場の死体を蘇らせる第9計画を開始するのだった…。

セットや小道具がとってもショボくて、何度も同じシーンを使い回してます(^^;)
昼と夜がコロコロ変わったりしてつなぎもメチャメチャ…なんだけど私はこの映画大好きw

ティム・バートン監督の「エド・ウッド」を見てからこの映画を見るとなぜかホロリとくるのです。
この映画の撮影途中で亡くなった吸血鬼役者のベラ・ルゴシとのやり取りとか思い出しちゃって。

途中で亡くなっちゃったからこの映画では何度も同じシーンが使われてたりします(^^;)
「エド・ウッド」に出てくる映像の再現度は神がかってる出来映えですぞ!

資金繰りにいつも苦労しながらも映画を頑張って撮ったエド・ウッド監督。
生きている間に才能を認められる事がなかったちょっとゴッホみたいな人です。

フィルムが安いから何度もTVで放送されるうちにカルトな人気を得ます。
その独特のチープな世界観はティム・バートン監督をはじめいろんな監督に影響を与えてる…はずw

私は仰々しい音楽とか映像の雰囲気はかなり好きなんだけどな~。
なんか味わい深いし、みんなで突っ込み入れながら見るパーティー映画っていいじゃないですかw



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エド・ウッド監督自ら主演している女装癖の男を描いた映画「グレンとグレンダ」
ベラ・ルゴシ演じる科学者が語り手となってる狂言回しでお話が進行していきます。
でもその語りが全然お話と関係ないっていうスタイルがエド・ウッド監督の凄さなのですw

一人の女装マニアが社会の偏見に耐えかねて自らの命を絶ち刑事が捜査を始める。
女装癖について精神科医に尋ねると医者は妻に性癖を理解してもらったグレンの話をし始める…。
服装倒錯者グレンは女性の格好をしたグレンダとして街を出歩くのが好きだった。
しかし自分の趣味に思い悩んだグレンは「人形使い」と呼ばれる科学者に相談するのだが…。

途中でバッファローの大群がオーバーラップして流れたりしてシュール感満載w
ヘンテコなショーみたいな映像が延々と流れたりしてお話が繋がりにくいです(^^;)

自分の性癖に思い悩みますが、後半で主人公の性癖を認めてくれる女性が現れます。
「何だかよく判らないけど頑張りましょう」と言われ主人公は救われるのです。

この部分はちょっとよくないですか?
だって自分が恥じてる部分をありのままに伝えて、それを認めてくれる女性が現れるんですよ!

しかもその女性を演じていたのはエド・ウッド監督の本当の恋人なんですよね(^^)
実際にエド・ウッド監督も女装癖があってかなり奇異の目で見られてたみたい。
まぁそういうのもあって二人は最後に別れちゃったみたいなんですけど(^^;)

この映画はタランティーノ監督やディヴィット・リンチ監督も好きな作品だとか。
たしかに独特のシュール感はちょっと「イレイザーヘッド」にも通じる所があります!

エド・ウッド監督の作品には他人になんて言われようとも作品を作り続けるパワーを感じます(^^)



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ティム・バートン監督の「エド・ウッド」を先に見ておく事をオススメします(^^)
これを見た後、エド・ウッド監督の映画を見たらちょっと感動しますよ!