ぽちぽちと準備 まずは移動手段の検討
シャルル・ド・ゴール空港に到着するJAL便はターミナル2Eに到着する。
さてそこからは、バス、電車、タクシー、ハイヤーの予約の中から選択。
スーツケースを抱えたおとな女子4人、悪童のおかげでロシア上空が飛べず
14時間半のロングフライトを考えると、本来ならさっさとタクシーで
ホテルに入りたいところ。市内までは料金固定制で55€で行くらしい。4人なら
バス代と変わらない。まずはこれが第1の選択肢。
ただだよ、1名はフランス語が若干わかるが、超久々のパリだということだし、
地理も不案内。まあ、4人組だし襲われる危険はないけど(笑)
ふっかけられる危険ある? 空港着いてのいきなりタクシーは何となく怖い気も。
とはいえ、エージェントを通した予約配車は高い。
タクシーは基本は3人まで。4人+スーツケース4つだと大型車しか乗れない。
まあ、そこは空港のこと、タクシー乗り場まで行ってちょっと待てば係員さんが
手配してくれるはずだが……。
第2の選択肢としてはオペラ地区のホテルまで行く「ロワシーバス(Roissybus)」。1人旅ならこれかな。
このバスの運行は、ターミナル3→ターミナル2Bー2D→2E-2F→2A-2C→1
と回り、そこからオペラ座まで直行。ただ、私たちの着く2Eは空港の真ん中、しかもスーツケースは自力で車内に持ち込み、かつ荷物置き場も十分ないらしい。 むむむ?乗れるか?
このバス、検索すると最近はかなり混んでいるという。ターミナル3で既に乗客が乗った状態で到着する。1時間立ってパリとか、スーツケースが不安定な状態で押さえて市内までっていうのはきついよね。ただ、バスは15分おきぐらいには来るらしいから何とかなるのかな。
料金は片道16.20€だけれども、「Navigo Easy」というフランス版Suicaを使うと
14.15€。 パリでの移動はまずはこのICカードをゲットすることから始まる。
と思ったら、なにやらNavigo Easyよりコスパのよいものがあるらしい。
その名も「Navigo Semaine」、月曜日開始で日曜日までの1週間が乗り放題に
なるチケット。メトロ・路線バス・鉄道・トラム、モンマルトルの丘のケーブルカー
まで全て乗ることが可能。ならばモンサンミッシェルへ行く以外はこれだけでOKってことか……。
おっと、私たちのスケジュールは月から月、残念ながら最終日に空港に向かう
ためにはチケットを買わねばならない。残念。最後はホテルからタクシーだな。
Navigo Semaineの料金は€30.75、これにICカード代が€5、合計€35.75。
空港ーオペラは€16.20€(Navigo Easyにチャージする場合は€14.15+カード€2)
ベルサイユ宮殿までは往復€8.3 これで約€24
このほか、1乗車券が2.15(10回券なら17.35)
うーん。空港までの片道しか使えないけど、市内は徒歩も多いとはいえ、
1週間使えば元は取れそう。なによりどんなチャージをするか迷う必要もないし、
チャージ機の前でお財布を出す必要もない。安全第一。写真付きのカードだから
持って帰ればいい思い出の品にもなるよね。
ということで、
「第1課題:Navigo Semaineをシャルル・ド・ゴール空港でゲットせよ!」
ところがだよ、このICカードをgetするのは時間がかかりそう。
①ターミナル2Eに到着 荷物ピックアップ 入国審査
②train、RERを目指す。PER乗り場手前のホールにNavigoパスの購入窓口あり
③パスが買えたら来た道で降りてきたエスカレーターを上がり、歩く歩道の手前でCDGVAL(シャルル・ド・ゴール・ヴァル)乗り場に降り(無料4分毎に運行)1駅目のRoissyPolで下車。標識に従ってロワシーバス乗り場に行く(飛行機とエッフェル塔を組み合わせた赤いロゴが目印)
ターミナル2に戻らず、わざわざターミナル3のロワシーポールに行くのは、
参考にさせてもらった旅行ブログサイト「タビリオ」によるとそこがバスの始発で
確実に座って市内に向かうための裏技らしい。
※事前準備 2.5×3の写真1枚
これをこなしてバスに乗り込むには1時間はかかるよね。
これを買ってバスに乗ることを決断するポイントは、これを旅でのファーストチャレンジとして楽しいと思えるか。
ここで課題達成なら翌朝はチケット購入の手間なく目的地にgo!できる。
でも、ロングフライトで疲れてる?
時間短縮でやっぱりタクシーを選択、さらに観光バスを使うならチャージでいいかな? 要検討。
参考: