3月9日にFP-RECO社の設立一周年記念イベントで、全国のご当地FPが集って開催されました「全日本FPセッケー選手権大会」に、栃木県のご当地FPとして参加してきました。

$他では聞けない保険の話 ちょっと違う角度から・・・
$他では聞けない保険の話 ちょっと違う角度から・・・
他では聞けない保険の話 ちょっと違う角度から・・・
ハチマキをしてジャージを着たりして体育会系のノリですが、中身は真面目ですニコニコ


さて、自動車保険や火災保険の契約をする時に、『自分にはどのようなリスクに対してどのような補償が必要なのか?』をじっくりと考えたことはあるでしょうか!?
代理店がお勧めした内容でそのまま契約していないでしょうか!?
それがその人にとってベスト・プランならそれでよいのですが、本当に必要な補償と不要な補償を選別して保険契約をすることが重要なポイントです。

選手権大会ではセゾン自動車火災保険の見積もりサイトを使って自動車保険と火災保険のマイベスト・プランを考えてみました。
セゾン自動車火災保険の見積もりサイトでは、どのような補償をつけたら保険料はいくらになるのか?
が非常にわかりやすく表示されますので、費用対効果[補償(効果)に対する保険料(費用)]を考えながら、自分のニーズに合った保険設計が可能です。

自動車保険でも火災保険でも、まず自分自身にはどのようなリスクとその大きさと可能性がどの程度なのか?を考えてることから始めます。
もしも事故が発生したら、どのくらいの損害になるのか?(リスクの大きさ)、またそれはどのくらいの頻度でおきる可能性があるのか?(リスクの頻度)を考えるのです。
リスクを分析できたら、それに備える手段を考えます。
貯蓄や緊急予備資金等の自力では賄いきれない大きな損害が発生した場合に、保険で備えておくのが一般的な考え方になります。
保険は事故が発生する可能性(頻度)は少ないが、発生したら大きな損害になる可能性がある補償に対しては保険料は高いものではありません。
例えば自動車保険の対人賠償事故では、万一死亡事故を起こしてしまったような場合に何億円もの賠償が必要になる可能性がありますが、それに対して無制限の補償をつけても保険料はそれほど高いのもではないのです。
一方少損害の事故が頻繁におきる補償については、保険料が高くなります。
例えば、自動車保険の一般の車両保険では、軽微な接触でも車両の修理代が補償されます。
事故頻度の高い車両保険に加入すると、保険料は高くなります。
保険は相互扶助の考え方を基本に純保険料(保険金として支払うための保険料部分)が決まります。
全体の保険料から、事故をした人の保険金を出して収支のバランスをとっているので、契約者全体で事故が多い補償部分の保険料は高くなるのです。
運転に慣れた無事故の人はリスクが少なく、運転に慣れない人はリスクは高いとも言えます。また、普段から安全運転に心がけることや、体調が悪い時には運転しないなどの対策でリスクは軽減できます。
車両のリスクは自助努力で回避できると考えれば、車両保険は入らないという選択もありです。

どのようなリスクにも保険に頼ったら、保険料が高額ななります。保険に加入する場合には、必要な補償とそれに対する保険料との兼ね合いで、保険で備えるのか、それとも保険に頼らずにリスクを軽減するのかを考えることが大切だと改めて感じましたひらめき電球

次回は、自動車保険、火災保険それぞれのベストプラン設計のポイントについて具体的に解説したいと思います。