先日は首里城の火災の速報に

驚き、信じられず

夢なのか?と頬をつねり

痛みを感じると、胸も痛くなりました。

 

現実であることを受けとめるまで

少し時間がかかりました。

 

首里城は移住した当時から思い出がたくさんある場所です。

 

家から首里城が眺められる場所に10年ほど住んでいたので

色々と流れてくるニュースを見て寂しく、悲しくなりました。

大切な人を突然失ってしまったような気持ち。

 

県内の新聞に火災の写真が掲載されていましたが

あまり見たくなくて開けませんでした。
 

戦争で焼失して、長い年月をかけて

たくさんの人が関わり、たくさんの知識・技術の集結

沖縄の復興とともに歩んできた首里城。

 

「太陽を染める城」という本を少し読んだことがあります。

 

復元されたばかりなのに…

どうして…と考えてしまいます。

 

火は私たちの生活に欠かせないと同時に

一瞬で全てを焼き尽くしてしまう恐ろしさをあらためて知りました。

 

まだ原因は調査中とのことですが、一日も早い首里城再建を心から願います。

 

そして一昨日、沈んでばかりいてもしょうがない

私にはどんなことができるのか

首里城を想い、首里を歩きました。

 

龍潭池の近くはまだ焦げた匂いが残っていました。

達磨寺のある通りから崎山町の馬場通りに向かうと空気が変わり、甘い香りが漂っていました。



11月でもサガリバナが見れるとは!

とても神秘的で美しい花、蕾もたくさんついていました。

これからもっともっと花開くのでしょうね。





サガリバナの花言葉は「幸福が訪れる」

 

不思議と手を合わせたくなるような気持になりました。

 

時間がかかるかもしれないけど

また美しい首里城に会えることを

信じています。