[あなたしかできない子育てを]

 

 1万人の子どもと関わった保育士 

        らくらく子育て術アドバイザー

         『  ふ  み  え  』です。

 

    出会った1人ひとりのママに

 “今 あなたに大切なこと”を本音で伝えます。

 

 


 

No.886

 

<シリーズ>  No.5

「ちょっと聞いてよ、この悩み」

 

今回も私の尊敬する師匠である

【富田富士也先生】の著書紹介から

 

「いい子」に育ててはいけない』

くだらない話ができる子ほど輝いている

             (ハート出版)

 

富田先生の著書を読んでいて

気づきのあった文面を紹介します。

 

 

人とやりとりするからには

相手から傷つけられる危険性が

ゼロとは言えません。

 

 

 

傷つくリスクを背負ってこそ

癒されるチャンスとめぐりあえるわけです。

 

 

でも

幼い頃から、人間関係のやりとりが

少ない環境に育つと

 

傷つくことを極端に

おそれてしまいます。

 

 

傷つく前に「霧の中」に逃げ込んで

相手からの声かけを待つ

という受け身をとるように

なってしまうのです。

 

 

自分が気に入らなければ

霧の中から拒否すればいいだけのこと。

 

 

自分は傷つくことはありません。

 

 

母親に対しても

先生に対しても

健気にも「いい子」でいようとするのです。

 

 

「いい子」でいるよりも

「甘えられる子」になってほしいと

   思います。

 

 

「いい子」でいようとするから

疲れるのだと思います。

 


「いい子」であろうとするから

なかなか言葉や態度で

素直な気持ちを相手に伝えにくい

のではないでしょうか。

 

と富田先生はおしゃっておられます。

 

 

*下記の中学生の心からの叫びを

    自分の気づきとして

    捉えていただけますように。

 

 

・ー・ー・ー・・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

 

「ちょっと聞いてよ、この悩み」という

   中高生のつぶやきの紹介です。

 

これは富士田先生の講演会を

聴いての感想です。

 

富田先生から

「気づきの援助として役立ててください」

   とあります。

 

 

第5回の今日は中学1年男子と女子

 

【ちょっと聞いてよ、この悩み】

 

(中1男子)

 

親は、子どもにウソついてもいいんですか?

 

うちの両親は

いっつも、昔はとてつもない苦労をしたとか

苦労して大学を出たとか言う。

 

 

でも、親戚のおばさんから

大学は中退だと聞かされた。

ウソやったんです。

 

 

ちょっと自分としてはショック。

中退したことじゃなくて

ウソついていたことが、ショック。

 

 

でも、自分から両親に

聞こうとは思いません。

 

 

いつか

そのうちに両親が言ってくれると

思うから・・・・・・・

 

 

両親は苦労話の後に

「おまえもがんばれ」とよく言いますが

 

自分としては、自分なりの精一杯

がんばっているつもり。

 

でも

「あんたは、努力することが

嫌いなんじゃろう。どうしようもないなぁ」

 

と言われてしまうと、がっかりする・・・・・

 

 

 

 

(中1女子)

 

私が小学生のころです。

 

母親が仕事をはじめるようになり

母親はとても忙しくなりました。

 

私はとてもさみしくて

だから「いい子」になろうとしました。

 

 

「いい子」だと

母親が自分のことをほめてくれるし

振り返ってくれたから。

 

 

でも

それは最初だけで

母親はわたしの「いい子」に慣れてしまって

自分のことを気にしなくなってしまった。

 

 

そんな母に

私は心からイライラしてしまいました。

 

 

母親に甘えたい気持ちを持つのは

自分がまだ子どもだからと思い

がまんしていました… …

 

 

***************

 

素直になれる カウンセリングマインド

『気づけてよかったね、

     うん、よかった』

 

♡富田富士也先生の詩集より♡

 

「それだけ」

 

親や先生に

子どもたちが

求めているのは

 

 

 

「光のあたる自分ばかりではなく

 

    陰の自分を語ってよ」

 

ただそれだけ

 

 

 

 

「こどもは親の背中を見て育つ」とは

 

そんな

悲喜こもごものことなのでしょうね。

 

 

 

 

 

🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀

 

*今回も*

私の尊敬する恩師「富田富士也先生」の本を

参考に載せています。

詳しく知りたい方はぜひご購入してくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

****************
何でも気軽にご相談してください
下記をタップしたらつながります。