[あなたしかできない子育てを]

 

 1万人の子どもと関わった保育士 

        らくらく子育て術アドバイザー

         『  ふ  み  え  』です。

 

    出会った1人ひとりのママに

 “今 あなたに大切なこと”を本音で伝えます。

 


No.882

 

今回からまた

新しい内容を始めます。

 

題して

<シリーズ>

「ちょっと聞いてよ、この悩み」です。

 

 

今回も私の尊敬する師匠である

【富田富士也先生】の著書紹介から

 

「いい子」に育ててはいけない』

くだらない話ができる子ほど輝いている

             (ハート出版)

 

富田先生の著書を読んでいると

こんな文面に心揺れた。

 


親と子は、人間関係の基本です。

それも近い関係ゆえ

もっとも距離感の難しい関係です。

 

「離れていると恋しくて

近づきすぎると、うっとうしい」のが

親子関係でしょう。

 

それだけに

親子関係の“間”の取り方が

その後の対人関係のベースになるのです。

 


いつも主従関係では

人間関係は良好にはいきません。

 

 

(こんな文面も・・・)

大切なことだと思いました」

 

 

子どもが何歳になっても

親は親であり続け、気になる存在として

いつも、わが子をみているのです。

 

 逃げられない関係だから

最悪の状態でも子は親に絶対

見捨てられないと信じて

 

やすらかに成長し

親の前では無防備になれるのです。

 


そして

親がわが子に対して

ときに混乱して、髪ふり乱してしまうのも

「逃げない」と覚悟したからです。

 

だから

 

わたしは親が取り乱して子に対してしまうのも

また尊い姿と思うのです。

 

 

 

品よく他人事でいられる関係なら

混乱するわけがないし

当たり障りなくいられるのです。

 


それが親子関係だったら

 

子は親にいつ捨てられてしまうかと思い

心配で防衛的になってしまいます。

 


そこで

もう一つの真実がみえてきます。

 

 

 親にとって

子どもの前途が親の前途になるのです。

 

だから親が子に

「お前のために叱っているんだよ」

  と言いますが

 


あれは

本音のところ親のために叱っているのです。

 


親は子に心配かけてほしくない

上手に育ってほしいと思います。

 

 

そしてわが子に

「いい子」になってほしいと願いつつ

子育てに没頭します。

 

 

この一途さが「いい子」を

ときに強迫的につくりあげ

 

のちに互いの関係にゆがみを

起こしたりするのです。

 

 


「子を想う親の思いの深さが

ときに押しの強さになる」というわけです。

 

 

子どもは親の期待を一身に背負い

健気に育ちます。

 

そして・・・

 

ふと、親と子が立ちどまると

願いとは大きく違った現実に

直面していることに気がつくことがあります。

 

「そんなはずじゃなかった」と

親も子もあわてます。

 

親子、家族が互いに弱音を言える

肯定的関わりが必要です。

 

一途になりすぎて

互いにいわゆる強迫的親子関係を

つくってしまうことは寂しいです。

 

 

ここからは

「ちょっと聞いてよ、この悩み」という

   親子のつぶやきの紹介です。

 

これは富士田先生の講演会を

聴いての感想です。

 

富田先生から

「気づきの援助として役立ててください」

とあります。

 

 

第1回の今日は中学2年生女子から…

 

【ちょっと聞いてよ、この悩み】

 

わたしはかなり人づきあいがいいほうだと

思います。友だちから相談されることも

しょっちゅうです。

 

そういう時は、腰を落ちつけて

聞くようにしています。

 

ウンウンとうなづくだけでも

疲れるものです。

 

ついつい「それは違うよ」とか

「こうすれば」と言いたくなってしまうので

それを抑えるのに苦労するのです。

 


だから、

ときには私の話も聞いてほしいのですが

だれも、聞いてくれない、というか

私自身話せないのです。

 

「だれか、わたしの話を聞いて!」と

こころで叫んでいるのに

だれも気がついてくれません。

 

気がついてくれる友だちがあらわれるのを

待っています。

結構、ワクワクしながら

「だれが気がついてくれるだろう」と

待っています・・・・・・・

 

 

さいごに

素直になれる カウンセリングマインド

『気づけてよかったね、

     うん、よかった』

 

♡富田富士也先生の詩集より♡

 

「子育て」

 

泣いていいのか

 

笑っていいのか

 

楽しいのか

 

悲しいのか

 

子育てって

 

おもしろいですね

 

 

 

 

 

 

 

🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀

 

*今回も*

私の尊敬する恩師「富田富士也先生」の本を

参考に載せています。

詳しく知りたい方はぜひご購入してくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

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