[あなたの子育てを楽にしたい]
1万人の子どもと関わった保育士
現在も親子と一緒に楽しんでる
オッティーママこと尾尻文枝です。
出会った1人ひとりのママに
“今 大切なこと”を伝えています。
No.608
「怒りの正体とは?」
怒りが生まれるのは
⇒自分の理想や信念が
裏切られたとき
子育てにおいては
こんな時に怒りが生まれるのでは?
*「子どもはこうあるべき」という
理想や教育方針
*「親はこうあるべき」という立場や
威厳が保てないとき
どうですか?
思い当たりますか?
★怒りが大きくなる原因は?
現実から目を背けて
「べき」に執着してしまうと
相手が悪いように感じるからです。
自分がどんな「べき」で怒っているかを
考えてみることで
↓
・子どもに理不尽なことを望んでいないか
・自分の理想を押し付けていないか
などのことに気づき
見直すきっかけになります。
また
子どもの悪ふざけも
「無邪気だな」と
笑って流せる日もあれば
「いい加減にして!」と
怒りたくなる日もあります。
特に
・忙しいとき
・体調がすぐれないとき
そんなときは
子どもの失敗や悪態に
いっそう怒りが大きくなる時です。
これは
自分の心の状態が
怒りの燃料になっているからなのです。
ライターでたとえると
燃料=自分の負の状態の心
「べき」=着火石
負の感情があふれているときに
↓
子どもの行動が自分の「べき」に反すると
↓
静かに注意できずに
大きな怒りの炎に変わってしまいます。
<感情コントロール法>
感情=心のコップにたとえます
心のコップがいっぱいになっていると
誰だって怒りやすくなります。
そこで
日頃から心のコップの水がいっぱいに
ならないようにしておくことも大事ですが
心のコップの水を抜くための方法を
紹介します。
①身体リラクゼーション
*有酸素運動
(ジョギング・水泳・ヨガ・ストレッチ)
をすることで
いい精神状態を保つことができます。
(✖激しい運動はリラックス効果がない)
一定以上の時間行うと
脳から「幸せホルモン」とも呼ばれる
化学物質のセロトニンが放出されるので
ストレスを緩和しリラックスすることが
できます。
*笑顔を作ってみることも効果があります。
②ハッピーログ
*嬉しかったこと・楽しかったことを
できるだけ多く出してみます。
どんな小さなことでもすべて
書き出してみましょう。
子どもができるようになったこと。
美味しいものを食べたこと。
行く道の信号が全部青だったこと。
など
★怒りやすいときは
嫌なことにばかり意識がいってしまい
身の回りにあるいいことを見落としがち。
小さないいことに意識的に目を向けることで
ポジティブ目線になれます。
嬉しいこと、いいことは
何度も繰り返し考えたり
紙に書いて意識的に
心にとどめることで
心のバランスが取れます。
➂気分転換できるものを用意する
・アロマを焚く
・子どもの笑顔の写真を見る
・もっと小さいときの動画を見る
など
1,2分でも気分がよくなるものを
用意しておくといいでしょう。
子どもが描いてくれた絵
子どもの手紙を見るなどして
愛情を確認するのもいいですね。
あなたの心のコップが
ネガティブな気持ちで
いっぱいにならないように
日頃から」水を抜いていく習慣が大切です。
心のコップは
プラスとマイナスの感情で
バランスが取れます。
楽しい・幸せといったプラスの感情を
たくさん心に取り入れて
怒りやすい状態から解放されましょう。
<本のご紹介です>
良かったら読んでみてくださいね。