[あなたの子育てを楽にしたい]
1万人の子どもと関わった保育士
現在も親子と一緒に楽しんでる
オッティーママこと尾尻文枝です。
出会った1人ひとりのママに
“今 大切なこと”を伝えています。
「会話してる親子に見える雲」と思うのは私だけ?
No.405
今回は、質問14項目にチェックして頂いた
「あなたのサポートすることは?」の
結果発表をします。
それでは、ご自分がチェックした数を
もとに、どのタイプかを確認してくださいね。
★Aタイプの方は・・・
●Q1.Q2ともに
4つ以上の方です。
★Bタイプの方は・・・
●Q1が4つ以上
Q2が3つ以下の方です。
★Cタイプの方は・・・
●Q1が3つ以下
Q2が4つ以上の方です。
★Dタイプの方は・・・
●Q1Q2ともに
3つ以下の方です。
あなたはどのタイプでしたか?
子どものタイプに合わせて
どのように声をかけるのが
ベストかを確認してくださいね。
A 遊んだり食べたり
「集中力散漫」タイプ
*好奇心旺盛な子どもさんです。
いろいろなことに興味を持ち
元気に行動するタイプです。
*気になることがあると、そちらに目が
向きがちなので、食事中、テレビに
夢中になったり、おもちゃで遊び出すなど
集中して食べられないときが
あるかもしれません。
*味わって食べることや食事マナーを
身につけることができなくなる
可能性があります。
★テレビを消す・おもちゃを片付けるなど
食事に集中できる環境を作ると同時に
食事に興味を持たせる言葉がけをしましょう。
<クイズ>をしてはどうですか?
「ハンバーグの中には何が入っているでしょう?」
「この玉ねぎはどこでうまれたでしょう?」など
遊びを取り入れる工夫をしていけば
落ち着いて楽しく食べられるように
なるはずです。
【ポイント】
食事に興味を持たせて
楽しく食べさせてあげましょう。
B 食べさせてくれるのを待つ
「甘えんぼう」タイプ
*繊細な子どもさんです。
あなたや先生の言うことを
きちんと聞けるタイプです。
*優柔不断な面があり、あまり自己主張も
しないタイプなので、食事を促されてから
手をつけたり、食べさせてくれるのを
待っていることがあるのではないでしょうか。
*そんな子どもさんに対して
ついあなたが食べるものを決めたり
食べるのを手伝ったりしていると
1人で自主的に食べる力が身に
つかなくなるかもしれません。
★「どれが食べたい?自分で取ってごらん」
など子どもさんの気持ちを聞きだし
自分から進んで食べられるような
声かけをしましょう。
★自分で選んで食べる楽しさや満足感を
積み重ねていくうちに、子どもさん自身で
食事のリズムを持てるようになり
主体性も育っていきます。
【ポイント】
自ら進んで食べられるように
主体性を育てましょう
C あれ嫌いこれ嫌い
「わがまま」タイプ
*自分の意見をしっかり持っている
子どもさんです。
周囲に対して気持ちをはっきり
伝えられるタイプです。
*イヤなものはイヤという思いが強いため
食事中は好きなものだけ食べ
苦手なおかずは手をつけないことが
あるかもしれません。
すると
栄養バランスが崩れる心配が出てきますし
食事を残してしまうことになります。
★苦手なものを残したら頭ごなしに叱らず
まずは「これ嫌いなんだね」と気持ちを
受け止めましょう。
そして
「でも、ニンジンは○○ちゃんの体を元気に
するんだよ。だから食べて欲しいな」等と
食べてみようという気持ちになれるような
言葉がけをして、食べられたら
たくさん褒めてあげてください。
これを続けていけば、美味しさの発見ができ
好き嫌いも減っていくでしょう。
【ポイント】
無理強いせずに、食べたい
気持ちを引き出しましょう
D ゆっくりモグモグ
「マイペース」タイプ
*おおらかな子どもさんです。
周りに惑わされずに落ち着いて
行動できるタイプです。
*食事中周囲の状況がどうであれ
いつまでものんびり食べていることが
あるかもしれません。
*その姿にあなたはつい「早く食べなさい」
と急がしたくなるはずです。
★集団生活を送る上で支障がでる場合も
あるので、タイムリミットを設けて
食事を時間内に終わらせられる
ようにしましょう。
★「時計の針が3になるまでに
ごはんを食べよう」
と終わりの時間を確認させ
早食いや丸のみをしていないかに気をつけながら
「ちゃんと食べてるね」「すごい」
「あと半分だよ」とフォローしていきます。
★適切な時間で食べられるようになれば
周りの人の時間も大切にでき
協調性も育まれていくことでしょう。
【ポイント】
適切な時間で食べられる
ように誘導しましょう。
いかがでしたか?
子どもさんにあてはまっていましたか?
「あ そうそう」とうなずくところも
あったのではないでしょうか?
決してこの結果は
いい悪いと決めるものではなく
★子どもさんの良さ★を大切にしながら
サポートする方法をお伝えしました。
子どもさんのタイプに合わせて
ベストな声かけを実行してくださいね。
あなたの子どもさんと良さ=個性は
自慢するところですよ。
次の言葉を常日頃から口にしてください。
「あなたは素敵!」
「あなたのこと大好きだよ!」
私は子育てカウンセラー協会の
子育てマスターインストラクター
(子育てアナリスト)
としても活動しています。
私たちの協会理念を最後に送ります。
『できないことに×よりも
そのままのこの子に花マルを!』
✦お母さんの関わりで
子どもがよい方向に向かいますように。